この記事では「食費を節約するために1日2食をおすすめする理由」をご紹介します。
※1日2食にすれば単純計算で食費が3分の2になります。現在月3万円なら月2万円に。
ぜひ参考にしてみてください。
食費の節約は「質を落とす」こと?
食費の節約というと、多くの方が「食材の質を落とす」方向で考えがちです。
一番安い卵にしたり、外国産の牛肉を選んだり、不健康な油を買ったり……。
このような「食材の質を落とす」方向の節約はおすすめしません。
安いものには安いなりの理由があり、健康を差し出してお金を得ているも同然だからです。
将来の健康や医療費を考えたときに、「質を落とす」節約が賢明でないのは明らかでしょう。
炭水化物でお腹を膨らませるのをやめる
同様に「炭水化物ばかり」の食事も避けるべきです。
炭水化物は野菜や肉よりも安価で手に入りますが、栄養が少なく糖分が多いため、たくさん食べるメリットはありません。
野菜や肉を減らしてパンや麺を増やせば、たしかに食費は節約できます。
しかし炭水化物過多の食事も、健康を差し出してお金を得る行為に等しく、けっして褒められたものではないのです。
1日2食で食費を節約する
「食材の質を落とす」のではなく、「食事の回数を減らす」ことでも節約は可能です。
1日3食を漫然ととっている方も多いでしょう。
あまりお腹は空いていないけどお昼になったから食べる、そんな生活をしていませんか?
1日3回の食事をとるようになったのは江戸時代からです。
それまでの日本人は1日2食で過ごしていました。
たった数百年で人体構造が変わることはなく、現代人が1日2食にしたところで、なんら問題はありません。
現代人も1日2食でじゅうぶんです。
1日2食でパフォーマンスが落ちる?
「3食きちんと食べないとパフォーマンスが落ちる」と考える方もいるでしょう。
本当にそうでしょうか?
林修の場合
東進ハイスクールの林修先生は1日1食ないし2食で、予備校講師業、タレント業および数多の講演会をこなしています。
林先生曰く「現代人は食べ過ぎている。ほとんどの人間が1日3回も食事をとる必要はない。3食もとったら太るのは当然」とのことです。
前澤友作の場合
ZOZOの前澤元社長も、昼食を抜いた1日2食で生活しています。
「お昼ご飯を食べると眠くなるから」なんだとか。
パフォーマンスを下げないためにあえて昼食を抜いているわけですね。
中島らもの場合
作家の故・中島らも氏も夕食しかとらず、1日1食で執筆活動を行なっていました。
第一線で活躍する人々でさえ、1日3食もとっていないのです。
我々は食事を減らしてパフォーマンスが落ちることよりも、食べ過ぎによるパフォーマンス低下を心配したほうが良いのかもしれませんね。
私自身は朝食をとらず1日2食で生活していますが、 とくに問題は感じていません。
あなた自身はどうでしょう。
本当に3食欠かさずにとる必要があるといえるでしょうか?
健康的な節約術
1日2食は健康的な節約術です。現代人は食べ過ぎているのです。
健康を守るためにも、お金を守るためにも、食事の回数や量を減らしてみてはいかがでしょう。
ビールを発砲酒に変えたところでたいした節約にはなりません。
食費を大きく削るには、思い切って食事を減らすのがもっとも効果的だといえます。
1日2食にする前にやめるべきもの
1日2食にしても、頻繁に外食や間食をしていては意味がありませんね。
1日2食生活を始める前にやめるべき習慣をご紹介します。
外食
自炊にくらべて外食は高くつきます。
調理をする人間の人件費が料金に含まれているからです。
しばしば外食をしている人は、まず外食をやめるように心がけてみてはいかがでしょうか。
コンビニやスーパーで買う弁当も同様です。
割高かつ不健康なので、スッパリ手を切って自炊することをおすすめします。
お酒
「お酒を飲まないとやっていられない」という人もいるでしょうが、普段アルコールを口にしない立場からすれば、必要性を感じません。
高い酒税を払うのが賢明であるとは思えず、個人的にお酒はカットすべき対象のひとつです。
嗜好品
節約をする上では、お菓子やジュースなどの嗜好品も控えるべきです。
人体にとって無益な油や化学調味料を摂取したところで、いいことなど何もありません。
嗜好品を排除することは、家計だけでなく健康にとっても有益なのです。
日常的にお菓子やジュースを口にしている場合は、これらをやめるだけで食費を5〜10%程度下げることができるのではないでしょうか。
まずは外食、お酒、嗜好品に使う金額を見直してみてください。
完全にゼロにするとストレスが溜まるかと思いますので、まずは少しずつ減らしてみることをおすすめします(やがて必要性を感じなくなったらゼロへ)。
まとめ:食事を疎かにしない
1日2食の節約術は「空腹を耐え忍んでお金をケチるススメ」ではありませんし、食事などどうでもいいといいたいわけでもありません。
むしろ食事の回数を減らして質を上げることで、お金と健康を守る節約術です。
炭水化物ざんまいの食事を1日3回とるよりも、1日2回の食事でじゅうぶんな野菜とタンパク質を摂ったほうが、はるかに健康的ですし、パフォーマンスも向上します。
1日2食では空腹に耐えられないという方は、ぜひバターコーヒーにMCTオイルを入れて飲んでみてください。
食事をせずとも、空腹感を避けることができますよ(バターコーヒーの詳細は上の『最強の食事』を参照ください)。
おまけに健康的な体へと生まれ変われます。
食材の質を落として節約するのではなく、ぜひ食事の回数を減らして節約に励んでみてはいかがでしょう。
1日2食の節約術は食べ過ぎている現代人にピッタリです。
以上、食費を賢く節約するために1日2食にすべき理由でした。
あなたもお金を増やして脂肪を減らしませんか?
なお、節約したお金はモノではなく経験に使うのがおすすめです。
ペットボトル飲料を買わない節約術に関して、当サイトにはこんな記事があります。