青汁1杯だけで生きる『「食べない」生き方』を読んだ感想

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衝撃的な本を読んでしまいました。

 

この記事では『「食べない」生き方』を読んだ感想を書いていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『「食べない」生き方』の感想

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なにが衝撃的かというと、本書の著者である森美智代さんが1日1食しか摂っていないことです。

しかもその1食でさえ、青汁1杯のみ。

1日およそ50キロカロリーの生活を17年間つづけているんだとか。

 

読んだとき、私の頭には「餓死」の2文字が浮かびましたが、著者の写真を見る限りではむしろふっくらとしていて健康そうです。

実際に健康そのものなんだとか。

 

1杯の青汁を「飲んでいる」だけなので、まさに「食べない」生き方であるといえますね。

 

日本人は食べ過ぎている

本書はただ「1日1食で生きられる自慢」が綴られているわけではありません。

食事を見直すことで人生を見つめ直そう、という著者のメッセージが込められています。

 

著者曰く、日本人は働き過ぎ。そして多くを求め過ぎ。

だから食を見直して、「もっともっと」という生活習慣そのものを変えていくべきだと説きます。

 

本書を読んだからといって「よしおれも1日1食にしよう!」などとは思いませんが、暴飲暴食をやめようという気にはなれました。

柿の種を食べすぎているので。

 

1日3食は必要ない

個人的にも1日3食は必要ないと思っていて、1日2食の生活をつづけています。 

ですので、「もっと少なく」という著者の考えには共感できるところが多々ありました。

 

ろくに体を動かしておらず、それほどお腹も空いていないのに、ただ「時間になったから」という理由だけで1日3食をとっていませんか? 

もし自分自身に思いあたるところがあるのなら、食事の回数を減らしてみるのもいいかもしれません。

 

1日1食は難しいものの、1日2食であればわりとすんなり移行できますよ。

お金の節約にもなるのでおすすめです。

 

 

ちなみに、本書のなかには「1日1食は聖者の生活、1日2食は人間の生活、1日3食は獣の生活」だと書かれていました。

 

 

食糧は偏っている

私たち日本人にとって、食べ物があるのはふつうのことです。

スーパーやコンビニに行けば、いつでも美味しい食料が手に入る。

 

ですが、世界に目を向ければ飢えに苦しむ人々は多く存在しており、われわれ日本人はかなり恵まれた環境にあるということができます。

 

著者は「お金のある人は食べ過ぎて病気になる。貧乏な人は飢えて死ぬ」と本書のなかで述べていました。

なんとも極端な2つの事象が、世界では実際に起こっているんですね。

食料は有限です。お腹が空いていないにもかかわらず摂っている現状について、真剣に考えるべきなのかもしれません。

 

本書を読んで私は、もうちょっと柿の種の摂取を控えようと思いました。

 

あなたは信じますか?

そもそも著者が1日1食であるということが「信じられない」人もいるでしょう。

どうせ隠れて食べているに決まっている、などと疑ったり。

 

私は著者が1日1食、しかも青汁1杯のみであることを疑ってはいません(腸内細菌が牛に近いものに変化しているから生きられるのだとか)。

がしかし、列挙された断食のメリットのなかには、信じられないものが含まれていました。

 

たとえば「断食をしてからオーラが見えるようになった」だとか。

どうやら著者は断食をして超能力を得たそうです。

著者の意見や考えにはおおよそ賛同していたのですが、このあたりだけは眉唾でしたね。

 

ちなみにオーラは人間だけでなく、野菜も発しているそうです。

 

まとめ

1日1杯の青汁だけで生活している森さんは、鍼灸師として働いています

仕事をしていながら青汁だけで生活できるとは驚きです。

それもこれも、長い年月をかけて徐々に食事を変えていき、腸内細菌を変化させていった賜物なのだとか。

 

著者が1日1食を始めたきっかけなど、詳細を知りたい方はぜひ本書を読んでみてください。

食事を減らすメリット(睡眠時間が短くても済むなど)についても詳しく書かれています。

もちろん、他人のオーラを見てみたいあなたにもおすすめです。

 

「食べない」生き方

「食べない」生き方

 

以上、『「食べない」生き方』を読んだ感想でした。