『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』を読んだ感想

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

お金持ち系の本には2種類あります。

著者自身がお金持ちのケースと、お金持ちにたくさん接した経験をもつ著者のケース。

本書はめずらしく前者です。

 

この記事ではジム・ロジャーズ著『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』を読んだ感想を書いていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』を読んだ感想

f:id:MORIKO:20191102114449p:plain

著者のジム・ロジャーズ氏は投資家です。

そのため本書には、投資にまつわる内容が多く見られました。

 

投資をしている読者にとっては役立つことでしょう。

投資をしていない私にとっては「馬の耳に念仏」状態でしたが。

 

2つ目に運動と睡眠

ジム・ロジャーズ氏が大切にしてきたこととして、2つ目に挙げたのが「運動をしてしっかり寝ること」でした。

60個の大切なことのうち2つ目が、運動をして寝ること。

 

最初に持ってくるということは、それだけ大切だということです。

身体を動かすために、ロジャーズ氏は毎日エアロバイクを漕いでいるといいます(著者がエアロバイクを漕いでいる写真が冒頭にカラーで載っていました。優しそうなおじさんでした)

 

「運動をしてしっかり寝なければ、正しい決断ができない」と著者は考えているのだとか。

睡眠はなんとなくわかりますよね。寝不足でボーッとしていたら、正しい決断などぜったいにできません。

 

ポイントは運動です。

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』という本もあるように、脳を鍛えるには運動が有効だとされているのです。

運動と睡眠。なんとも地味ですが、これが成功の秘訣なのだそう。

 

 

お金で買えるものは自由

愛はお金で買えませんが、自由はお金で買えます

 

著者は37歳でアーリーリタイアを果たし、バイクと自動車で世界中を旅したそうです。

まさに「お金で自由を買う行為」そのものです。とてもうらやましい。

 

アメリカではアーリーリタイアが成功の証とされていますね。

本人は35歳でリタイアするつもりだったらしく、2年遅れてしまったことを嘆いていました。

「37歳ならじゅうぶん早いだろ!」と思いましたが。

 

自由以外に興味はない

自由が欲しくて努力してきたロジャーズ氏は、他のものにいっさい興味がないといいます。

欲しいものは自由だけ。

 

たいていのお金持ちは豪邸に住んだり、高価な腕時計を何本も買ったり、高級車を所有したり、葉巻を吸ったりしがちですが、彼はちがいます。

家に興味ナシ。車に興味ナシ。腕時計に興味ナシ。財布に興味ナシ。服に興味ナシ。自家用ジェットなど言わずもがな。

 

贅沢な暮らしにはまったく興味がなく、移動には自転車を使っているそうです(どうも漕ぐのが大好きらしい)。

 

そんな彼は、娘や奥さんなど「家族と過ごす時間が大事だ」と語っていました。

ある意味では、それこそが最高の贅沢だといえるのかもしれませんね。

 

「なんのためにお金が欲しいのか」が明確だと、大金を手にしてからもブレないようです。

裏返せば、「とにかくお金が欲しい!」という(大半の)人は、お金を手にした途端あれこれ贅沢をしてしまうのでしょう。

私はこっち。即ポルシェを買いに行く

 

まとめ

著者は「大好きなことをやれ。お金は後からついてくる」といいます。

私はこたつで寝るのが大好きなのですが、到底お金がついてきてくれるようには思えません。

 

さて、本書では「投資家」としての意見が多く述べられていました。

投資で成功するための方法も書かれています。

株式投資などに興味がある方は、参考になるのではないでしょうか。

 

とりあえず私は「運動と睡眠」が推奨されていたので、こたつでの睡眠に邁進する所存です。

 

世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60

世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60

 

以上、ジム・ロジャーズ著『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』を読んだ感想でした。