ビジネスファッションで意識していることはありますか?
この記事では、森岡弘、髙橋みどり著『デキる男のお洒落の極意』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『デキる男のお洒落の極意』の要約と感想
まずは本書の要約から。
男性のビジネスファッションについて、お洒落のポイント、センスを磨く方法を解説している。
特徴的なのは、男女それぞれの目線で書かれていること。
男女が考える「お洒落」のズレを知ることができる。
以上がおもな内容です。
スーツを着て働いているなら、なんらかの改善点に気づけるかもしれません。
スーツのサイズは適正か?
たとえばスーツのサイズ選びについて。
「ラクだから」という理由でワンサイズ大きいスーツを買う男性がいますが、これはダメだといいます。
なぜなら、仕事が出来なさそうに見えるから。
(学ランを着ている中学1年生みたいな)
言い換えれば、適正サイズのスーツを着ているだけで、周囲に有能な印象を与えることができるわけですね。
スーツのサイズはどうでしょう?
入学式を終えたばかりの中学生男子みたいな姿になっていませんか?
安物のシャツを着ない
シャツは見た目と値段が比例するアイテムだといいます。
高級なシャツは高級に、安物は安物に見える。
クルマといっしょですね。
軽自動車のブラックと高級車のブラックは、濃度がちがいます。
高級車の黒は、漆黒です。
軽自動車の黒は、退色したかのような黒です。
シャツは、最低でも5千円以上のモノを買うのが必須だといいます。
できれば1万2千円ほどのシャツを買うべきとのこと。
消耗品にどれだけお金をかけるかが、お洒落のポイントなのかもしれません。
あなたはいくらで買ったシャツを着ていますか?
グラデーションコーディネート
本書では「グラデーションコーディネート」なる手法が紹介されていました。
グラデーションコーディネートとは、濃度違いの一色で全身をまとめるコーディネートをいいます。
たとえば、紺、青、水色だけで全身を統一するとか。
グラデーションコーディネートを活用すれば、誰でも簡単にセンスアップできるそうです。
なかでもおすすめは、ブルーのグラデーション。
ブルーでセンスが悪く見える人はいないそうなので、 困ったら寒色系で揃えましょう。
1円もかけずお洒落に見せるなら「姿勢」
高感度を上げる簡単な方法は、姿勢を良くすることだといいます。
姿勢を意識して働いていますか?
猫背にならず、胸を張りすぎず、ちょうどいい塩梅で背筋を伸ばす。
これだけで「仕事ができそう」な雰囲気を放てます。
姿勢については、こちらの本で丁寧すぎるほど丁寧に解説されています。
良い姿勢には、
- 疲れにくい
- 脳のパフォーマンス向上
などのメリットもあります。
ぜひ意識したいものですね。
まとめ
本書はプライベートの服装にノータッチ。
最初から最後までビジネスファッションについてです。
巻末には、カラー写真で複数パターンのコーディネートが紹介されていました。
参考になるかと思います(そのままパクれば間違いない)。
ところで、あなたは何色のソックスを履いていますか?
髙橋氏曰く「ソックスはチャコールグレーの無地一択」だそうです。
チャコールグレーの無地ではない靴下を履いているとしたら、本書のアドバイスは参考になるかもしれません。
チャコールグレー無地のソックスを愛用しているなら、あなたは相当なファッションセンスです。
本書を読む必要はないでしょう。
以上、『デキる男のお洒落の極意』の要約と感想でした。