たとえば、短足かどうかには明確な基準がありません。
「股下70cm以下なら短足だ」といった決まりは存在しない、ということです。
ゆえに、ある人物が短足なのかどうかは、本人や他人の解釈しだいです。
男女のデートもおなじで、「ここまでは遊びで、ここからはデートです」といった線引きはありません。
ですので、デートと捉えるか遊びと捉えるかは、あなたの解釈がすべてです。
デートかどうかを判断するには、何に注目すれば良いのでしょうか。
この記事では、
- 参加人数
- それぞれの恋愛感情
など、「デートと遊びの違い」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
デートと遊びの違いは何か
デートとは、(愛し合っている)男女が日時を決めて会うこと、をいいます。
たとえば、20代男性と70代祖母のランチは、デートには該当しません。
なぜなら、お互いに恋愛感情を抱いているわけではないからです。
男性と祖母が2人で楽しむランチは、「おばあちゃんと孫の食事」と呼ぶのが適切です。
では、上の例とちがってデートかどうか判断しにくい場合、私たちはなにを基準にして、デートと遊びを区別すれば良いのでしょう。
注目すべきは、
- 参加人数
- お互いの恋愛感情
これら2つの要素です。
1. 参加人数は何人?
基本的にデートとは、男女が2人きりで行うものです。
参加人数50名のデートなどまず存在しません。
イメージとしては、バスケットボールの試合がかならず5対5で行われるようなものです。
ですので、
- 男性3人
- 女性3人
合計6人で映画を見に行く場合、これはデートではありません。
デートではなく、そのまま「男女6人で映画を観に行く」と表現するのが適切です。
もしくは、男女3人で遊ぶ場合、これもデートではありません。
たとえるなら、タイヤが3つ付いていたら「自転車」ではないようなものです。
タイヤが3つ付いていたら自転車ではなく三輪車ですし、参加者が3名いたら、デートではなく遊びです。
自分と相手の2人だけで映画や食事、カラオケなどに行く約束をして、ようやく「デートなのか、それともただの遊びなのか」を考えるステージに達します。
男女3人で出かける行為を「デートなのかどうか」と考えるのは、3人で歩いている男女を見て「あの3人は夫婦なのか」と考えるようなもので、ナンセンスだといえるでしょう。
ここ日本は一夫一妻制の国なので、3人の男女が「夫婦だ」などということはありえません。
同様に、男女3人のお出かけが「デートだ」などということもありません。
2. お互いの恋愛感情は?
あなたが男女2人で出かけるとしましょう。
先述のとおりデートの定義は、(愛し合っている)男女が日時を決めて会うこと、でした。
ゆえに、2人が両想いかどうかで「デートかどうか」が決まります。
付き合う前の段階であれば、お互いの感情には4つのパターンが考えられます。
- 自分・好き、相手・好き:デート
- 自分・好き、相手・友達:遊び
- 自分・友達、相手・好き:遊び
- 自分・友達、相手・友達:遊び
このように、4通りのうち「デート」に該当するのは1通りだけです。
あなたが相手に好意を抱いており、かつ相手もあなたを恋愛対象として意識している場合、2人で出かける行為はデートです。
なぜなら2人が両想いで、デートの定義に当てはまるからです。
とはいえ、あなたが相手のことを好きだとしても、お相手があなたをどう見ているのかはわかりません。
恋愛対象として意識しているのかもしれませんし、「ただの友達」としていっしょに出かけるだけかもしれません。
考えてもわからないので、あなたが相手を好きなら、その人物とのお出かけは「デート」という認識で良いでしょう。
いっぽうで、あなたが相手の男性/女性を友達のひとりとしてしか見ていない場合、その人物とのお出かけは「遊び」です。
もしかすると(あなたのことが好きな)相手は「デート」だと思っているのかもしれませんが、あなたは相手を好きではないので、厳密にいえばデートではありません。
ご安心ください。
ただし、思わせぶりな態度をとっていると相手が(自分のことを好きだと)勘違いし、面倒な展開になる恐れがあります。
- 告白される
- 振ったら逆ギレされる
などです。
好意のない相手とは、2人きりで出かけないほうが良いでしょう。
「他にも誰か誘おうよ」と提案すれば、2人きりのお出かけを回避できます。
まとめ
デートと遊びの違いについてお伝えしてきました。
- 参加人数
- お互いの恋愛感情
ポイントはこれら2点です。
男女で映画を観に行くにしても、焼肉を食べるにしても、「2人きりかどうか」は重要です。
あなたと相手のほかにも参加者がいるなら、デートではない、と判断しましょう。
ちょうど、日本では3人以上の夫婦があり得ないのとおなじです。
それから注目すべきが、お互いの気持ちです。
双方が「好き」だと思っていれば、そのお出かけは「デート」です。
出かける2人のうち、どちらか片方でも「ただの友達」として相手に接しているなら、それはデートではありません。
イメージとしては、自転車に2つあるタイヤのうち、どちらか片方でもパンクしていたら「万全」ではないのとおなじです。
タイヤが片方でもパンクしていたら自転車は走れませんし、男女の片方でも「ただの友達」として見ていたら、デートとは呼べません。
デートと遊びの境目はわりと曖昧で、すべてはあなたの解釈しだいです。
好きな人と2人きりで出かけられるなら、「デートだ」 ということにしてしまいましょう。
以上、デートと遊びの違いについてでした。
結論。2人きりで、お互いに好意を抱いている男女が日時を決めて会うならデート。参加者が3人以上いたり、どちらか片方が恋愛感情を抱いていなかったりしたら、ただの遊び。友達と遊ぶのと変わらない。
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