車が好きで、車を運転してお金を稼ぎたいなら、運転代行会社で働くのがベストです。
運転代行は副業として始められますし、タクシーやトラックの運転手と違い、さまざまな車を運転するチャンスにも恵まれます。
たとえば、
- BMW
- アウディ
- ポルシェ
- ジャガー
- レクサス
- メルセデス・ベンツ
といったプレミアムブランドの自動車です。
レンタカーとして借りたら数万円のレンタル料を支払うべきところ、いろいろな車(高級車含む)を運転できてお金までもらえるのが、運転代行として働くメリットです。
車好きにとって"夢のような職業"ではないでしょうか。
この記事では、
- 運転代行とはどんな仕事か
- 憧れの車を運転してお金がもらえる
など、「いろんな車を運転できる運転代行という仕事」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
運転代行は車好きにぴったりの職業
運転代行は、クルマ好きにぴったりの職業です。
というのも、さまざまな車を運転して収入を得ることができるからです。
依頼主には富裕層が多く、なかなか乗る機会のない高級車を運転できるのも、運転代行のメリットです。
たとえば、メルセデス・ベンツ ゲレンデヴァーゲン(Gクラス)は、新車価格が1,000万円以上する庶民には縁のないSUVですが、運転代行をつづけていればしばしばステアリングを握れます。
運転代行の仕事内容は?
運転代行の依頼主(お客)でもっとも多いのは、お酒を飲んで自ら車を運転できない人(酔っ払い)です。
なぜなら、お酒を飲んですぐ車を運転すると、
- 酒気帯び運転
- 飲酒運転
などの道交法違反に該当してしまうからです。
早い話が、犯罪です。
そこで、運転代行の依頼が入ったら、2人1組で代行会社の車に乗りこみ、指定場所へ向かいます。
現地に着いたら、1人は依頼主の車(依頼主も同乗)を運転し、もう1人は、乗ってきた代行会社の車を運転し、目的地まで移動します。
指定場所(たいていは依頼主の自宅)に着いたら、車を駐車して、任務完了です。
その後は代行のスタッフ2人で事務所へ戻ることもあれば、次の依頼地へ直行することもあります。
以上がおおまかな業務内容の説明です。
基本的には酔ったお客を相手にすることが多く、代行の仕事は、(飲み会の多い)金曜・土曜の夜に集中しがちです。
ゆえに「運転代行一本」で生計を立てるのは難しいものの、業務は週末の夜が多いので、副業としては手を出しやすいといえるでしょう。
いろいろな車を運転できてお小遣いが稼げる副業、といったイメージです。
もちろん、「酔っ払いの送迎」だけが運転代行の業務ではありません。
ときには、もっとラッキーな案件が舞い込んでくることもあります。
ゴルフ場までの送迎で1日2万円
世の中には、「ゴルフ場までの運転」を代行業社に依頼する富裕層がいます。
自らが所有している高級セダン、SUV、ミニバンなどを、自分の代わりにゴルフ場まで運転してもらおう、 というわけです。
依頼が入ったら、まず指定場所へ向かいます。
そしてメルセデス・ベンツやベントレーなど依頼主の高級車に乗りこみ、後席に依頼主を乗せ、ゴルフ場を目指して運転します。
到着したら、依頼主がゴルフを終えるまで待機します。
この待機時間は自由にしていて問題ないため、たとえば、運転席をリクライニングしてスマホをいじっていても問題ありません。
依頼主が戻ったら、ゴルフ場から自宅まで送迎し、ミッションコンプリートです。
このゴルフ場までの往復だけで、日当2万円がもらえることもあります。
ゴルフというのはザ・お金持ちの趣味ですので、
- BMW
- ボルボ
- アウディ
- ポルシェ
- ジャガー
- マセラティ
- ベントレー
など、依頼主がザ・高級車に乗っていることも珍しくありません。
つまるところ運転代行というのは、酔っ払いの送迎だけがすべてじゃない、ということです。
- 高額報酬
- 高級車を運転できる
なかにはこんなオイシイ案件も存在しています。
運転代行を始める前に知ってくべきこと
国産コンパクトカーから高級外車まで、さまざまな車を運転して稼げるのが運転代行の特徴です。
ただし、誰でもすぐ運転代行を始められるわけではありません。
まず必要なのが、普通第二種免許です。
普通第二種免許というのは、
- バス
- タクシー
- ハイヤー
- 運転代行
など、「人を乗せて運び、運賃を受けとる」旅客運送を行うのに必須の免許です。
普通第二種免許を取得するためには、
- 普通免許取得から3年以上
- 満21歳以上
これら2つの要件をどちらも満たしていなければなりません。
この免許がないまま運転代行を始めても、「代行業者の車」しか運転できないため(お客を運べない)、さまざまな高級車を運転する夢は、願わず終いです。
免許取得にかかる費用は、代行会社に相談してみてください。
会社によっては、免許取得にかかるコストを一部負担してくれる場合もあります。
それから運転代行では、
- メルセデス・ベンツGクラス
- 左ハンドル
など、運転が難しい車にあたることも少なくありません。
もし依頼主の車で交通事故を起こしてしまった場合、修理にかかる費用を誰が負担するのかは、就職前にチェックしておきましょう。
- 自己負担
- 会社負担
- 会社と折半
など、どんなルールになっているのかは重要です。
仮に自己負担ルールの代行会社で、誤ってベンツやポルシェを擦ってしまったら、シャレにならない修理費を請求されるハメになります。
まとめ
いろんな車を運転できる運転代行という仕事についてお伝えしてきました。
運転代行に必要な「普通第二種免許」が面倒に感じられたかもしれませんが、車の運転が好きなら、取っておいて損はありません。
なぜなら、第二種免許があれば、タクシー運転手としても働くことができるからです。
実際に、
- タクシー運転手
- 運転代行業
これら2つの"複業"でお金を稼ぎ、生活している人もいます。
- ずっと車を運転していられる
- 高級車を運転する機会がある
- チップをもらえることがある
このようなメリットが、運転代行(タクシードライバーとの兼業含む)にはあります。
大好きな「運転」だけで収入を得て生活していくことは可能です。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
以上、いろんな車を運転できる運転代行という仕事に着いてでした。
結論。運転が好きで、いろんな車を運転してみたくて、ついでにお金も欲しいなら、運転代行が天職。まずは副業として経験してみても良いし、「普通第二種」を取ってタクシードライバーとの複業体制を築くのもあり。運転代行の仕事は、転職サイトで求人情報を探してみよう。