彼氏がいるのに寂しくて、孤独で、切なく感じてしまうのは、いったいどうしてでしょう。
間違いなくいえるのは、いま付き合っている彼氏では心が満たされない、ということです。
たとえるなら、スマートフォンにアプリが一つしかインストールされていないようなもので、ちょっと物足りないといえます。
では、どうすれば心にできた隙間を埋められるのでしょうか。
寂しさの原因と、私たちにできる対策を見ていきましょう。
この記事では、
- 彼氏は愛情を伝えてくれているか
- ほんとうにしたいのは恋愛ではない?
など、「彼氏がいるのに寂しいのはどうしてなのか」をわかりやすく解説します。
心に吹きこむ隙間風を止めるため、ぜひ参考にしてみてください。
彼氏がいるのに寂しい、なぜ?
彼氏がいるのに寂しさを感じる原因は、2つ考えられます。
- 彼氏の愛が感じられないから
- ほんとうにしたいのは恋愛じゃないから
どちらであっても共通しているのは、私たちのニーズが満たされていない、という点です。
現状、欲しているものがじゅうぶん与えられていません。
だから寂しさや切なさを感じてしまいます。
それぞれの詳しい内容と、私たちにできる対処法を見ていきましょう。
1. 彼氏の愛情が感じられない
彼氏の愛を実感できていますか?
デートをしていて、もし彼氏がまったく会話をしてくれなかったらどうでしょう。
誰だって寂しく感じるはずです。
彼氏は犬や猫ではないので、黙って私たちのそばにいるだけでは不満です。
彼氏の愛情を感じる瞬間というのはたとえば、
- 話を真剣に聞いてくれる
- 記念日を大事にしてくれる
- 手紙やプレゼントをくれる
- マメに連絡してきてくれる
- 何かと気にかけていてくれる
- 「好きだよ」といってくれる
彼がこうした行動をしてくれたときです。
私たちの心は幸福感で満たされ、寂しさの入りこむ隙間がありません。
それにたいして、もし彼氏が愛情表現をサボっているとしたら、寂しさの原因はここにあります。
たとえば私たちは、お腹いっぱいご飯を食べたとしても、2〜3日ずっと満腹のままでいられるわけではありません。
5〜6時間も経てばだんだん消化され、お腹が空いてきて、また何かを口にしたくなります。
愛情もおなじです。
デートをして、彼にたくさん褒められれば、愛情のタンクは100%までフル充填されます。
がしかし、時間が経つにつれて70%、60%とどんどん愛情タンク内の残量は減っていきます。
そして空腹時に食べ物を求めるように、愛の不足時には、彼氏からの愛情を求めます。
これが寂しさの原因です。
つまり、彼氏からの愛情表現が足りていない、もっと愛されている実感が欲しい、必要とされている喜びを味わいたい、ということです。
先に好きだと伝えてみる
彼氏が行動するよう促すために、まずはこちらから愛を伝えてみましょう。
- 大好きだよ
- 世界で一番愛してるよ
- 今日もかっこいいね
といった具合です。
お金とは違い、いくら口に出しても愛情は減ったりしません。
1日もサボることなく、歯磨きのように、毎日欠かさず気持ちを届けてみてください。
彼氏も受け取りっぱなしというわけにはいかないので、「ありがとう、俺も大好きだよ」 といった言葉を返してくれるはずです。
関係が良好になり、テニスのようにお互い愛の言葉をポンポン交わすようになれば、今のような寂しさを感じることもなくなるでしょう。
どうしてかというと、つねに愛情が100%フル充填されていて、不足するタイミングがないからです。
心がいつでも幸せと安心感でパンパンに満たされているので、
- 寂しさ
- 孤独
- 不安
- もの悲しさ
といったネガティブな感情の入りこむ隙がありません。
たとえばスマートフォンの充電が残り3%のとき、ボーッとしていても、バッテリー残量は増えません。
充電するには、本体へコードを挿す必要があります。
愛情もおなじで、足りていないときにはただじっと我慢するのではなく、彼氏の心めがけて「愛の言葉」をブスッと刺しましょう。
そうすれば、彼からドバッと愛情が出てきて、私たちの心は満たされるはずです。
2. 本当にしたいのは恋愛じゃない
もし彼氏がマメに愛情表現をしてくれているなら、寂しさの原因は別のところにあります。
心の底から求めているものが、彼氏という存在ではないのかもしれません。
たとえば、ルイ・ヴィトンのバッグが欲しいのに、人からプーマのリュックサックをもらっても嬉しくはないでしょう。
欲しいのはソレじゃないから、です。
フライドチキンが食べたい気分のときにサッパリしたサラダチキンを出されたとして、満足できるはずがありません。
欲しいのはソレじゃないから、です。
いま感じている寂しさもおなじで、ほんとうに求めているのは恋愛の充実ではなく、
- 勉強の成績
- 仕事のやりがい
- なんでも話せる友達
- 家族の理解と愛情
- 熱中できる趣味
- 人から必要とされている実感
といった「恋愛」以外の充足感、満足感なのかもしれません。
たとえば、現在の仕事がどうも退屈で、能力を発揮できている感じがしないので、もっとやりがいのある職に就きたいと考えているとします。
仕事に不満を抱えた状況で彼氏がいたとしも、心は満たされません。
寂しさや物足りなさを感じるのは当然です。
というのも、一番の望みが叶っていないからです。
仕事のストレスそっちのけで彼氏との恋愛に没頭するのは、ただの現実逃避に過ぎず、自分でもそれをよくわかっています。
だからこそ、心にポッカリと空いた穴は埋まりません。
胃の働きは胃にしかできないように、仕事の充実感は仕事を通してからしか得られません。
肺や心臓が胃の機能を代替できないのとおなじで、仕事や趣味の充実感はけっして恋愛では補えない、ということです。
食べ物でたとえるなら、アイスを食べたい気分は焼き芋ではどうにもならない、といったところでしょうか。
仕事や勉強、趣味など、恋愛以外での充実を求めていませんか?
胸に手を当てて考えてみてください。
もっと勉強や仕事に打ちこむ、あるいは熱中できる趣味を見つけることで、いま心に抱えている悲壮感を打破できるかもしれません。
まとめ
とてつもなく莫大な資産、たとえば30億円くらいのお金が自分の銀行口座に入っていたら、幸せに生きられると思いますか?
もちろん、そんなことはありません。
いくら億万長者といえど、
- 孤独
- 病気
- 退屈
などに襲われたら、気分が沈みます。
足の小指を椅子にぶつけたら、床を転げ回って喚きます。
彼氏についてもおなじことがいえるのではないでしょうか。
いくら優しくてイケメンの彼氏といえど、"バラ色の人生を約束してくれる魔法みたいな存在"ではありません。
どんなに素敵な彼氏と付き合っていても便秘にはなりますし、口内炎はできますし、ムカつくことだってありますし、寂しさだって感じます。
30億円あったら人生安泰ですが、彼氏がいればもう安泰、最強モードで人生クリア、ではないのです。
だからひとまず、彼氏という存在を、神様かなにかのように過大評価しないことです。
彼氏のことは今後"主成分が性欲でできている生き物"くらいに考えていましょう。
その上で、
- 彼の愛が不足していないか
- ほんとうは恋愛以外を求めていないか
といった点について考えてみてください。
いま感じている寂しさ、物足りなさ、あるいは虚しさの原因が、そこに潜んでいるかもしれません。
彼氏がいれば寂しくない、というのは思い込みで、固定観念で、幻想です。
たくさんのお金があれば不幸にはならない、とおなじで、正しくありません。
彼氏はべつに、寂しさに効く特効薬でもなんでもないからです。
以上、彼氏がいるのに寂しいのはどうしてなのか、でした。
【結論】寂しさを感じる原因は2つ考えられる。彼氏の愛情が足りていないか、ほんとうは恋愛以外の充実を求めているか。どちらであっても解決できるので心配ない。おそらくは前者。彼からの連絡が遅い、メッセージが素っ気ない、連絡は無視するのにSNSに投稿してる、だから寂しいということはない?
Amazonではこちらの本が女性に売れています。
どうせ悩むなら、「寂しい」ではなく、彼氏に愛されすぎていて"鬱陶しい"のほうが良いと思いませんか?
糖質ゼロのジュースや、カロリーゼロのお酒とおなじように、不安ゼロの恋もあるのだそうです。
太らないドリンクは自宅じゃ作れません。
そもそも製法がわかりません。
それにたいして、心がザワザワしない恋愛は、私たち自身で作り出せます。
カロリーや糖質のように、不安もバッサリとカットしませんか?