「好きか分からない」は、「恋愛感情がなくなった」という意味です。
なるべくショックを与えないよう、 彼は、本音をオブラートで包んでいるに過ぎません。
いってみれば、彼氏の恋心は、"意識不明の重体"です。
瀕死状態の愛情は、いきなり復活するかもしれませんし、二度ともとの「好き」には戻らないかもしれません。
ただ、いったん熱を失ったカイロがふたたび温かくならないのとおなじで、一度冷めた愛情も、(たとえ電子レンジに入れてチンしても)アツアツの状態に戻ることはないでしょう。
関係修復への期待を捨てておくことが、失恋のショックを抑えるコツです。
- 気休め
- なぐさめ
- キレイゴト
こうした意味のない茶番は抜きにして、彼氏とのお付き合いを今後どうすべきか、考えていきましょう。
この記事では、
- ストレスフルな日々の始まり
- 煮え切らない彼氏の罪
- こっちから別れを告げるメリット
など、「彼氏に好きかわからないと言われたらどうするべきか」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
彼氏に「好きかわからない」と言われたらどうするべき?
彼女のことが好きかどうかわからなくなる「忘れっぽい彼氏」とは、お別れするのが良いでしょう。
彼氏のなかで結論が出るのを、黙ってジーッと待つことはありません。
私たちの人生は有限です。
この恋愛にサッサと見切りをつけ、次の恋にむかって走り出しましょう。
というのも、彼氏からの返事を長く待てば待つほど、不安が募り、ストレスが溜まり、精神を病んでいく恐れがあるからです。
ストレスフルな日々の始まり
「好きかどうかわからなくなった」と彼氏に告げられた瞬間から、不安な日々がスタートします。
私たちにできるのは、彼氏の返事を待つこと、それだけです。
ただし肝心の「答え」は、いつ出るかわかりません。
彼氏自身も、いつになったら気持ちの整理がつくか、わかっていないことでしょう。
たとえば、高校を受験して合格発表を待つ日々は、「落ちていたらどうしよう」と誰もがドキドキします。
が、結果の掲示日をあらかじめ知らされているので、なんとか平常心を保てます。
私たち人間は、「終わりが見えている苦痛」にはわりと辛抱できるのです。
それにたいして、彼氏からの結果発表は、いつになるやらわかりません。
3日待てば返事がもらえるのか、2週間待たされるのか、あるいは3ヶ月か、いっさい不明です。
眠れない、食欲が出ない
「好きかわからなくなった」とのたまう彼氏が出す結論は、
- 別れよう
- これからもカップルでいよう
このいずれかです。
冷めた恋愛感情がそのまま「別れ」につながる可能性は高いので、私たちは毎日が不安で、振られることばかり考えてしまい、
- 眠れない
- 食欲がわかない
- いきなり涙が溢れる
こんなふうに情緒が不安定になります。
苦しい日々が、終了日未定のまま、ダラダラとつづくわけです。
地獄以外のなにものでもありません。
だったらいっそ、メンタルを病む前に、こちらから彼氏に別れを告げてやりましょう。
「忘れっぽい彼氏のベリーロングロングシンキングタイム」に、わざわざお付き合いするほど、お人好しでなくて大丈夫です。
不親切な彼氏の言動
「好きかどうかわからない」といわれ、彼氏としばらく距離を置くことになったとしても、自らを責める必要はないといえます。
反省も後悔も、涙も不要です。
なぜなら、彼氏の言動にはダメな点があるからです。
恋愛感情が冷めたなら冷めたで、彼氏はスッパリ「別れよう」と告げるべきでした。
もちろんいきなりの告白に、私たちはショックを受け、取り乱しはするでしょう。
がしかし、モヤモヤした気持ちにはなりません。
ところが現状はそうでなく、彼氏の「好きかわからない発言」よって半殺しにされています。
たとえるなら、私たちは首をギロチンに固定され、そばに立っている彼が「どうしよっかなぁ」と考えているのを、ただ怯えながら待たされているようなものです。
彼の行為は、残酷です。そしてサイテーです。
「もう好きじゃなくなった。別れよう」と一撃で仕留める勇気を彼はもっていなくて、われわれに心の準備をさせるために、「好きかどうかわからなくなっちゃった」と弱いパンチを繰り出しているのでしょう。
なんともナヨナヨした姿勢です。
好きかどうかが「わからない」なんてある?
考えてもみてください。
交際している彼女のことが「好きかどうかわからなくなる」ことなど、ありえるのでしょうか。
- きのうの夕飯
- 鳥取県と島根県の位置
- リップクリームをどこに置いたか
これらは、しばしば分からなくなって困ります。
がしかし、恋人のことが好きかどうかは、わからなくなったりしません。
愛情は見失いません。
早い話が、彼氏は冷めた、ということです。
ですので、ストレスフルな日々が続き、メンタルの具合を悪くしないためにも、こちらから彼に別れを告げましょう。
あるいは、自分勝手で一方的で、優柔不断な態度を示す彼氏への反撃として、「別れよう」と提案するのも良いでしょう。
「さよならのスイッチ」はこっちだって持ってる、お前だけじゃない、この事実を見せつけてやろうではありませんか。
まとめ
彼女のことが好きかどうか分からなくなる「忘れっぽい彼氏」は、ポイするのが1番です。
被弾して墜落しかけている戦闘機から、操縦士がパラシュートで脱出するイメージで、破局しかけているカップルのなかから、自らの意思で、飛び出しましょう。
想像してみてください。
彼氏が「好きかどうか」考えるのを待って待って、待った挙句に振られたら、彼をグーパンチでぶっ飛ばしたくなりませんか。
彼氏が「好きかどうか」考えるのを待って待って、待った挙句に関係を修復できたとして、これまでのように彼のことを信用できますか?
「好きかどうか分からなくなった」
彼氏がこの言葉を発した瞬間、カップル関係は破綻しました。
すでにゲームオーバーです。
あとは、どっちが「別れよう」と切り出すか、これだけが問題です。
せめて、振られるのではなく、彼氏を振って終わりましょう。有終の美を飾りましょう。
彼氏の不意をついてこちらから「さよならのスイッチ」をポチッと押し、2人の関係に終止符を打てば、彼氏は戸惑い、そして後悔するに違いありません。
「逃した魚は大きい」ってヤツです。
これで、彼氏への復讐も済みます。
私たちは「めでたし、めでたし」で、彼氏にとっては「めでたくなし、めでたくなし」です。
以上、彼氏に好きかわからないと言われたらどうするべきか、でした。
結論。不安と失意とストレスだらけの日々を送りつけてきたヒドい彼氏など、容赦なく切り捨てよう。こっちが別れを切り出さなくても、向こうが出してくるだけ。結果はおなじ。交際はジ・エンド。チョーカーが何のことかわからない彼氏は許しても、彼女が好きかどうかわからない彼氏だけは、断じて、許すことなかれ。「大事な私」を傷つけた罪を、後悔させよ。
別れ話の切り出し方について、当サイトにはこんな記事があります。
LINEを使うと気まずい空気を避けられるので、精神的にラクです。