パッとしない彼氏を気合いと根性で好きになろうとしても、恋愛感情は湧いてきません。
どうしてかというと、スマホのスピーカーの音量とちがって、「好きな気持ち」はコントロールできないからです。
自分ではどうしようもない、コントロールできない感情を操作しようとしているために、こうして悩んだり、苦しくなったりするのではないでしょうか。
それはまるで、心臓のドクドクで三三七拍子のリズムを刻もうとしているも同然です。
ドクドクドク、ドクドクドク、ドクドクドクドクドクドクドク、って。
つまり、できないことをやろうとしている、ということです。
イマイチな男性と付き合ったことを後悔しても仕方ありません。
誰にだって誤算はあります。
大切なのは、ふたりの関係をこれからどうするか、です。
いまこの瞬間から3日経ってもまだ「やっぱり好きになれないな」と感じていたら、思いきって彼氏と別れてみませんか？
この記事では、
- 彼を好きになる方法はあるのか
- この交際関係はどうしたら良いのか
など、「彼氏を好きになれない悩みの打開策」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
好きになれない彼氏との恋はつまらない
付き合っている彼のことを好きになれない理由はシンプルです。
彼がタイプではない、好みではない、つまり恋愛対象ではないから、です。
とはいえ、そんなビミョーなオトコとの交際をOKした自分を責めることはありません。
男性から告白を受け、女性側が「好き」ではない状態で付き合い始めるケースは多々あります。
「付き合ってみれば好きになるかもしれない」という希望や期待感があるからです。
観たことがない映画のレビューは書けないのとおなじで、彼のいろいろな面を見てみないと、魅力はわかりません。
だからこそ「まだ私が気づいていない魅力を持っている人かも」と彼に期待し、「この映画おもしろそう」といったノリで、交際をスタートさせます。
がしかし、どうやら今回の彼氏は、「自分の好み」ではなかったようです。
言い換えると、
- 手をつなぐ
- ハグをする
- キスをする
こんな相手としていまの彼氏を見れない、ということです。
恋人として致命的な欠点だといえるでしょう。
ドキドキしない彼氏の価値
いっしょにいて胸がドキドキしない彼氏というのは、まるでネットに繋がらないスマホのようなものです。
もしくは、インクが出ないボールペンみたいなものです。
つまり、不用品です。
もしスマホが壊れていてネットに繋がらなかったら、持っていても使えないので、新しいスマホへ買い替えるのではないでしょうか。
もしペンのインクが詰まって出なかったら、ゴミ箱へ捨てるのではないでしょうか。
彼氏もおなじです。
恋愛の喜びをもたらしてくれない彼氏は、さっさとリリースする(手放す)のがイチバンです。
どうしてかというと、好きでもない男性と付き合っていても、楽しくないからです。
つまらない恋を続ける必要がありますか？
つまらないドラマを毎週見る人は、どこにもいません。
このまま交際を続けていたら、どんどん時間が無駄になります。
人生は有限で、私たちが経験できる恋愛の数も限られています。
そんな貴重な恋を、ドキドキもワクワクもしない「カタチだけの交際関係」に費やしていて良いのでしょうか。
二度と戻ってこない今日この日を犠牲にしてでも、現在の彼氏(どうしても好きになれない彼氏)にこだわる必要があるのでしょうか。
ぜひ、胸に手を当てて考えてみてください。
好きになれないものは好きになれない
ところで、お化け屋敷は好きですか？
お化け屋敷もジェットコースターも、パセリも勉強も仕事も、それから冴えない彼氏もおなじで、好きになれないものは、好きになれません。
私たちにできるのは、ただ「好きになれないもの」と距離をとって、近づかないように、関わらないようにして生きることだけです。
事実、パセリが苦手で食べられなくても、足がすくんでお化け屋敷に入る勇気が出なくても、生きていけれます。
では、いまの彼氏はどうですか？
いま付き合っている彼氏が「人生最後の彼氏」ではないはずです。
そんな契約、誰とも交わしていないはずです。
だったら、もっと好きになれる男性を探すまでではないでしょうか。
今回のお付き合いから学んだのは、追われるよりも、追うほうが性に合っている、ということです。
「この人だ！」と運命を感じた男性、尽くしたくなるような男性と恋をするべきだ、ということです。
自分を抑えて、ダマして、説得して、催眠をかけてまで、現在の彼氏を好きになる必要はありません。
ほんとうに必要なのは、「別れよう」と彼に伝える勇気だけです。
世の中には、就職した会社を3日で辞める人がいます。
入社して3日後に「辞めさせてください」です。
そんな度胸のある人がいると思えば、われわれだって、彼との交際期間がまだ1ヶ月に満たないとしても遠慮はいりません。
嫌なものは嫌だと、はっきり伝えましょう。
まとめ
もし彼との別れを決心したなら、Xデーは3日後に設定しましょう。
今日から3日後までは、心の準備期間です。
- 別れの切り出し方
- 直接会って話すか
- 電話で別れを伝えるか
- LINEで気持ちを伝えるか
- 会うとしたらどこで会うか
これらを考えて過ごします。
そして1日、2日、3日が経ち、まだ彼のことを好きになっていなかったら(彼にはよほど魅力がない)、思い切って「さよなら」を告げましょう。
別れを宣告された彼氏は、イヤだイヤだと泣き喚くかもしれません。
ダメなところは全部直すから言って、とせがんでくるかもしれません。
あるいは、「じゃあなんであのとき告白にOKしたんだ！」とキレるかもしれません。
そんな彼の反応を見るのが怖くて、自分が罪悪感を覚えるのが嫌で、だから「彼を好きになろう」と努力しているのだとしたら、それは卑怯です。
ただ自分の誤算を認めず、メンタルやプライドが傷つかないようにごまかしているだけです。
自分も、彼氏も、どちらも得をしない不毛な恋を終わらせましょう。
サヨナラ決行は3日後です。
いまは気が重くても、3日後には、悩みやストレス、その根源である冴えない彼氏から解放されて、スッキリとした気分になれているはずです。
以上、彼氏を好きになれない悩みの打開策でした。
【結論】別れを告げよう。だって、好きになれないものは仕方ない。自分にだけは素直に生きよう。だって、嘘をついて生きてもつまらない。いまの彼氏にベタ惚れする女性がきっとどこかにいる。日本にいなくても、世界のどこかには。 だからメルカリに彼氏を出そう。不要になりましただれか使ってください、って(捨てるんじゃなくてリユース。罪悪感は不要)。
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