- 短足をコンプレックスに感じている
- 短足だからお洒落なファッションを諦めている
というすべての悩めるメンズにむけた記事です。
わかります。短足ってツラいですよね。
私も「運転席の位置前すぎない?(遠回しに)」だとか「短足だね(ダイレクトに)」だとかの言葉を散々浴びせられてきた短足人間です。
ですので、どんな服を着たら短足をごまかせるのか、という悲しきテーマについて膨大な時間を費やして研究してきました。
今回はその研究結果を発表したいと思います。
視線を上に集める作戦
(この画像はよく覚えておいてください)
短足だとバレないようにする方法があります。それは、人々の視線を上半身に向けさせることです。
下半身に注目されてしまうと「あれ?なんか足短くない?」と見破られてしまうので、なるべく視線を上に集めるように尽力します。
まちがっても真っ白のパンツなんて穿いちゃダメ。
猫耳をつけた薄毛の男性とおなじで、「そこに注目集めていいの?」って状態になってしまいますので。
私はたとえ1万円が貰えるとしても白いパンツだけは穿きません。
3万円でも5万円でも嫌です。断固拒否。100万円ならそれはまぁ秒速で穿きますけど。
短足は下半身を黒で統一すべし
下半身の存在感を限りなくゼロに近づけていきましょう。そこで参考になるのが、歌舞伎の舞台上にいる黒衣(くろご)です。
黒衣とは、真っ黒な服を身にまとい、小道具を役者に渡したりする人のこと。
彼らが黒を選んでいるのは、もっとも存在感を消せるからです。
もしもポール・スミスのド派手なブルゾンを着て舞台上を動き回ったら、観客は気が散ってしまいますよね。
黒いズボン
ですので、黒衣にならって我々も黒いズボンを穿きましょう。なるべく脚に注目が集まらないための工夫です。
実際、私は黒いズボンしか持っていません。カーキのパンツもジーンズも全部捨てました。
「これは似合わないな」と。「短足アピールしてどうすんだよ」と。
みなさんもまずは黒いズボンを買うこと。そして、黒以外は全部捨てること。これが、短足コーデの(脚が短いゆえに小さな)第一歩です。
黒い靴
ズボンだけではまだ不完全です。下半身にはもうひとつ、靴という重要アイテムが残っています。では、みなさんの靴の色はどうでしょうか。
もしかして真っ白なスニーカーを履いていませんか。もし答えが「Yes」なら、今日限りでそのスニーカーとはお別れです。
「今まで散々俺の短足を暴露しやがって!このヤロウ!バカヤロウ!」と愛をこめてゴミ袋に押しこんでください。で、黒い靴を買いましょう。
短足は上半身をカラフルにすべし
下半身が真っ黒になっていれば完璧です。
では、続いては上半身のコーデを見ていきます。ここでのポイントは「黒以外を選ぶ」ということ。さっきまでとは真逆です。
なぜなら、上半身まで黒にしてしまったら、下半身の存在感を消した意味がないから(リアル黒衣になってしまいますし)。
ですので、Tシャツやパーカーはなるべく派手な色をチョイスします。私のオススメは赤や白です。
そうすれば、すれ違う人々の99%は上半身に目が行くので、あなたの短足には気づかない。こういうシステムです。
突き詰めて考えていくと「じゃあ上半身裸が最強なんじゃないか」という気もしてきますが(上半身に視線を集められるから)、それはそれで一個人として猛烈に目立つので、結果マイナス。
「短足の露出狂が職質受けてたww」とか言われるだけです。変な気を起こさないようにご注意ください。
……話が脱線してしまいました。では最後に私(短足)の服装を公開します。
まとめ:私(※短足)のファッション公開
すべての短足対策を盛りこんだ結果こんなファッションになりました。
ズボンは真っ黒。靴も真っ黒。上は白いシャツ。で、ポール・スミスのド派手なブルゾン。
どれもこれもぜんぶ短足を隠すための対策です。いと切なし。
そして運転席の位置が私の短足っぷりを物語っていますね。雄弁に。
身長167cmの私ですが、座高は身長178cmの友人より高いですからね。もはや心霊現象です。嫌になっちゃいますね。ホント。
短足コーデに関してはこれで以上です。
おさらいとして、もう一度最初にあった画像を見てください。足元にあるマークの意味がよくわかるかと思います。
ズボンも靴もブラック一択というのはいささか不自由ですが、我慢しましょう。
それが短足の宿命だと思って!
宮本浩次のファッション
エレファントカシマシの宮本浩次も、黒いズボンしか穿かないことで知られています。
もしも「お前っていっつも黒いズボンだな」とつっこまれた際には、「宮本のファンだからな」とでもはぐらかしておきましょう。
くれぐれも本当のことは話さないように。
※ちなみに宮本浩次はめちゃくちゃ脚が長いです。念のため。
服装を褒める発言と脈の有無に関して、当サイトにはこんな記事があります。