スポーツカーといえば赤。
そんなイメージを持つ人も多いでしょう。
でも実際に街中を走るスポーツカーを見てみると、赤はほとんどいません。
多いのは白や黒ですね。中古車販売サイトを見ても、白と黒の多さがよくわかります。
では白か黒を選ぶのが無難なのかといえば、そんなことはありません。
むしろスポーツカーでボディカラーを白や黒にしてしまうのは微妙です。
色については人それぞれの考え方がありますが、この記事では私が思う「スポーツカーに似合う色」について書いていきたいと思います。
スポーツカーの購入を検討している読者の参考になれば幸いです。
白いスポーツカーは残念
正直、白いスポーツカーを見ると残念に思います。
せっかくスポーツカーという攻めた車を買ったのに、どうして保守的な色を選んでしまったんだろう、という気持ちになるんですよね。
スポーツカーを買ったならボディカラーも大胆に、というのが個人的な考えです。
イエローのコペン
写真はかつて乗っていたイエローのコペンです。
おもちゃのような車だったので遊び心のある色をチョイスしました。
コペンの青や赤、オレンジなんかもいいと思いますが、白や黒はなんだかイマイチです。
「本当におなじコペン?」と思ってしまうほど魅力が半減します。
ソリッドグレーの86
現在乗っている86はソリッドグレーを選びました。
黄色いコペンほどの派手さはないものの、珍しい色のためよく目立ちます。
上にあるホワイトの86と比べてみても、ソリッドグレーのほうがカッコいいですね。白には主張がありません。
スポーツカーには赤が似合う
スポーツカーには原色系がよく似合います。とくに赤。
スポーツカーの力強いデザインには赤がぴったりだと思いませんか?
86はソリッドグレーを選びましたが、赤は最後まで候補に挙がっていました。
「赤は退色が気になる」という人もいるでしょう。
事実、赤い塗装は他の色にくらべ、紫外線の影響で色が抜けやすいといわれています。
だからこそ、赤いスポーツカーに乗っている人を見ると「こだわりがあってカッコいい」と思ってしまうのです。
「退色なんて知るか。赤がいいんだ!」ってなイメージです。
普通じゃないスポーツカーに普通の色でいいの?
そもそも、スポーツカーを買う時点で普通じゃないと思うんです。
まわりを見渡せばわかるとおり、スポーツカーに乗ってる人ってほとんどいませんから。圧倒的少数。マイノリティです。
たいていの人は燃費や実用性を考えて、コンパクトカーやミニバン、SUVを買います。
狭くて燃費の悪いスポーツカーは買いません。
でもあなたはこれからスポーツカーを買おうとしている。
社会的には「変わった人」です。あるいは「車にこだわりがある人」です。
どちらもまちがっていません。
それなのに、消極的な色を選んでいいのでしょうか。
スポーツカーは目立つ車なのに、白や黒などの目立たない色にしていたら「この人は何がしたいんだろう?」って思います。
激辛カレーを頼んでハチミツをかけるみたいな。どっちやねん感がすごいのです。
周囲の目が気になる?
もし「周囲の目が気になる」というのであれば、「スポーツカーは諦めるべし」といいたいところです。
どんな色であれ、スポーツカーに乗っているだけで周囲からいろいろ思われます。
「おとなしそうに見えて意外と走り屋なんだ」とか、「目立ちたがり屋なんだ」とか、「スピード狂なんだろうな」とか。
いまさら色を白にしたところで、どうにもなりません。
もし超大胆なビキニを着ている女性が、恥ずかしいからという理由で赤ではなく黒を選んだとしたら、「そこは問題じゃないから!」ってツッコミますよね?
スポーツカーの色にもまったくおなじことがいえます。
周囲の反応はさほど変わりません。だったら自分がカッコいいと思う色にすべきです。
もちろん、それが白なら止めませんが。
まとめ:スポーツカーにしか似合わない色がある
スポーツカーにしか似合わない色があります。
黄色はその最たるもの。黄色いミニバン、黄色いSUV、黄色いセダン……。
大きな図体に主張の強い黄色は似合いません。
写真はイエローのフェラーリです。スポーツカーのデザインにはよく映えます。
一方で、白や黒、シルバーなどの色はどんな車種でも違和感がありません。
スポーツカーを買うなら、スポーツカーにしか似合わない色を選ぶのがいいのではないでしょうか。
せっかく個性的な車を買うんです。個性的な色を選んじゃってください。
どうしても白や黒の車に乗りたいのなら、セダンを買えばいいじゃないですか。
スポーツカーは派手にいきましょう!