この記事では、築50年の鉄筋コンクリート造アパートに住んでみた感想を書いていきます。
築50年というとかなり古いですよね。
「半世紀前にできた建物って大丈夫なの?」
そんな疑問をお持ちの方もいるでしょう。私もそう思っていました。
でも、さすがは鉄筋コンクリート。築50年とはいえ頑丈で、安心して暮らせています。
築50年の鉄筋コンクリート造アパートに住んでみた
鉄筋コンクリート造の物理的な寿命は、一般的に65年以上とされています。
コンクリートが中性化し、内部の鉄筋が錆びてしまうまでの年数ですね。
65年ではなく65年以上ということで、なかには「鉄筋コンクリート造の寿命は120年だ」といった意見もあります。
ですので、コンクリートの物理的な寿命を考えると、築50年は「まだ大丈夫」だといえるでしょう。
実際に住んでみた実感としても「まだ大丈夫」だと感じています。いたって頑丈です。
少なくとも、いまにも崩れそうな気配は感じられません。
築50年だと遮音性も落ちる?
築50年とはいえ、鉄筋コンクリートの長所である遮音性(防音性)は健在です。
私が住むアパートでは、隣人の話し声はもちろん、足音さえいっさい聞こえません。
「築年数が経った鉄筋コンクリート造よりも、新築の軽量鉄骨のほうが静かなのでは?」などと考える人もいますが、それは誤解です。
遮音性と築年数は関係ないのです。それよりも、遮音性にはコンクリートの厚さや構造が大きく関係しています。
遮音性と築年数は関係ない
コンクリートが薄い(あるいは壁が軽量鉄骨で仕切られている)新築よりも、コンクリートが厚い(おまけに防音材が使用されている)築50年のアパートのほうが良い、ということです。
「古い鉄筋コンクリートは音漏れがする」といったことはありませんのでご安心ください。遮音性と築年数は関係ありません。
50年前とはいえ、分厚いコンクリートでがっちり建てられたアパートは遮音性が高いですし、築年数の浅い建物であっても、コストカットのために壁を薄くしてあったり、防音材を使用していないケースもあります。
一概にどうとはいえないのです。
ちなみに、経年劣化により鉄筋コンクリートの遮音性が落ちる、衰えるといったこともありません。
築年数が経っていると家賃が安いのでお得
たいてい築年数が経つにつれて家賃は下がっていきますよね。
私が住んでいるアパート(鉄筋コンクリート造、築50年以上、メゾネット)は、家賃が月3万円を切っています。
金額については田舎だから安いということもありますが、他の物件と比べても明らかにコスパがいいと感じました。
つまり割安だった、ということです。
古い物件は人気がない
築50年であることを周囲に話すと「築50年って住めるの?」「めっちゃボロそう」といった反応をされます。
世間一般的に、築50年は「ナシ」と感じる人が多いのでしょう。
しかし実際にはとても頑丈ですし、遮音性バツグンですし、内装もまぁまぁ綺麗です。
(実際の写真です)
ただ築年数が経っているだけで、住むのにはなにも問題がない(どころかむしろ快適)。
正直、入居できてラッキーだったな、と感じています。古いからといって敬遠するのはもったいないですね。
かくいう私も冷やかしのつもりで内見したのですが……。
鉄筋コンクリート造の耐用年数についてはこちらの記事をどうぞ。
まとめ
築50年の鉄筋コンクリート造アパートに住んでいる感想は「メリットだらけ」といったところ。
騒音問題もなければ雨漏りやひび割れなどもありません。
「築年数を聞いた他人が若干引く(極貧生活を想像されてしまう?)」点を除けば、おおよそ満足しています。
たいていの人が鉄筋コンクリートに期待する「遮音性」については、鉄筋コンクリートといえど、物件により大きな差があります。
一概に「すぐれている」とはいえないのです。
仲介業者に「かつて当該物件で騒音クレームはあったか」を確認し、実際に内見することをおすすめします。
以上、築50年の鉄筋コンクリート造アパートに住んだ感想でした。