『コンフィデンスシンキング〜成功のための7つの絶対原則〜』感想

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

この記事では、泉忠司著『コンフィデンスシンキング〜成功のための7つの絶対原則〜』を読んだ感想を書いていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『コンフィデンスシンキング〜成功のための7つの絶対原則〜』の感想

f:id:MORIKO:20191113152600p:plain

タイトルからも想像できるように、本書はザ・自己啓発本です。

成功するための80%はメンタル」だそうで、「おれならできる」という自信を持つことが何より大切なのだとか。

 

そして本書を読めば、「できる気がしてきたぞ!」という気分になってしまう。

そういう効果を持っています。

 

ですので、本書は「やってやるぜ」という野心を抱いている方にぴったりです。

 

ちょっと曖昧?

本書を読んでいて、ときどき「ん?」と首をかしげたくなる箇所がいくつかありました。

 

たとえば先述の「成功するための80%はメンタル」という記述。

あれは「だといわれています」と書かれていたのですが、いったい誰にそういわれているんだかよくわかりません。

 

「芋けんぴは最強のスイーツだといわれています」とか「貯金が趣味の人生は虚しいといわれています」とか、なんでもアリですよね(つまり根拠が曖昧)。

  

それから、自信を阻む2つの要因は、

  1. 未知(未体験)であること
  2. 他者の声

だと述べていました。これしかないと。

そうでしょうか?

1度チャレンジして失敗したことも、自信を阻むような気がしますが。

 

あとは、成功とはどういう状態なのか、著者なりの考えが示されていなかったり(成功を目指す本だがゴールが不明瞭)。

このように、ところどころ気になる部分がありました。

 

 

コンフィデンスシンキングとは

説明が遅くなりましたが、コンフィデンスとは自信という意味の英単語です。

 

つまりコンフィデンスシンキングは、「自信に満ちた思考」とでもいいましょうか。

成功するためにはメンタルが重要で、自信を持たなければ一歩踏み出すことなどできない。

だから自信を持つための考え方(コンフィデンスシンキング)を身につけよう、という内容です。

 

そのために必要な、物事をポジティブに捉えるコツ、正しいゴール設定、自己分析の方法などが紹介されています。

首をかしげたく箇所があった反面、「ふむふむ」と感じる箇所もいくつかありました。

傾けたり縦に振ったり首が忙しくなる本です。

 

 法律以外違反はなんでもOK

とくに印象的だったのが「法律違反以外なら何をしても構わない」という主張。

 

まちがっていないとは思いますが、そもそも何が法律違反に該当するのかがわからない。これが問題です。

 

電車のなかでタバコを吸っていいのか。

おしぼりで顔を拭いてもいいのか。

彼女がいてもグラビアアイドルのカレンダーを買っていいのか。

チャーシュー麺を注文して、チャーシューだけすべて残して帰ってもいいのか。

よくわからないのです。

 

ですので、まずは六法全書を買おうと思います。

 

まとめ

成功には自信が必要」というのは、その通りだと感じます。

 

成功するためには行動が必要で、行動するためには自信が必要なので。

「ぜったいに無理だ」などと考えていたら、行動は起こせませんよね。

 

フリーランスとして成功している人も、起業をして成功した人も、お笑い芸人やミュージシャンとして成功した人も、みんな「自分ならできる」という自信があったはずです。

 

ですので、もし夢にむかって一歩を踏み出す自信がない人は、本書を読んでみるのもいいかもしれません。

コンフィデンスに満ちたシンキング法を身につけることができるでしょう。 

 

コンフィデンス・シンキング  ?成功のための7つの絶対原則?

コンフィデンス・シンキング ?成功のための7つの絶対原則?

 

以上、泉忠司著『コンフィデンスシンキング〜成功のための7つの絶対原則〜』を読んだ感想でした。

……おしぼりで顔を拭いてもいいだろうか。