「キャンドルって暖房器具の代わりになるんじゃないか?」
そんな疑問が浮かんだので、さっそく試してみました。
この記事では「キャンドル1つで6帖の部屋を暖められるのか」を書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
キャンドル1つで6帖の部屋を暖められる?
まず結論をお伝えします。
無理でした。
たった1個のキャンドルで6帖の部屋を暖めるのは不可能です。
まるで味噌ラーメンに一滴だけたらした醤油みたいな。
つまりその、まったく歯が立ちませんでしたね。
醤油を一滴垂らした味噌ラーメンがあいかわらず味噌ラーメンであるように、キャンドルを灯した極寒の部屋は、やはり極寒のままでした。
キャンドルに火を灯して起こった変化
とはいえ、キャンドルがまったく無意味だったわけではありません。
部屋の温度こそ上昇しませんでしたが、いくつかのメリットをもたらしてくれました。
部屋がいい匂いになった
まず、アロマキャンドルだったので部屋がラベンダーの香りになりました。
嬉しい気持ちになったか、ならなかったかと問われれば、嬉しい気持ちになったと答えざるを得ません。
心が温かくなった
燃える火を見ているだけで、なんだか心がリラックスするんですよね。
部屋はいっさい暖まりませんでしたが、心はちょっぴり温まりました。
ファンヒーターやエアコンは効率的に部屋を暖めてくれますが、我々の心まで温めてくれはしません。
現代人にとって本当に必要なのは、身体的な温もりではなく、精神的な温もりなのではないか。
きっとそうに違いない。
そんな気づきを与えてくれたキャンドルに感謝です。
もしあなたがこたつに入っているにも関わらず寒いと感じるなら、こたつの電源が入っていないか、心に隙間風が吹いているかのいずれかです。
視界がボヤけた
キャンドルの火に癒されていたところ、だんだん視界がボヤけてきました。
涙……が流れてきたわけではなく、シンプルに眩しさのせいです。
キャンドルの火ってわりと眩しいんですね。思いのほか光が強い。
知りませんでした。
焚き火や暖炉の炎はじーっと見ていても平気なのに、なぜキャンドルは目をやられてしまうのか。不思議ですよね。
焚き火は大きくて、キャンドルは小さいのに。
好奇心にまで火をつけてくれたキャンドルに感謝です。
もしあなたがこの記事を楽しんでいるなら、体調が悪いか、ものすごく変人かのいずれかです。
まとめ
まとめるほどの内容でもありませんが、一応まとめます。
まず、キャンドルだけで部屋を暖めるのは不可能です。
1つだけでなく、10個、100個のキャンドルに火をつければ暖房の役割を果たせるかもしれませんが、たぶん火災が発生します。
やめておきましょう。
それに、ハロゲンヒーターを使ったほうが経済的です。
ただし、キャンドルは部屋をステキな匂いにし、心を温めてくれます。
灯油臭いファンヒーターとは雲泥の差です。
また、やかましいファンヒーターとも雲泥の差です。
それからもう一つ、キャンドルには「消したときに尋常でないお誕生日感が味わえる」という特典もあります。
火が消えた瞬間に生じるにおいが、バースデーケーキを思い起こさせるんですね。
というわけでだいぶ話がとっ散らかってしまいましたが、なんにせよ、長野県の冬は寒すぎます。
以上、キャンドル1つで6帖の部屋を暖められるのか、でした。