冬にアイスを食べる人っていますよね。
暖房の効いた部屋のなかで。あるいはこたつに入りながら。
冬になにを食べようと個人の自由です。
でも、アイスクリームやソフトクリームだけは理解できません。
そこでこの記事では、「冬にアイスを食べるのがおかしい理由」について書いてみたいと思います。
冬にアイスを食べる人たちのありがちな意見にも反論していきます。
冬にアイスを食べるのは変!
8月の猛暑日にアイスを食べるのはわかります。
冷たい氷菓子で体温を下げたいから、爽快感を味わいたいからですよね。
もし同様の理由であれば、冬にアイスを食べる必要はありません。
1. 外に出ればいい
「体温を下げたい、爽快感を味わいたい」
だったらわざわざアイスを食べなくても、外に出れば解決します。
冬の屋外は寒いので、一瞬にして願いが叶うことでしょう。
しかもアイスのようにコストはかかりませんし、アイスのように虫歯になるリスクもありません。
無料かつ健康的にアイスとおなじ効果が得られるんですね。
暖房の効いた部屋でアイスを食べるだなんて、ファニーにもほどがあります。
暖まりたいのか、涼しさを感じたいのか。
なぜ暖房を切るのではなく、「アイスを食べる」という判断に至ってしまうのか。
結局どうなりたいのか
暖房が効いた部屋でアイスを食べる。
これを夏バージョンにすると、扇風機の前でキムチ鍋を食べる、となります。
なかなかにクレイジーですよね。
行動が矛盾していて、結局なにがしたいのかよくわかりません。
ただ一つだけ明らかなのは、「アイスが大好き」だということです。
アイスは体温を下げるための手段ではなく、目的そのものなんだと思います。
2. 外でアイスを食べる人はいない
仮に「アイスが好き」だとするなら、冬に外で食べないのはおかしくありませんか?
冬アイス派はたいてい「夏にだってラーメン食べるだろ。それとおなじだよ」といった理論を振りかざしてきます。
が、夏にラーメンを食べるラーメン好きは、たとえ店内がものすごく暑くても、屋外のラーメンフェスでも、汗を流して麺をすするんです。
だって、ラーメンが好きだから。
震えながらアイスを食べろ
汗を流しながらラーメンを食べる人はいても、震えながらアイスを食べる人はいません。
これはどう説明するのでしょう。
真のアイス好きなら、雪が降るなかで凍えながらアイスを食べてもいいはず。
そうしないのが、おかしいと思うんです。
「暑い日にラーメンがいいんだよ」という人は、本当に暑い環境でも臆することなく食べています(野外のラーメンフェスなど)。
が、「冬こそアイスだよ」と主張する人々が寒い環境でアイスを頬張っているところなど、見たことがありません。
アイスを食べるのはまちがいなく暖房の効いた室内や車内なんですね。
この点においてラーメンと同列に語ることはできません。
冬にアイスを食べるなら、屋外でもっとブルブルと震え、ガチガチと歯を鳴らし、ダラダラと鼻水を垂らし、唇を真っ青にし、それで「冬にはやっぱアイスだよなぁ」と感想を述べて欲しい。
そう思います。
(不気味なので私は逃げますが)
まとめ
冬にアイスを食べる矛盾について書いてきました。
冬にアイスを食べるのがいかに滑稽で、矛盾に満ちているかが明らかになったかと思います。
「そういうお前は絶対に冬にアイスを食べないんだろうな?」と問われたら、私は自信を持って「食べません」と答えます。
なぜなら、重度の知覚過敏症だから。
歯がキーンとなるので、春夏秋冬問わずアイスは食べませんというか食べれません。
ただ、スーパーで買ったアイスがもっとも溶けにくいのは冬なんですよね。
そうした意味でアイスの旬は冬なのかも。
……どうやらこれは、フェルマーの最終定理くらい難題です。難解です。
以上、冬にアイスを食べるのがおかしい理由でした。