死ぬリスクを抑えて長生きしたくありませんか?
この記事では、サラ・ブリューワー著『死に方別サバイバルガイド』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『死に方別サバイバルガイド』の要約と感想
まずは本書の要約から。
死は人生で唯一確実なものだ。
だが、我々はいつどんな形で死に襲われるかわからない。
本書では、100種類の死に方を取りあげ、なぜ死因になるか、自分にも起こりうるか、どうすれば避けられるかが紹介されている。
以上がおもな内容です。
死を恐れている人は読むべき本だといえます。
知識があれば死ぬリスクを(多少は)下げられるでしょう。
こんな「死に方」が紹介されている
本書にはこんな死に方が載っています。
- がん
- 大動脈瘤
- エイズ
- アルコール
- 飛行機の墜落事故
- 感電死
- スポーツ
- 便秘
- 傘
- 動物の攻撃
- 殺人
- 死刑
などなど。
なかには「退屈」なんて死因もありました。
それぞれの死に方について、3〜4ページほどで簡潔にまとめてあります。
- 死因となる理由
- あなたにも起こりうるか
- どうすれば生き延びられるか
- 回避策
読んでおいて損はないでしょう。間違いなく芸能人のゴシップよりは役に立つ情報です。
「殺人」を避けるための方法
死因のなかで、「他殺」を避けるための心得は以下の通りです。
- 誰かをたっぷり怒らせないこと
- 人が死ぬほど欲しがるモノを持たないこと
- 間の悪いときに間の悪い場所にいないこと
つまり誰かに殺されないためには、他人を怒らせないこと。
それから、妬み嫉みの感情を買わないよう気をつけることが重要ですね。
便秘、アルコール、傘など100種類の死に方について上のような情報が載っています。
(よくこれだけの情報をまとめたものです。著者が過労死しなくてよかった)
死を避けるためのポイント
それぞれの死に方を個別に意識して避けるのは困難です。
なぜなら、死に方はいくらでも(それこそ無限といっていいほどに)あるから。
そこで本書では、死を避けるための普遍的なポイントが紹介されていました。
- 健康的な体重の維持
- 毎日30〜60分の運動
- タバコを吸わない
- アルコールはほどほどに
- 野菜と果物を多めに摂る
- オメガ3脂肪酸、単不飽和油を摂る
- 血糖値に影響を与えない食事
- じゅうぶんな水分を摂る
- 100種類の死に方について考える
これらのアドバイスにしたがって生活すれば、ある程度は死のリスクを下げられるといいます。
私に関していえば、「毎日30〜60分の運動」以外はクリアできています。
あなたはどうでしょう?
まとめ
興味深い本でした。
100種類の死に方について読んでいるうちに、「自分はどうやって死ぬんだろう」なんて想像していたり。
感電死、動物の攻撃、自殺、便秘……。
そうですね、できれば死にたくありませんね。
こうしている今も、死は一歩一歩確実にこちらへ近づいてきています。
目を背けていても死は必ずやってくるならば、正面から見据え、できる限りの手を打っておくべきではないでしょうか?
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DEATH SURVIVAL GUIDE 死に方別サバイバルガイド
- 作者:Sarah Brewer
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
サラ・ブリューワー著『死に方別サバイバルガイド』の要約と感想でした。
こういう本、私は好きです。