45パターンの死に方『とんでもない死に方の科学』の要約と感想

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

f:id:MORIKO:20200318151649p:plain

エレベーターのケーブルが切れたら、落下して、死亡すると思いますか?

 

この記事では、コーディー・キャシディー、ポール・ドハティー著『とんでもない死に方の科学』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『とんでもない死に方の科学』の要約と感想

f:id:MORIKO:20200318154325p:plain

まずは本書の要約から。

 

隕石が当たったら、眠れなかったら、エレベーターのケーブルが切れたら、無数の蚊に刺されつづけたら、潜水艇で深海に潜っているときに外に泳ぎに出たら……。

 

今日にでも起こりそうなことから、今生では起こりそうにないことまで45通りの死のシナリオを取り上げている。

「それが起こったらどのように死んでしまうのか」をテーマに、科学の知識を学べる一冊。

 

以上がおもな内容です。

 

人間は誰しも死亡率100%で、死からは逃れられません。

ただ問題なのは、「いつどうやって死ぬか」がわからないことです。

本書にある「生贄として火山に投げこまれる」といったドラスティックな死に方は避けたいものですが……。

 

乗っているエレベーターのケーブルが切れたら? 

f:id:MORIKO:20200318152031p:plain

いまケーブルが切れたら死んじゃう?

エレベーターに乗っていて、こんな不安が頭をよぎったことはありませんか?

 

結論からいえば、エレベーターのケーブルが切れても死なないそうです。

なぜなら、エレベーターには安全ブレーキが搭載されているから。

 

1853年にオーティスという人物が安全ブレーキを開発したおかげで、ケーブルが切れても、本体を停止させることができるといいます。

エレベーターは1本のヒモにぶら下がった箱ではない、ということですね(そんなものに命を預けるのは恐ろしい)。

 

エレベーターでは死なない? 

f:id:MORIKO:20200318152448p:plain

とはいえ、エレベーターが完全に安全なわけではありません。

 

乗降の際にエレベーターが動き出し、体を挟まれて死亡する事故が、これまでに何件か起こっています(誤作動による)。

f:id:MORIKO:20200318152656p:plain

ケーブルが切れる心配をするよりも、乗降時にエレベーターが動き出す心配をしたほうがいいのかもしれません。

 

ついでに、エレベーター開発前はアパート1階の家賃がもっとも高かった、などといった豆知識も得られます。

 

 

隕石が当たったら?

隕石が直撃したらどのように死ぬと思いますか?

 

f:id:MORIKO:20200318152805p:plain

押し潰されて死ぬ。

当たって体が粉々になる

そんな想像をするのではないでしょうか?

 

ところが科学的な話をすると、隕石がぶち当たる前に絶命するといいます。

なぜなら、隕石が空気を圧縮するせいで温度が上昇するから。

 

隕石は空気を圧縮しながら落下してきます。

これにより温度が1600度ほどにまで上昇するのだとか。

人体は100度のサウナに耐えられても、1600度の温度には耐えられません。

 

したがって、(まるで自分専属の太陽みたいな)隕石が直撃する数十秒前に焼け死んでしまう。

これが科学的に見たリアルだそうです。

 

なんにせよ残酷ですね。

隕石が落下してこないことを祈りましょう。

 

樽に入ってナイアガラの滝から落下したら?

f:id:MORIKO:20200318153146p:plain

樽のなかに入り、自ら望んでナイアガラの滝から落下した人物がいるそうです。

 

それも1人ではありません。

真似した人も含め、何人かがおなじチャレンジをしたのだとか。

 

無事に生還した人もいれば、命を落とした人もいました。 

ただ、失敗した人の死に方が、壮絶でしたね。

 

14時間後に浮かんできた

f:id:MORIKO:20200318153434p:plain

1930年、樽に入ってナイアガラの滝から落下したスタサキスという男性は、およそ14時間浮かび上がって来れなかったそうです。

なぜなら、滝の下で水に弄ばれてしまったから。

 

14時間後に浮かび上がってきた樽は、壊れていませんでした。

しかしながら、スタサキスは死亡していたといいます。

 

死因は窒息死。樽のなかに、14時間分の酸素は入っていなかったんですね。

f:id:MORIKO:20200318153552p:plain

想像しただけでゾッとする死に方です。

 

現在はカナダ政府により、ナイアガラの滝下りは禁止されているといいます。

良い子も、良いおっさんも、真似しないでください。

 

まとめ

f:id:MORIKO:20200318153819p:plain

45通りの死に方から、本記事では3パターンをご紹介しました。

  1. エレベーター
  2. 隕石
  3. 樽で滝下り 

選出理由は、いずれも印象的だったからです。

 

残る42通りの死に方も、衝撃的なものばかりでした。

知っていれば生存率をアップさせられるものもあります。

科学的な知識を得て賢くなれるものもあります。

 

森永製菓 プリングルズ<うましお味> 110g×8箱

森永製菓 プリングルズ<うましお味> 110g×8箱

  • 発売日: 2015/08/18
  • メディア: 食品&飲料
 

プリングルスの工場見学をしていて機械のなかに落ちたら、というふざけたテーマもあります。

興味があればぜひどうぞ。

 

以上、コーディー・キャシディー、ポール・ドハティー著『とんでもない死に方の科学』の要約と感想でした。

 

www.shortshortshort.jp

「死」に関しては、こちらの本もおすすめです。