入社式の案内などに、
「前髪が顔にかかる方は、前髪をピンで留めてください」
と書かれていることがあります。
前髪が目にかかるではなく、顔にかかる。
つまりどういう状態なのでしょう?
前髪がおでこにかかるのもNG?
よくわかりませんね。
そこでこの記事では、
- 顔にかかるってどういう意味?
- 眉毛より上の長さならセーフ?
など、「前髪が顔にかかるの定義」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
「前髪が顔にかかる」ってどういう意味?
「前髪が顔にかかる」と書いた人が想定する状態はよくわかりません。
なぜなら、日本語としておかしいからです。
ふつう、前髪は顔にかかりますよね。
宇宙空間だっだら前髪が宙にフワフワ浮かぶのかもしれませんが、地球上では、重力の影響で顔にかかります。
- 坊主
- スネ夫みたいな髪型
いずれかでない限り、前髪は顔にかかってしまいます。
したがってもっとも確実なのは、会社や団体に問い合わせること。
「これ、どういう意味ですか?前髪が眉毛にかかっていなければセーフですか?」と聞いてみてください。
一般的には「目にかかる」や「眉毛にかかる」
注意文を書いた人が伝えたかったのは、
- 前髪が目にかかる場合は
- 前髪が眉毛にかかる場合は
このどちらかだと思います。
顔は誤りで、目か眉毛。
どちらかに前髪がかかるなら、ピンで留めましょうということですね。
前髪がおでこの2分の1くらいの長さであれば、そのままで大丈夫です。
男性を対象にしている場合には
ここまでは女性向けの注意文という前提で考えてきました。
「前髪が顔にかかっちゃダメ」が男性に向けて書かれた文章なら、「おでこにかかるのもNG」という意味です。
つまり、ビートルズみたいな髪型はダメだということ。
前髪を上げて整髪料で固めるのが正解でしょう。
ちなみに社会人の男性は、おでこを出していたほうが得です。
- 清潔感が出る
- 信用されやすい
- 好印象を与えられる
- 仕事ができそうな雰囲気を醸し出せる
などのメリットを享受できるんですね。
前髪を上げているだけで周囲から「デキるヤツ」に見られます。
社会人であれば、今回に限らず、前髪が顔にかからないよう意識したほうが良いのかもしれません。
いまさらだけど「顔」ってどこ?
ところで「顔」って、厳密にはどこを指すのでしょう。
辞書的に顔は「目や鼻や口があるところ」とあります。
この説明だけでは、おでこが顔に含まれるのかどうかがわかりません。
おでこは頭なのでしょうか?
おでこには目も鼻も口もない。あるとしてもシワかホクロ。
辞書的には「頭の前面」ともあります。
首より上を頭として、その前面が顔だとするなら、おでこは顔の一部ですね。
したがって顔というのは、アゴの先から前髪の生え際(個人差がある)まで、といえそうです。
生きる上で必要のない知識ですので、忘れてください。
まとめ
「前髪が顔にかかる」の意味について考えてきました。
ヘンテコな日本語であることは間違いありません。
確実なのは、注意書の意図するところについて、会社や団体に問い合わせることですね。
質問するのが憚られるようであれば、
- ヘアピン
- バリカン
などを当日に持参する方法もあります。
で、周囲を見て自分だけ前髪が長かったら、留めるか剃るっていう。
参考にしてみてください。
以上、前髪が顔にかかる問題でした。
当日はバリカンがあれば安心です。
こちらの商品はコードレスなので、トイレ、車内、踊り場問わずどこでもブイーンと剃れます。