スタンディングデスクとノートパソコンは相性が悪いとされています。
というのも、ちょうどいい高さに調節できず、姿勢が悪くなるからです。
ゆえにスタンディングデスクで使うのはデスクトップが一般的で、立ってノートパソコンを使う人はほとんどいません。
ですが、世の中には「スタンディングデスクでノートパソコンを使いたい」という人も存在するはずです。
そこでこの記事では、
- 本当にノートパソコンは使いにくい?
- 本当にデスクトップじゃなきゃダメ?
など、「スタンディングデスクとノートパソコンは相性が悪いのか」についてお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
スタンディングデスクとノートパソコンは相性が悪いのか?
スタンディングデスクでノートパソコンを使って作業をしても、なんら問題ありません。
断言できるのは、私が実践しているからです。
自宅でスタンディングデスクの上にノートパソコンを置き、毎日8時間ほど立ったまま仕事をしています。
肩こりや腰痛とは無縁です。
ちょっとした心がけがあれば、スタンディングデスクでノートパソコンを使うことは可能です。
以下では2つのコツをご紹介します。
1. 肘を90度に曲げる
スタンディングデスクの高さは、「キーボードに手を置いた際に肘が90度になる高さ」が理想です。
これより高くても低くても、姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛を引き起こすリスクが生じます。
したがって、肘が90度に曲がる高さになるよう天板の高さを調整してください。
デスクトップのほうが良いとされているのは、「画面を目線の高さに合わせられるから」です。
画面とキーボードが分離されているため、画面を好きな位置に合わせられます。
ですがノートパソコンは、画面とキーボードが一体です。
ゆえに、キーボードの高さを決めることで、画面の高さも決定してしまいます。
うつむいた姿勢になり、肩こりや首の痛みが生じる。
2. 首を曲げずに下を見る
スタンディングデスクにノートパソコンを置くと、画面の位置が「理想的な高さ」よりも数十センチ下に来てしまいます。
ここでたいていの人が背中を丸め、猫背になって作業をしがちです。
そして肩こりや首の痛みに襲われ、「スタンディングデスクとノートパソコンは相性が悪い」と結論づけます。
ここでのポイントは、画面を見下ろす際に首を曲げないこと、です。
まず、姿勢よく立ってください。
そうしたら、両耳を長い鉄の棒で串刺しにするイメージを持ちます。
血が吹き出るほどリアルに想像する必要はない。
両耳に棒が串刺しになった状態で、耳を軸にして、顔を下に向けてみてください。
アゴを引くような格好になったはずです。
それが、スタンディングデスクでノートパソコンを使う際の正しい姿勢です。
この姿勢であれば、肩こりや腰痛に悩まされることはありません。
断言できるのは、私が実践しているからです。
まとめ
スタンディングデスクを使うためだけにデスクトップを購入するのは、お金がもったいないのではないでしょうか。
あなたがノートパソコンを愛用しているなら、そのノートパソコンのままでも、スタンディングデスクデビューは可能です。
- 肘を90度に曲げる
- 顔だけ下に向ける
2つのコツを押さえて、ノートパソコンで作業してみてください。
疲れずに作業ができるはずです。
最後に2種類のスタンディングデスクをご紹介します。
こちらは一般的なスタンディングデスクです。
部屋のスペースに余裕がある方、家にデスクがない方などにおすすめです。
いっぽうで、すでに作業用デスクがある方には、こちらの昇降式デスクがおすすめです。
これはデスクの上に置いて使うものなので、新たなスペースを必要としません。
安価なのも魅力的です。
ただし、通常のスタンディングデスクにくらべて安定感に欠けるのがデメリットだといえます。
キーボードを叩くたびに揺れるなど。
ぜひ両者を比較してみてはいかがでしょうか。
以上、スタンディングデスクとノートパソコンは相性が悪いのか、でした。
結論。相性は悪くはない。使い方しだい。
立ちっぱなしで作業をするのは疲れるのでしょうか。
答えはイエスでもあり、ノーでもあります。