女性にたいして「前は好きだった」といった発言をする男性が、世の中には存在します。
「好き」ではなく「好きだった」という過去形です。
このような発言の裏には、男性のどんな心理が隠されているのでしょうか。
この記事では、
- 照れ隠し
- 現在の好意は否定
- いまも好き
など、『女性に「前は好きだった」と伝える男性の心理』をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
女性に「前は好きだった」と言う男性の心理3パターン
男性がある女性について「昔は好きだった」といった発言をした場合、3パターンいずれかの心理が潜んでいます。
1. 照れ隠し
男性は、照れを隠すために「前は好きだった」と言うことがあります。
たとえば、友人などに「お前あいつのこと好きだったよな?」といじられた場合などです。
好きだったことが事実だとしても、好意を堂々と認めるのは、なんだか恥ずかしいものです。
そこで照れ隠しとして「前はね」と過去の話であることを強調するわけです。
男同士の会話で、ある女子について「前は〜のことが好きだった」と言うケースは、照れ隠しだと考えて良いでしょう。
ただし、現在もその女子に恋愛感情を抱いているのかどうかはわかりません。
2. 現在の好意を否定
「前は好きだった」という発言には、「いまは好きじゃないから誤解しないでほしい」という心理が隠れていることもあります。
これも、男性同士の会話などでときどき出てきます。
「〜のこと好きだったよな」
「前はね。前は好きだったよ」
という感じです。
当時は好きだったけど、いまになって考えればどこが良かったのかわからない、といった場合に使うフレーズです。
若いころは恋愛経験が浅いため、ちょっと優しくされただけで好きになってしまうことがあります。
あるいは、席が隣になっただけでも惚れたりします。
彼にとってその女子を好きだったことは、いまとなっては「認めたくない事実」なのかもしれません。
3. いまも恋愛感情を抱いている
ここまでの例は、いずれも友達同士での会話における発言でした。
いっぽうで世の中には、女性本人にむかって「前は君のことが好きだったよ」といったことをいう男性もいます。
こんな男性の心理とは、いったいどういうものなのでしょうか。
もっとも可能性が高いのは「いまも好き」であることです。
彼はあなたに「かつての好意」をカミングアウトすることで、あなたの反応を確かめたいわけです。
あなたの反応を確かめたい
「好きです」と伝えたら、それは告白です。
成就するか玉砕するかの運命が待っています。
ですが、「前は好きだったよ」ならどうでしょうか。
これは告白ではありません。
あくまでも昔の話だからです。
がしかし、本心では今でもあなたに恋愛感情を抱いています。
「だったら告白してくれればOKしたのに。私も好きだったよ」みたいな言葉があなたから返ってくることを、彼は期待しているのでしょう。
あなたにその気がなければ、ただ過去の報告として終了します。
あなたにも好意があれば、めでたく交際スタートとなるかもしれません。
あなたと交際したい
つまり、女子本人にたいする「前は好きだったよ」という発言は、ほとんど告白だと考えて間違いないでしょう。
いまでもチャンスがあるなら付き合いたいと考えています。
いえ、そうでなければ、わざわざ好意を伝える理由がありません。
あなたもその男性のことが好きなら、
「だったら告白してくれればOKしたのに。私も好きだったよ」
といった返事をしましょう。
好きじゃなければ、
「そうなんだ。意外」
みたいなあっさりとした返事であしらうのが無難です。
まとめ
「前は好きだった」と言う男性の心理をご紹介してきました。
- 照れ隠し
- 現在の好意は否定
- いまも好き
この3つのいずれかに該当していると考えて良いでしょう。
あなた本人に向かって「昔は好きだった」といってくる男性は、99%いまでもあなたに恋をしています。
いわば卑怯な告白みたいなもんです。
過去形にしてあなたの反応をうかがうという意味で。
久しぶりに再会した同級生などにこのような発言をされたら、告白だと思って返事をしてあげてください。
ただし、あなたが結婚しているにも関わらずこのような発言をしてくる男性がいたら、不倫関係になることを目論んでいるのかもしれません。
男性が既婚者である場合も同様です。
ご注意ください。
以上、女性に「前は好きだった」と言う男性の心理3パターンでした。
結論。女性本人には、わざわざ伝える必要がない。ゆえに告白と見るのが正解。ただしその男性が「ズルいヤツ」であることは否めない。過去形で現在の好意をごまかしているので。