扇風機をつけっぱなしにしたまま寝ると、扇風機の風で体温が下がって死ぬ、という都市伝説が存在します。
真偽が気になったので、扇風機をつけたまま8時間寝てみました。
この記事では、
- 8時間後に起きれたのか
- そのまま永眠してしまったのか
など、「扇風機をつけたまま寝ると死ぬという噂は本当なのか」について書きました。
ぜひ参考にしてみてください。
【検証】扇風機をつけたまま寝ると死ぬって本当?
7月某日、扇風機を稼働させたまま8時間眠ってみました。
「本当に死ぬのかどうか」を検証するためです。
結論から書いてしまうと、就寝から8時間後、私はこの世で目を覚ますことができました。
つまり、扇風機をつけたまま寝ても死ななかった、ということです。
とはいえ、今回の結果をもって「都市伝説はやっぱり嘘だった」と一蹴するわけにはいきません。
なぜなら、何らかの条件がそろった状態で扇風機をつけたまま寝ると、本当にポックリ死んでしまうかもしれないからです。
死んでしまう条件があるのかも
もしかすると、脚ではなく顔に扇風機を向けて、それも弱風ではなく強風を当てたまま寝ると、死んでしまうのかもしれません。
あるいは扇風機1台ではなく、3台の風を浴びながら寝たとき、いよいよ死んでしまうのかもしれません。
羽根がオレンジ色の業務用扇風機だと冗談抜きでマジで死ぬ、という可能性も考えられます。
これらを試したわけではないため、上記のような条件で命を落とす可能性は排除できません。
つまり、今回の検証結果だけをもって「扇風機をつけたまま死ぬって、ありゃ嘘だ」などと無責任なことはいえない、ということです。
今回の検証では、20代痩せ型の男性が弱風を脚に浴びたまま8時間寝ても死ななかった、というデータが得られただけです。
都市伝説の裏側について
「扇風機をつけたまま寝ると死ぬ」という都市伝説は、そもそもなぜ誕生したのでしょうか?
「子どもが風邪を引かないようにするための脅し」である可能性が考えられます。
「扇風機をつけたまま寝ると風邪を引くよ」よりも、「扇風機をつけたまま寝ると死ぬよ」のほうがインパクトが大きく、子どもに言うことを聞かせるには効果的だからです。
これは「雷にヘソを取られる」という言い伝えにも共通しています。
「雷にヘソを取られる」と脅せば、子どもたちはお腹を隠すために身を屈めるため、雷に打たれるリスクを軽減できます。
雷には高いところに落ちる特性があるので。
つまり、気の利いたジョークです。
「扇風機をつけたまま寝ると死ぬ」という話も、こうした類の(イジワルな大人が考えた)ジョークなのではないでしょうか。
まとめ
扇風機が命を奪う凶器となる可能性は、低そうです。
むしろ扇風機をつけたまま寝るよりも、扇風機を使わずに熱帯夜を越すほうがよほど危険ではないでしょうか。
熱中症に陥って死んでしまう恐れがあるからです。
扇風機をつけっぱなしにしたまま寝れば、死ぬどころか、涼しくて快適な眠りが得られます。
ぜひ寝苦しい熱帯夜には、扇風機を稼働させたまま寝てみてはいかがでしょうか。
ただし、強風を顔に当てたり、羽根がオレンジ色の業務用扇風機を使ったりした場合には、どうなるかわかりません。あしからず。
以上、扇風機をつけたまま寝ると死ぬという噂は本当なのかでした。
結論。たぶん、意地悪な大人が考えたジョーク。たぶん。
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