旅行先でやりたいことが見つからず、悩んでいませんか?
まだ計画段階であれば、その旅行は中止にしたほうが良いかもしれません。
なぜなら、旅先でやることがなければ旅行をする意味がないからです。
この記事では、
- やることがない旅行の意味
- 目的がひとつしかない旅行
など、「旅行先でやることがないときの対処法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
旅行先でやることがないときの対処法
住んでいる地域を離れ、私たちがわざわざ遠くへ旅行をする目的はなんでしょうか。
- 食べたいものがある
- 見たいものがある
- やってみたいことがある
旅行の多くは、このような動機に基づいています。
いま住んでいる場所では体験できないものが遠くにあるからこそ、私たちはお金と時間、労力をかけて旅行をするわけです。
したがって、目的が見つからないのであれば、そもそも旅行をする意味がありません。
観たい作品が一本もないのに映画館へ行く人はいない。それとおなじ。
自宅でおとなしくしているか、映画館で映画でも観て休日を過ごせば、ムダな時間とお金、労力をかけずに済みます。
旅行はあなたにとって義務でもなんでもありません。
計画しているその旅行には、「中止」という選択肢があるはずです。
目的がひとつしかない場合
「どうしても訪れたい美術館がある」
など、旅行をしたい動機があるとします。
訪れたいラーメン屋でもなんでも可。
でもそれだけでは1日潰せない、このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
つまり、旅先でいっさいやることがないわけではなく、他にやることがない、というわけです。
もし目当ての美術館以外に訪れたい場所が見つけられなければ、心ゆくまで美術館に滞在し、気が済んだらさっさと帰宅してしまえば良いのです。
わざわざ欲張って、旅先であれもこれも満喫する必要などありません。
「やりたいこと」を無理やり見つける努力はナンセンスです。
むしろどうでもいい目的で旅行を埋めれば埋めるほど、肝心の「美術館」にまつわる思い出が薄まってしまうことでしょう。
どうしても訪れたい美術館、食べたいラーメン、参加したい講演会があるなら、その目的だけに集中することをおすすめします。
世の中には、林修先生の講演会へ参加するためだけに、長野県から京都までクルマで行く男も存在する。旅先でのやりたいことなど1つあれば十分。
その目的のためだけに旅行するのが惜しい場合
たとえば、訪れてみたい蕎麦屋が200km離れた場所にあるとします。
ですが、蕎麦を食べるためだけに200km先まで旅行するのが惜しいと感じるのであれば、その旅行は延期にしたほうが良いでしょう。
蕎麦屋がある地域について調べ、興味のある施設や飲食店が2〜3つ見つかってから旅行するべきです。
つまり、今はまだ旅行するタイミングではない、ということです。
旅行について、真面目に考え過ぎることなどありません。
やることがないなら旅行を中止にすれば良いだけで、わざわざ興味のない博物館について調べ、「考古学に興味を持て自分。ナウマンゾウへの興味よ湧いてこい」などと念じる必要はないのです。
旅行は旅行です。ただのレクリエーションです。
もっと気楽にいきましょう。
まとめ
旅先でやることがないと悩むのは、映画館で観たい作品がないと悩むようなものです。
観たい作品がなければ、そもそも映画館へ行くことなどありません。
なぜなら、観たい作品がないからです。
どの作品にも興味がないのに、わざわざ映画館へ行き、テキトーな作品を選び、鑑賞料金を払い、シートに座って2時間を浪費するなど、バカげています。
やりたいことがないのに、わざわざ遠くへ出かけ、スマホで施設や飲食店について調べ、やっぱりやりたいことがないと嘆くのも、バカげています。
お金と時間、労力を浪費しているだけに過ぎません。
目的がなければ、旅行は中止にしましょう。
以上、旅行先でやることがないときの対処法でした。
結論。人生の目的は探したほうが良い。でも、旅先でのやりたいことを探す必要はない。