炎天下のピクニックや海水浴、動物園デートは、ただの苦行です。
暑さにイライラするだけで、楽しめません。
- 汗で化粧が落ちた
- 日光で日焼けする
- 猛暑で具合が悪くなった
- 汗臭くてテンションが下がる
など、不穏なムードのままデートを終える危険があります。
私たちは「酷暑でも平気なラクダ」ではないので、夏の暑い屋外をウロチョロするのは避けましょう。
夏場にデートをするなら、涼しい場所に限ります。
すなわち、屋内です。
デートの行き先に迷ったら、「冷房が効いた涼しい空間」を選んでおけば間違いありません。
この記事では、
- 水族館
- 映画館
- 自宅
- ショッピングモール
など、「夏におすすめの涼しいデートスポット」をわかりやすく解説します。
行き先選びに失敗しないよう、ぜひ参考にしてみてください。
夏におすすめの涼しいデートスポット6選
夏場でも快適にデートを楽しめるスポットは以下のとおりです。
- 水族館
- 映画館
- 美術館
- ショッピングモール
- 屋内プール
- 自宅
付き合う前のデートであれば、プールと自宅はおすすめしません。
理由はシンプルで、下心が透けて見えるから(断られる可能性が高いから)です。
水着姿になるプール、それから2人きりになる自宅デートは、交際後の「お楽しみ」にとっておきましょう。
もちろん、恋人同士ならどのスポットを選んでもOKです。
では、それぞれの特徴や所要時間、かかるコストなどを見ていきましょう。
1. 水族館
デートの定番である水族館は、季節に関係なくいつでも楽しめます。
クーラーが効いた屋内で水槽を見て「涼しい気分」になれるため、夏場のデートにぴったりだといえるでしょう。
ただし、水族館は入場料金の高さがネックです。
施設によって値段はさまざまですが、大人1人2,000円かそれ以上することがほとんどです(高校生以上は大人料金)。
社会人ならともかく、お金に余裕のない学生にとっては「大きな出費」となるかもしれません。
水族館の館内では、
- 展示された生き物を見る
- イルカのショーを見る
- レストランで食事をする
- お土産を買う
などして過ごします。
所要時間は2〜4時間くらいです。
ちなみに、水族館のような薄暗い空間で過ごした2人は「親密になりやすい」ことがわかっています。
これは、暗さから生じる不安や寂しさを消すために、側にいる人間に近づこうとする心理が働くためです。
彼氏/彼女ともっと仲良くなりたい方、好きな人との交際を狙っている方、ぜひ水族館に誘ってみてはいかがでしょう。
雰囲気が後押しし、手を繋いで館内を回れるかもしれません。
2. 映画館
夏場にデートをするなら、映画館もおすすめです。
ただし、お互いが観たい作品が上映しているなら、です。
映画鑑賞にかかるコストは大人1人1,800円程度で、所要時間は2〜3時間です。
とはいえ、映画だけ観て解散するデートはあり得ません。
作品を鑑賞する前か後に2人で食事をするのが一般的です。
したがって、映画館の近くにあるレストランを調べておきましょう。
車で移動できるなら映画館から遠くても構いませんが、徒歩で移動するなら、たとえ50メートルでも近いレストランに入るのが無難です。
「あそこのお店が美味しいから」
と猛暑のなかを10分も20分も歩かせたら、デート相手は機嫌を損ねてしまうかもしれません。
もしあなたが男性なら、近くのお店を選ぶか、「ちょっと歩くから」といって日傘を持ってくるよう女性におすすめするのが良いでしょう。
こんなに歩くなら日傘を持って来ればよかった……と女性を怒らせないために、です(相手が持っていなければあなたが用意してもOK)。
もしくは、映画館と飲食店が入っているショッピングモールで遊ぶのも一つの手です。
3. 美術館
夏場でも涼しいデートスポットとしては、美術館も挙げられます。
「美術館なんて行ったことないし、興味もない……」
という方がいるかもしれませんが、だからこそ、新鮮な体験ができておすすめです。
これを機に芸術に目覚め、2人で「美術館巡り」にハマるかもしれません。
デートの行き先がマンネリ化してきているカップルにもおすすめです。
美術館の入場料は大人1人800〜1,800円程度で、所要時間は1〜2時間程度です。
ただ美術作品を眺めるだけでなく、売店でお土産を買ったりもできます。
レストランが併設してある美術館なら食事もできますが、メニュー内容や料金設定がやや"大人"なケースが多いため、鑑賞前か後に外で食べても良いでしょう。
ちなみに、美術館にドレスコードは存在しません。
半袖に短パン、サンダルというラフな格好で行ってもOKです(スタッフに止められたりはしない)。
ただし、館内で大声を出したり、写真を撮ったりするのはNGですのでご注意ください。
美術館がデートスポットのリストに加わると、行き先の幅がグッと広がります。
というのも、美術館は全国各地にあるからです。
ぜひ好きな人や彼氏/彼女を芸術鑑賞に誘い、あなたの「お洒落でインテリな一面」をアピールしましょう。
意外なギャップにドキッとしてくれるかもしれません。
4. ショッピングモール
地方郊外にある巨大ショッピングモールや、都心にある複合型施設なども夏のデートに適しています。
というのも、屋外に出ることなくさまざまなショップや施設を見て回れるからです。
たとえば、
- 食事
- 買い物
- 映画鑑賞
など、涼しい屋内で1日中あれこれ楽しめるのが、ショッピングモールのメリットです。
どこを歩いても屋根下なので、日焼けや暑さを気にする必要がありません。
仮に食事と買い物をするとして、予算は5,000円程度、所要時間は2〜5時間くらいでしょう。
歩き疲れたらカフェに入ってひと休みするのもおすすめです。
ちなみに、世の中には「デート中にカフェで休憩すると満足度が高まる」という研究結果があるため、スターバックスやタリーズを見つけたら積極的に利用したいところです。
あれこれ予定を詰め込むのではなく、カフェでまったりするくらいの余裕は持ちましょう。
ただし、ららぽーとやイオンモールなどの巨大ショッピングモールは郊外に建っていることが多く、車でないとアクセスしにくいのが難点です。
徒歩と自転車しか移動手段がない学生には厳しいかもしれません。
炎天下のなかを歩きや自転車で移動するのは"最悪"なので、路線バスを利用するか(事前に時刻表とルートを調べる)、大学生ならレンタカーを借りるのが良いでしょう。
間違っても「真夏の日差しを浴びながら汗だくになって40分歩く」ようなことがないようにご注意ください。
デートをして嫌われていたら本末転倒です。
それから、ショッピングモールと似たところでは、北欧家具チェーンのIKEAもおすすめです。
売り場は広くて品数が多く、長時間買い物を楽しめるうえ、併設されたレストランでは手頃な価格でスウェーデン料理を味わえます。
彼氏/彼女といっしょに家具やインテリアを選んでみてはいかがでしょう。
5. 屋内プール
夏といえば水泳です。
が、海水浴場と屋外プールは日差しが強く暑いため、おすすめしません。
彼氏や彼女とデートで訪れるなら屋内プールが良いでしょう。
利用料金は大人1人800円あたりが相場で、所要時間は2時間くらいです。
「屋内プールって市民プールでも良いの?」
と思っている方がいるかもしれませんが、市民プールではダメです。
というのも、流れもしなければ波も出ない、25メートルプールしかない市民プールでは、レジャーやエンターテインメントの要素に欠けるからです。
市民プールでの水泳は、デートというより、ただのフィットネスですので、企業が運営する「大型屋内プール」を選びましょう。
市民プールに行き、2人別々のレーンで800メートル泳いで帰る……こんなトレーニングみたいなデートは楽しくありません。
6. 自宅
夏にぴったりな涼しいデートスポット、最後は自宅です。
エアコンや扇風機を使って涼みながら、彼氏や彼女と食事をしたり、映画を観たり、話をしたりしてまったり過ごしましょう。
もっともおすすめなのはテレビゲームです。
映画は途中で飽きたり、眠たくなったりしがちですが、ゲームならずっとハイテンションで楽しめます。
Nintendo Switchでマリオカートやマリオテニス、マリオパーティ、ぷよぷよなどをプレイしてみてはいかがでしょう。
「でも、Nintendo Switchを持ってない」
という方もいるはずです。
だったら、買うまでです。
3万円超えの本体はけっして安くありませんが、自宅デートを最高に盛り上げるための「設備投資」だとお考えください。
「家でDVD観ない?」では訴求力に欠けますが、「家でSwitchしよう」なら二つ返事でOKしてもらえるはずです。
とはいえ、家デートが3回も4回も連続しないようご注意ください。
デートが自宅ばかりだと、彼氏・彼女に飽きられる恐れがあります。
「付き合った当初はいろんな場所を提案してくれたのに、最近は自宅でゲームばっかり。手を抜いている……」という具合です。
自宅デートはお金をかけず手軽に楽しめるのが魅力ですが、頼り過ぎるのはNGです。
水族館や映画館、美術館、ショッピングモールなどを織り交ぜつつ、2〜3回に1回くらいのペースで自宅デートを楽しみましょう。
まとめ
夏場におすすめの涼しいデートスポットは以下のとおりです。
- 水族館
- 映画館
- 美術館
- ショッピングモール
- 屋内プール
- 自宅
まだ付き合う前の段階だったり、付き合いたてのカップルだったりするなら、映画館やショッピングモールあたりが無難です。
いきなり「自宅」に誘わないようご注意ください。
それから、汗をかきやすい夏場のデートでは、ニオイ対策が欠かせません。
いくら涼しい場所でデートするとはいえ、移動中など、猛暑にさらされるシーンがかならずあるからです。
「汗クサい不潔で不快なヤツ」にならないよう、事前に対策をして臨みましょう。
たとえば、汗をかきやすい脇や足に制汗スプレーを吹きかけたり、です。
清潔感や身だしなみの注意点については、ほかの記事で詳しく解説しています。
本文の最後にリンクが貼ってありますので、好きな人に不快感を与えたくない方、ぜひ読んでみてください。
- デート場所
- 清潔感
これらに配慮して、暑い夏のデートを楽しみましょう。
以上、夏場におすすめの涼しいデートスポットでした。
【結論】屋内が大原則。水族館、映画館、美術館、ショッピングモール、屋内プール、それから自宅。もし徒歩や自転車で移動するなら、移動時間はなるべく短くしよう。デートスポットが涼しくても、長時間の移動が暑かったら意味がない。
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これが1台あるだけで、夏の自宅デートが盛り上がること請け合いです。
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