体重計は持っているのが普通なのでしょうか。
どの家庭にも体重計はあるのでしょうか。
答えはノーです。
少なくとも体重計よりは、冷蔵庫や電子レンジといった家電のほうが普及しているのは間違いありません。
この記事では、
- 体重計は必需品なのか
- 体重計が必要な人って誰?
など、「体重計は持っているのが普通なのか」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
体重計は持っているのが普通なのか
体重計はけっして生活必需品ではありません。
デジタルはかりを持っていなくても困らないのとおなじように、体重計を持っていなくても、私たちは問題なく暮らしていけれます。
そもそも体重計というのは、
- 体重
- 体脂肪率
などを知りたい人が使うための計測機です。
ですので、自分の体重や体脂肪率に興味がない人にとって、体重計は必要ありません。
たとえるなら、犬を飼っていない人に、散歩用のリードが必要ないのとおなじです。
あなたに体重計は必要か
ところであなたは、自らの体重や体脂肪率、内臓脂肪などについて関心がありますか?
もし関心がないのなら、わざわざお金を払い、体重計を買う必要はありません。
体重計は、体の重さ、脂肪の割合、筋肉量、BMIの数値などを教えてくれる、ただの道具です。
体の状態を知る必要性がなければ、あなたにとって体重計は不要です。
自動車やボールの速度を測るスピードガンが、私たちにとって必要ないのとおなじです。
スピードガンを使う場面がないので。なくても困らない。
そもそも、自分が太ったか痩せたかは鏡を見ればだいたいわかります。
顔に肉がついてきたら「ちょっと太ったかも。痩せなきゃ」ってなもんです。
体重の増減をよほど気にしていない限り、体重計を使ってまで計測することはありません。
鏡越しの目分量でじゅうぶんです。
体重計を使ったほうが良い人たち
いっぽうで世の中には、体重計が欠かせない人もいます。
- 筋トレをしている
- ダイエットをしている
- 体型維持に努めている
このような習慣を持っている人にとって、体重計は必需品です。
とりわけ全身の筋肉量は、増えているのか減っているのかを正しく把握するのが困難です。
ただ、多機能がついた体重計に乗れば、全身の筋肉量を知ることができます。
筋肉を鍛えている方にとって、体重計は「あったほうが便利」だといえるでしょう。
ダイエットをしている女性はもし太ったとしても、鏡を見て「太ったかな?いや、気のせいだ」などと、現実を否定したくなるかもしれません。
太った事実を認めるのがツラいからです。
ですが、体重計に表示される数字はいつでも真実です。
鏡を見て「太ったかな?気のせいだ」となることはあっても、体重計の52kgという表示を見て、「52kg?気のせいだ」とはなりません。
つまり、体重計が示す数値にたいしては言い訳ができない、ということです。
本気でダイエットに取り組みたい方にとっても、体重計は欠かせないでしょう。
体重計を使えば、肉眼ではわからない0.1kg単位の体重増減まで細かく把握できます。
5kg太ってから危機感を覚えるよりは、0.5kg太った時点で危機感を抱き、対処したほうが良いに決まっています。
たとえるなら、火災で家が半分燃えてから消防士を呼ぶよりも、ボヤの時点で消防士を呼んだほうが良いのとおなじです。
まとめ
体重計は持っているのが普通なのかどうかについてお伝えしてきました。
ドライヤーや洗濯機ほど、体重計は「あって当然のもの」ではありません。
たいていの人にとって体重計は必要ありませんが、
- 筋トレをしている
- ダイエットをしている
- 体型維持に努めている
といった事情から、毎日のように体重計を使っている人もいます。
最近の体重計は内臓脂肪を計測できるものがあり、これはおすすめです。
なぜなら、内臓脂肪は見た目にはわからないからです。
人間の胴体は体腔といって筒のようになっており、肺や心臓、胃腸がおさまっています。
体腔には空きスペースがあり(内臓がギチギチに詰まっているわけではないので)、ここに溜まってしまうのが内臓脂肪です。
皮下脂肪と違い、内臓脂肪が多いのか少ないのかは目に見えません。
見た目は細くても、じつは内臓脂肪が多い、というケースは珍しくないのです。
ホルモンの関係上、男性は内臓脂肪、女性は皮下脂肪がつきやすい。男性は注意。
内臓脂肪がたくさんつくとお腹周りだけ膨らみますが、この段階まできてしまうと、内臓脂肪を落とすのは一苦労です。
「内臓脂肪が増えかけていること」に気がつける、つまり早期発見・早期対処できるのが、(必要ないと思っている方にとって)体重計を使うメリットだといえます。
もし購入するとしたら、体重や体脂肪、内臓脂肪、筋肉量、基礎代謝などさまざまな数値を測れるこちらの体重計(体組成計)がおすすめです。
以上、体重計は持っているのが普通なのかでした。
結論。体重計を持っていない人もいるし、無くて困るようなこともない。ただ、肥満を避ける上ではあったほうが良い。体重や体脂肪、筋肉量の微妙な変化にすぐ気づけるので。
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