女性とのデート中、エスカレーターに乗る場面があります。
このとき、
- 乗る順番
- 立ち位置
- 女性との距離
など、いくつかの意識すべきポイントがあることをご存知でしょうか。
もし女性とおなじステップに並んで乗ったら、相手から「なんだコイツ」と怪訝な目で見られること必至です。
というのも、ファミレスの席にふたり並んで座るようなもので、不自然だからです。
そこでこの記事では、
- 上りと下りで異なる立ち位置
- 付き合う前の女性との距離
など、「デートでエスカレーターに乗る際のマナー(男性向け)」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
【男性向け】デートでエスカレーターに乗る際のマナー
女性とデートをしていてエスカレーターに乗る際、私たち男性が気をつけるべきポイントは2つあります。
- 立ち位置
- 距離
これらの2点です。
デート中にスマートなエスコートができるよう、最低限のマナーを押さえておきましょう。
エスカレーターの乗り方ひとつで女性を「惚れさせる」ことは難しいものの(キャー乗り方がイケメン、とはならない)、女性からの減点を避けることなら可能です。
理想の立ち位置
好きな女性とエスカレーターに乗っている際、どんな危険やリスクが考えられるでしょうか。
もっとも恐れるべきは、女性の転倒です。
もしもデート相手の女性が、
- ヒールのせいで足が疲れた
- いきなり具合が悪くなった
などの理由で体のバランスを崩し、エレベーターを転げ落ちたらどうでしょう。
女性がスタントウーマン(スタントマンの女性版)でない限り、大怪我を負うに違いありません。
ですのでわれわれは、「女性の転倒」を想定した位置に立つべきです。
すなわち、女性がエスカレーターで転んでもガシッと支えられる位置、です。
具体的に説明します。
上りのエスカレーターであれば、まずデート相手の女性に乗ってもらい、われわれは女性の後から乗りましょう。
上りのエスカレーターでバランスを崩した女性が、前方へ転がっていくことは、物理的にありえません。
倒れるとしたら「後ろ」です。
ゆえに私たち男性は、女性の背後に立ち、いつでも体を支えられるよう構えておくのが紳士的な振る舞いだといえます。
下りエスカレーターであれば、この逆です。
まずわれわれが先にエスカレーターへ乗り、後から女性に乗ってもらいます。
女性が転んできても全身で支えられるよう、手すりをギュッと握っておきましょう。
私たちの姿を、
「転ばないように手すりにつかまってて、子どもみたいで可愛い」
と、(誤解ですが)女性は好意的に見てくれるかもしれません。
なんにせよエスカレーターの立ち位置で大事なのは、「女性よりも自分が下に立つこと」です。
女性に万が一のことがあっても助けられるよう、 さりげなく、女性の下になるようエスカレーターに乗りましょう。
理想の距離
続いては、エスカレーターに乗る際の距離についてです。
付き合う前のデートなら、女性に近づき過ぎないほうが良いでしょう。
というのも、エスカレーターで女性に接近しすぎると、「キモい」と非難される恐れがあるからです。
エスカレーターに乗る際は、ステップ(段差)1つぶんを空けて乗るのが無難だといえます。
上りエスカレーターではわれわれが女性の後ろになるので、まず女性に乗ってもらい、ステップを1つ空けてから私たちも乗りましょう。
つまり、彼女の2段下に立っている状態です。
ステップに連続して乗るのは距離が近すぎますし(交際前ならなおさら)、いっぽうで女性とのステップを2つ以上空けるのは、よそよそしくてデートっぽくありません。
無難なのは、ステップ1つの間隔です。
ちなみに、下りのエスカレーターでは私たち男性が先に乗り、女性が続いて乗ってきます。
このとき女性が真後ろのステップに立っていたら(つまり間隔を空けていなかったら)、お相手はこちらに好意を抱いていると考えて良いでしょう。
いわゆる「脈あり」というやつです。
とはいえ、脈ありサインに嬉しくなって舞い上がり、興奮し、エスカレーターを転げ落ちないようご注意ください。
まとめ
デートでエスカレーターに乗る際のマナー(男性向け)をお伝えしてきました。
- 立ち位置:女性の下
- 距離:ステップ1つぶん空ける
この2点を押さえておけば、エスカレーターの乗り方で女性から減点を受けることはないでしょう。
こうした気遣い、エスコートをする上でもっとも大切なのは、さりげなさです。
間違っても、
「ねぇ、なんで俺がさっきからエスカレーターで下に立ってるかわかる?」
などと女性にクイズを出すべきではありません。
なぜなら、
「正解は、君がバランスを崩しても支えられるように、だよ」
って、ダサすぎるからです。
同様に、下りエスカレーターの前で、「何がなんでも俺が先に乗ってやる」と鼻息を荒くするべきでもありません。
女性を押しのけて下りエスカレーターへ先に乗っても、ただ「自分勝手で乱暴な人」とのレッテルを貼られるだけだからです。
あくまでもさりげなく、です。
理想の立ち位置にならなかった場合には、「女性が転倒しないこと」をそっと祈りましょう。
以上、デートでエスカレーターに乗る際のマナー(男性向け)でした。
結論。エスカレーターではステップを1つ空けて、女性の下に立とう。ただし、薄毛を気にしている場合は、この限りではない。上から頭部を見られてしまうから。
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