冷蔵庫やエアコンと違って、掃除機がなくても私たちは平気で暮らしていけれます。
なぜなら掃除機は、生活必需品ではないからです。
むしろ、
- 重たい
- 音がうるさい
- 収納に場所をとる
- メンテナンスが面倒
- 風でホコリが舞い上がる
など、掃除機はデメリットが多い家電だといえます。
ちょうど、バターの代用品としてマーガリンを使うのとおなじで、掃除機もほかのグッズで代替が可能です。
では、掃除機の代用品とはいったい何なのでしょうか。
この記事では、
- コロコロがあれば掃除機は不要
- コロコロは掃除機のすべてを凌駕する
など、「掃除機の代わりになる掃除グッズ」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
掃除機の代わりになるコロコロ(カーペットクリーナー)
自宅にコロコロ(カーペットクリーナー)さえあれば、掃除機がなくてもいっさい困りません。
たとえるなら、マイカーさえ持っていれば、自宅近くを路線バスが走っていなくても不自由しないようなものです。
路線バスが自家用車で代替できるのとおなじで、掃除機は、コロコロで代用できます。
Not吸引力but粘着力
掃除機が吸引力を使うのにたいし、コロコロは粘着力を使って床をキレイにします。
- 掃除機:吸引力
- コロコロ:粘着力
どちらのパワーが床掃除に適しているかといえば、粘着力です。
なぜなら掃除機は、ヘッドから吸いこんだ空気を本体の外に出す必要があり、このとき生じる風によって、床に積もっているホコリが宙に舞ってしまうからです。
掃除機本体から出てくる風がホコリを吹き飛ばすのは、たとえるなら、海辺でドタバタ飛び跳ねて騒ぎ、魚をすべて散らしてから釣り糸を垂らしているようなもので、ナンセンスだといえるでしょう。
驚かせて逃してしまったら魚は釣れませんし、掃除機の風で巻き上げてしまったら、ホコリは吸い込めません。
掃除機を凌駕するコロコロの凄いメリット
端的にいって、コロコロ(カーペットクリーナー)は、掃除機よりも優れた掃除グッズです。
コロコロさえあれば、掃除機は捨ててしまって構いません。
圧倒的な安さ
まず、コストをくらべてみましょう。
掃除機本体の価格は、安いスティックタイプでも5,000円、高性能なハイエンドモデルなら10万円ほどします。
いっぽうで、コロコロの本体価格はせいぜい400円程度です。
安く済ませたいなら、100円ショップでコロコロを買う手もあります。
コロコロの粘着テープは消耗品で、1本あたり100円程度で買えます。
コロコロのテープが消耗品だといっても、掃除機には、
- 電気代
- 紙パック(物によって)
といったランニングコストがかかるので、両者の維持費に大差はありません。
コスト面では、初期費用をグッと抑えられるコロコロの圧勝でしょう。
部屋をキレイにするのは良いとして、そのためにお金を使い、預金残高までこざっぱりさせる必要はないといえます。
圧倒的な静粛性
掃除機のデメリットは、騒々しいこと、です。
とんでもないボリュームの騒音を出していながら、掃除機はただ「埃や髪の毛を吸っているだけ」で、音にたいして作業内容が見合っていません。
まるで、マフラーから爆音を出しつつ時速30kmで走る改造自動車のように大袈裟で、掃除機は滑稽です。
モーター音や吸気音、排気音がうるさく、とても夜中に掃除機を使えたものではありません。
もし深夜にウィーンと掃除機をかけたら、
- 近隣住人から苦情が届く
- 近隣住人に刺し殺される
いずれかの運命をたどることでしょう。
それにたいしてコロコロ(カーペットクリーナー)の静粛性はとても高く、コロコロコロコロという微かな音を出すだけです。
コロコロが転がる音は咳やくしゃみよりも静かなので、
- 早朝5時
- 深夜2時
どんな時間帯であっても、部屋の埃やゴミが気になったらすぐ掃除できます。
誰にも気を遣わず、遠慮なく掃除できるのが、コロコロのメリットだといえるでしょう。
キレイ好きなら、掃除機ではなく、時間的制約を受けないコロコロを買うべきです。
圧倒的メンテナンスフリー
サイクロン掃除機を使っている場合、吸いこんで内部に溜まったゴミを捨てなければなりません。
掃除機の設計や構造が悪いと、集めたゴミを取り出すだけで一苦労します。
それから、エアコンのフィルター掃除とおなじ要領で、掃除機のフィルターについたホコリをとってやる必要もあります。
フィルターに埃が溜まると目詰まりしてしまい、掃除機の吸引力がガクッと落ちます。
ゆえに、掃除機を使うなら、定期的なメンテナンスが欠かせません。
いっぽう、コロコロはメンテナンス不要です。
手間といえば、ただ埃や髪の毛が貼りついたテープをペリペリと剥がすだけです。
ちょうどラップやアルミホイルを引っ張り出して切るような感覚で、なんら難しい作業ではありません。
掃除機の場合、ゴミ箱へ放りこんだホコリがボワッと空気中に舞い上がることもしばしばですが、コロコロが集めたゴミはテープにベタッとくっついているので、舞い上がったりしません。
コロコロは衛生的です。
それから掃除機は、経年劣化により吸引力が低下したり、充電式の掃除機はバッテリー駆動時間が短くなったりしますが、いずれもコロコロには無縁の話です。
というのも、表面のテープをベリベリッと剥がすだけで、コロコロの粘着力はいつでも何度でもMAXにまで回復するからです。
コロコロは劣化知らずなのです。
まだあるコロコロの圧倒的長所
先述のとおり、掃除機は本体から出る風でホコリを宙に舞い上がらせるので、じゅうぶんな掃除ができません。
たとえば、殺し屋が、寝ている家族5人を夜中に暗殺するとします。
もし1人目のターゲットを拳銃でパァーンと撃ってしまったら、銃声に気づいた残り4人は目覚め、逃げるか抗戦してくることでしょう。
暗殺計画は失敗です。
掃除機がやっていることは、これです。
床に積もったホコリを、吸いこむ前に風で吹き飛ばしては意味がありません。
コロコロはというと、5名のターゲットを1人ずつナイフで仕留めていくようなもので、埃や髪の毛を逃さずキャッチしていきます。
というのも、コロコロからは風がいっさい出ないからです。
掃除機とコロコロ、どちらが"優れた掃除の道具"なのかは、いうまでもないでしょう。
コロコロはサイズが小さいので置き場に困りませんし、掃除機とは比べ物にならないほど重量が軽いため、コロコロでフローリングやカーペットを掃除していても疲れません。
掃除機をはじめ電化製品には故障するリスクがつきものですが、構造がシンプルかつアナログなコロコロは、よほど強い力を加えない限りまず壊れないといえます。
コロコロは丈夫で長持ちします。
まとめ
記事の内容をまとめると、
- 掃除機は欠点だらけ
- コロコロですべて代替できる
このようになります。
Amazonでは、ユーザーからの評判が良いニトムズのコロコロが売っています。
- シーンに応じて柄の長さを調整できる
- 本体のカラーバリエーションが豊富
- フローリングでも使える(絶妙な粘着力)
これらが特徴です。
柄の長さを目一杯伸ばせば、立ったまま、掃除機のようにコロコロを扱えます。
- カーペット
- フローリング
- 畳
- ソファ
- 布団
- 座布団
どんなところでも掃除できるコロコロがあれば、もう掃除機など必要ありません。
用無しになった掃除機は、リサイクルショップにでも売り払って現金化しましょう。
以上、掃除機の代わりになるコロコロ(カーペットクリーナー)の便利さについてでした。
結論。掃除機を使うのがふつうだと思い込んでいるだけで、実際のところ、掃除機である必要はない。捨てるべきは、やかましい掃除機と固定観念で、買うべきはコロコロ。掃除がもっと手軽になって、掃除がもっと楽しくなる。「あ、髪の毛が落ちてる。コロリン」ってなもん。なにもかもコロコロの勝ちだから。