軽自動車は「貧乏人の乗り物」じゃないから気後れは不要

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世の中には、軽自動車を「貧乏人の乗り物」だと考えている人がいます。

 

UFOは宇宙人の乗り物ですが、軽自動車はべつに、貧乏人の乗り物ではありません。

 

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そう思いたい人には思わせておけば良いだけで、軽自動車を買おうと思っているなら、上のような声を気にする必要はないといえます。

 

なぜなら、「貧乏人が買う」と一部の人々から揶揄されているクルマは軽自動車のほかにもあり、こうした意見にいちいち耳を傾けていたら、どの車にも乗れないからです。

 

この記事では、

  • お金持ちだって軽自動車を買う
  • ワゴンRを愛用していた有名デザイナー

など、「軽自動車は果たして貧乏人の乗り物なのか」をわかりやすく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

軽自動車は「貧乏人の乗り物」ではない

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プアマンズポルシェ、という言葉をご存知でしょうか。 

 

プアマンズポルシェ(poorman's Porshe)とは、貧乏人が買うポルシェを意味しており、たとえばケイマンなど、ポルシェのなかで安価な車種を指します。

 

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車両価格が800万円以上するポルシェ ケイマンですら、ポルシェ911(価格1,400万円以上)のオーナーなどから、「プアマンズポルシェ」と揶揄されることがあります。

 

1,000万円近いドイツ車に乗っていても、貧乏人だとバカにされてしまうわけです。

 

こうしたネガティブな意見はどんな車にたいしても存在しているので、すべて気にしていたら埒が明きません。

 

お金持ちだって軽自動車を買う

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軽自動車を貧乏人の乗り物だといって決めつけるのは、短絡的思考です。

 

たとえば世の中には、セカンドカーとして

  • ホンダ S660
  • ダイハツ コペン

など軽自動車のスポーツカーを持っている人がいます。

 

ひとりで2台の車を所有できている時点で貧乏人ではありませんし、そもそもほんとうの貧乏人には、車を買って維持するだけのお金がありません。

 

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あるいは、自動車をただの「移動するための道具」としか見ていない人も、しばしば(維持費の安い)軽自動車を買います。

 

このような人は、ステータスシンボルとしての記号を車に見出していないので、自動車に頓着せず、家族の軽自動車をいっしょに使っていたりします。

 

たとえ貧乏ではなくても、です。

 

ここで軽自動車を、賃貸物件に置き換えて考えてみましょう。

たとえば、月々の家賃が100万円の高級タワーマンションがあるとします。

 

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この物件に住めるのは、間違いなく「お金持ち」だけです。

手取り30万円のビジネスパーソンが住もうと思っても、収入が足りません。

 

では、毎月の家賃が3万円の狭小アパートはどうでしょうか。

こちらのアパートには、

  • お金持ち
  • 中間層
  • 貧乏人

どんな経済状況の人でも住めます

 

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ゆえに、お金持ちが住んでいる可能性を考えることなく、「あんなボロアパートに済むのは貧乏人だけだ」と決めつけてしまう思考回路は、想像力に欠けているといえるでしょう。

 

 

軽自動車は誰でも買える 

軽自動車もおなじです。

 

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貧乏人から富裕層まで、すべての人にたいして軽自動車の門戸は開かれています。

軽自動車を「貧乏人の乗り物」などと放言することはできません。

 

事実、総資産が1億円以上あるようなホンモノのお金持ちは、財力を見せびらかしたりせず、むしろ目立たないように暮らしていることが少なくありません。

なぜなら、お金持ちだと周囲に知られると、

  • 憎まれる
  • 嫉妬される
  • カネを無心される

など、なにかと厄介だからです。

 

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目立つことを避ける富裕層が、大金持ちだと悟られないよう、あえて型落ちした普通車や、ありふれた軽自動車に乗っていないとも限りません。

軽自動車はみんなの乗り物であって、貧乏人専用のビークルではないのです。

 

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収入や貯金残高に関係なく、ただ「小さい自動車が好きだから」というシンプルな理由で、軽自動車を愛車にしている人もいます。

 

価値観は人それぞれだから

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どんな自動車を買おうとも、世間の誰かには、

  • ダサい
  • 貧乏くさい
  • センスがない

などと批判されます。

 

「これは最高だ」といってすべての人が手放しで絶賛する車など、存在しません。 

 

たとえば世の中には、

  • 型落ちしたクラウン
  • 型落ちしたレクサス

などを見て「貧乏くさい」と感じる人がいます。

 

クラウンもレクサスも高級車ですが、新型モデルに買い替えていないことから「買い替えるだけの金銭的余裕がない」と推測し、ダサいとか貧乏くさいだとかのレッテルを貼ります。

 

そもそも自動車は、財力を見せびらかすために買うものではありません。

車を買う一番の目的は、移動するため、です。

 

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ですので、自分が気に入った車であれば、(たとえ軽自動車でもポルシェケイマンでも)人がどう思うかは関係ないといえるでしょう。

世間のネガティブな声を気にしていたら、どの車も買えません。

 

まとめ

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ランボルギーニやフェラーリなどスーパーカーのデザイナーとして知られるマルチェロ・ガンディーニという人物(超売れっ子)は、普段の足として、スズキのワゴンRを愛用していました。

 

本人曰く、「ワゴンRは機能的だから」だそうです。

デザイナーとして成功をおさめた彼は、貧乏人などではなく、むしろお金持ちの部類に入ります。

 

この事実は、軽自動車が貧乏人の乗り物ではないと主張するための、良い論拠になるといえるでしょう。

 

車を見ただけで、その人物の収入や資産を決めつけるのは間違いです。

ガンディーニ氏のような例外は山ほどあります。

軽自動車を「おもちゃみたいでかわいい」と好む"貧乏ではない人"もいます。

 

手相や水晶玉の代わりに他人の自動車を見つめて、「貧乏人だ」などと判断するのは、単なる占い師ごっこに過ぎません。

 

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軽自動車は貧乏人の乗り物だ、などという見当違いなレッテルは、剥がして丸めて捨てるのが妥当です。

 

以上、軽自動車は貧乏人の乗り物なのか、でした。

結論。UFOは宇宙人の乗り物だが、軽自動車はべつに、貧乏人の乗り物ではない。

 

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