【なぜ】シエンタが"ダサい・貧乏人の車"だと見下される理由

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世の中には、トヨタ・シエンタにたいしてマイナスイメージを抱いている人がいます。

たとえば、ダサい、貧乏、貧乏人が乗るクルマ……という具合です。

 

「どこにそんな批判がある? あんたの個人的感想じゃないのか?」

と疑問に思う方がいるかもしれません。

 

そこで"世間の声"を確かめるために、Googleの検索窓に「シエンタ」と打ち込み、スペースを空け、つづけて「だ」や「び」を入力してみてください。

上記のネガティブなキーワード予測候補が表示されるはずです。

 

これはつまり一定数のユーザーが、

  • シエンタ ダサい
  • シエンタ 貧乏
  • シエンタ 貧乏人

ご覧のワードで検索をかけていることを意味します。

シエンタにマイナス評価が存在する証拠だといえるでしょう。

 

では、よく売れているはずの人気車種・シエンタが揶揄される理由とは、いったい何なのでしょうか。

 

この記事では、

  • 軽自動車より高いのになぜ貧乏人?
  • 「ダサい」の批判をかわすポイント
  • シエンタを買うと後悔するのか

など、「トヨタ・シエンタが侮蔑されやすい理由」をわかりやすく解説します。

ぜひクルマ選びの参考にしてみてください。

 

 

トヨタ・シエンタが侮蔑されやすい理由

シエンタが世間から舐められやすいのは、国内で一番安いミニバンだからです。

 

イメージとしては、格安メーカーのジャージに似ています。

安物のジャージを着た人を見て、「あぁ、それね……」と内心でバカにする……こんな状況は誰でも想像できる(あるいは体験として思い出せる)のではないでしょうか。

 

自動車もおなじです。

  1. 安いミニバンに乗っている
  2. 高いミニバンを買う経済力がないのでは?
  3. 貧乏人なのでは?
  4. "シエンタは貧乏人が乗るミニバンだ"

ご覧の連想ゲームにより、一部の人々から"カネがないヤツ"だとみなされます

 

たとえば私たちは、街中でロールス・ロイスやフェラーリを見かけると反射的に「お金持ち」だと判断します。

シエンタはそれの逆です。

 

つまり、世間がロールス・ロイスやフェラーリから"成功者"をイメージするのと対照的に、シエンタからは"貧乏人"をイメージする、ということです。

 

たとえあなたが大金持ちだとしても、シエンタに乗っている事実だけで、一部の人々から"ノアやヴォクシー、アルファードを買えなかった人"だと値踏みされるかもしれません。

 

シエンタがバカにされる理由は安いから

お金持ちは立場が上で、貧乏人は立場が下、そんな漠然としたイメージを大勢が抱いていることでしょう(税金をたくさん納めているから金持ちのほうが偉い、と考える人も)。

 

事実、お金がない人間は世間から下に見られがちです。

なぜなら、資本主義社会においては「お金=力」だからです。

 

その証拠に高級車を運転していると、合流時にあっさりスペースを空けてもらえたり、街中で道を譲ってもらえたりします。

誰も軽自動車とメルセデス・ベンツSクラスを公平に扱ったりはしません。

 

つまり、高級車は優遇されやすいのです。

それもこれも、資本主義社会において「お金=力」だから、すなわち自分よりも経済力がある人間たいして"恐怖"に似た感情を覚えるからです。

 

「高級車も買えるけど、デザインやサイズが好きであえてシエンタに乗っている」

そんなオーナーもいることでしょう。

がしかし、事情は関係ありません。

 

なぜなら他人からすれば、「シエンタに乗っている人」という目に見える事実だけがすべてだからです。

ゆえに、"高級車を乗り回すお金がない人"だと決めつけられます。

 

ただ、シエンタだけがバカにされているわけではありません。

たとえば、メルセデス・ベンツのAクラス(エントリーモデル)に乗っていても"貧乏人"だと揶揄されます。

新車の車両価格が430万円を超えているにも関わらず、です。

 

同様に、ポルシェ・ケイマンに乗っていても"プアマンズ・ポルシェ(911を買えない貧乏人が乗るポルシェ)"だと嗤われます。

車両価格が760万円以上するのに、です。

 

結局のところ、金額やグレードは関係ありません。

ヒエラルキー(序列)の問題です。

 

たとえば家賃がおなじ10万円の賃貸物件でも、

  1. タワーマンションの2階
  2. 安アパートの最上階

後者はバカにされませんが、前者は嘲笑されるようなものです。

なぜなら後者は「一番上」で、前者は「一番下」だからです。

 

したがって、シエンタよりもさらにリーズナブルなミニバンが登場しない限り、"貧乏人"の汚名を免れることはできないでしょう。

 

 

ミニバンのヒエラルキーとは?

先ほど「金額ではなくヒエラルキー(序列)の問題」だとお伝えしました。

 

ではここで、ミニバンのヒエラルキーを確認してみましょう。

ピラミッドを3段に区切り、上から順に松竹梅とします。

 

ヒエラルキーの最上位「松」に該当する高級ミニバンはつぎのとおりです。

  • メルセデス・ベンツ Vクラス
  • トヨタ アルファード/ヴェルファイア
  • 日産 エルグランド

 

つづいて、真ん中の「竹」に該当するミニバンです。

  • トヨタ ノア/ヴォクシー
  • ホンダ ステップワゴン
  • 日産 セレナ

 

最後に、最下層の「梅」に該当するミニバンです。

  • トヨタ シエンタ
  • ホンダ フリード

世間から見下されたくない方は、シエンタとフリードを避けることをおすすめします。

なぜなら、一番安いベンツ、一番安いBMW、一番安い軽自動車、一番安いミニバンなど、一番安い商品はバカにされやすいからです。

 

ファミリーカーではなく「車中泊ができるクルマ」としてシエンタを検討している方は、SUVも候補に入れてみてください。

 

たとえば、ホンダ・ヴェゼルやトヨタ・カローラクロスも車中泊に使えます(ただヴェゼルは貧乏人だと揶揄されがち)。

 

シエンタはダサいのか?

ここまで、シエンタが"貧乏人のクルマ"だと見下される理由に注目してきました。

 

ここからは「ダサい」とする意見をチェックしていきましょう。

まず、シエンタがダサいかどうかは人ぞれぞれの感性しだいです。

 

たとえるなら、ルイ・ヴィトンのリュックを見て「お洒落」だと感じる人、「成金趣味でダサい」と感じる人がいるようなものです。

 

ただ先述のとおり、シエンタを「貧乏人みたいでダサい」と嗤う人がいるのは事実です。

それから、廉価なグレード(エントリーモデル)を選ぶと、ほかのシエンタオーナーから見下されるかもしれません(たとえば駐車場でわざと近くに止めてマウントを取ってきたり)。

 

さらに、ボディカラーの選択にも注意が必要です。

Googleの検索窓に「シエンタ ダサい」と入力すると、つぎのカラーが候補に表示されます。

  • ベージュ
  • シルバー
  • グレイッシュブルー

これらのボディカラーを選ぶと「ダサい」と思われる可能性が高まる恐れがあります(多くのユーザーがダサいと感じて検索しているので)。

 

のみならず、(不人気色の場合は)マイナーチェンジのタイミングでラインナップから削除されるかもしれません。

「トヨタが捨てた色だ」とバカにされないよう、上の3色は避けておくのが無難です。

 

ここまでの内容をまとめると、

  1. 廉価グレードを避ける
  2. ボディ色はベージュ、シルバー、ブルーを避ける

上の2点を意識すれば、シエンタを買って「ダサい」とバカにされる可能性を下げられる……といったところです。

 

ただ、どんなクルマを選んでも"ダサい"の誹りは避けられません

その証拠に、"成功者の象徴"であるメルセデス・ベンツGクラスでさえ「ダサい」と一蹴する人がいるくらいです(僻みや妬みの感情もあるだろうが)。

 

全員が認める美人が存在しないように、全員が称賛するクルマもまた存在しません。

すなわち、アンチゼロを目指すのは不可能だ、ということです。

 

ヒエラルキーと違い、デザインの評価は、各人の感性や美意識しだいです。

ゆえに、自分が気に入ったなら、他人の批判を気にしても意味がないといえるでしょう。

 

「シエンタの価格がほかのミニバンにくらべて安い」は事実だが、「ダサい」は事実ではない(ただの感想だ)、ということです。

さらにいえば、「値段が安い」は事実ですが、「だからオーナーは貧乏人だ」はただの誤った先入観です(大衆車に乗っている億万長者もいる)。

 

結局のところシエンタに乗るのは他人ではなく自分自身なので、人のマイナス意見を真に受けることはありません。

 

 

まとめ

ドイツを代表する文豪・ゲーテは、こんな言葉を残しています。

「自分の直感を信じること。偏見や欲や見栄に惑わされると判断を誤る

 

高級車やブランド品など、見栄を張り出すとお金がかかり、しかも際限がありません。

さらに悪いことには、見栄に大金を投じても「幸福にはなれない」とされています(モノよりもコト=体験にお金を使ったほうが幸福度が高まるとする研究がある)。

 

ゆえに、シエンタを気に入ったなら、他人の意見など気にしないことです。

ミニバンのなかでシエンタが安価な部類に入るのは事実ですが、それにつづく「貧乏人」や「ダサい」といった批判は事実ではなく、ただの誤った思い込みや感想に過ぎません。

 

ここでもし世間体を気にし、見栄を張って(背伸びして)アルファードを購入したら、いずれ後悔することになるでしょう。

見栄に数百万円を投じるくらいなら、そのお金で株を買い、配当や株主優待を受け取ったほうが有意義です。

 

虚栄心に振り回されないようご注意ください。

 

それでもシエンタへの批判が気になる方は、一番好きな映画作品のレビューを調べることをおすすめします。

低評価のコメントを見ても、「的外れだな」「センスがないな」「わかってないな」くらいにしか思わないでしょう。

 

それとおなじように、シエンタへの批判も「わかってないな」と一蹴すればOKです。

 

余談ですが、東京で運転代行をしている知人は、たまたま某有名アーティストを自宅まで送り届けた際、彼の豪邸に止めてあった「高級外車2台とシエンタ」を見たそうです。

 

クルマの下取り・売却で損をしないためのポイント

クルマの下取りや売却で損をしないために大切なのは、一社ではなく、複数の買取業者に査定してもらうことです。

実際、私がコペンローブを売却した際には、業者によって査定額に31万円の差がありました。

 

想定を超える査定額が出たら、

  • グレードを上げる
  • 高価なオプションを付ける

など、つぎのクルマ選びで贅沢ができるかもしれません。

査定=売却確定ではないので、気軽に愛車の価値をチェックしてみてはいかがでしょう。

 

一括査定:電話ラッシュを避けるには?

クルマを1万円でも高く売るなら一括査定がおすすめです。

 

たとえるなら、複数の企業から内定をもらい、条件が良いところに就職を決めるようなものだとお考えください。

比較して選べることに価値があります(安く買い叩かれずに済む)。

 

「一括査定はたくさん電話がかかってくるのでは?」

と不安な方がいるかもしれません。

 

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以上、トヨタ・シエンタが侮蔑されやすい理由でした。

【結論】シエンタがバカにされやすいのは、ヒエラルキーの最下層だから。一番安いミニバンであるがゆえに、一部の人々から"貧乏人"のレッテルを貼られる。ただ、資産状況を見られたならともかく、クルマを見ただけで貧乏人だと揶揄されても気にする必要はない。他人からよく見られたい欲や見栄は判断を誤らせる。気をつけたい。

 

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シエンタのボディサイズと運転感覚について、当サイトにはこんな記事があります。

 

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シエンタの後部座席に関して、当サイトにはこんな記事があります。

 

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