クレジットカードの利用明細を見ても、何を買ったかは確認できません。
なぜならクレジットカードの明細には、具体的な商品名やサービス名が記されないからです。
利用明細から私たちが知れるのは、
- いつ
- どこで
- いくら決済したか
これら3つの情報だけです。
たとえば、
- 7月10日に
- Amazonで
- 8,250円の買い物をした
といった具合です。
クレジットカードの利用明細をたどってもこれ以上詳しい情報は得られず、金額の内訳まではわからないといえます。
この記事では、
- なぜ利用金額の内訳を調べられないのか
- 何を買ったか知る方法
など、「クレジットカードの利用明細は何を買ったか教えてくれない」事実をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
クレジットカードの利用明細に「何を買ったか」は載らない
クレジットカードの利用明細に、
- 商品名
- サービス名
といった具体的なショッピングの内容は記されません。
特定のカードブランドに限った話ではなく、どこのクレジットカード会社を使ってもおなじです。
なぜなら、そもそもカード会社側が「ユーザーが何を買ったか」を把握していないからです。
カード会社は把握していない
たとえば、私たちが雑貨屋でマグカップを買うとします。
レジへ持っていくと店員が端末を操作して、クレジットカードの決済金額を入れます。
もしマグカップの値段が1,500円なら、店員は「1,500円」と入力します。
このとき、決済端末にインプットされる情報は「1,500円」という金額だけで、買ったものが、
- スプーンなのか
- スリッパなのか
- 写真立てなのか
- マグカップなのか
- フェイスタオルなのか
こうした詳しい情報は、カード会社に知らされません。
詳細を知らされていないカード会社は、ユーザーが何を買ったのか、利用明細に記せるわけがないのです。
ゆえに、電話で問い合わせて「金額の内訳を教えてください」とカード会社に頼んでも無駄です。
なぜならカード会社には、購入品目についての情報が渡っていないからです。
カード会社に電話して「7月5日の4,800円って、何を買ったんでしたっけ?」と尋ねるのは、カード会社のオペレーターにたいして、「私って昨日の夕飯なに食べましたっけ?」と聞くようなものだといえます。
知るか、という話です。
クレジットカード会社は、私たちのカード利用に関して、
- いつ
- どこで
- いくら決済したか
これらの情報しか持っていません。
カード会社はけっして、イジワルで金額の内訳を伏せているわけではないのです。
当然ながら、
- Webサイト
- ハガキで届く紙の利用明細
どちらの明細を見ても、載っている情報はおなじです。
ネットショッピングなら忘れない
クレジットカードで「何を買ったか」がわからずモヤモヤしないためには、Amazonや楽天といったネット通販で買い物をするのがおすすめです。
というのも、通販サイト内に注文履歴を残しておけれるからです。
ショッピング履歴をさかのぼれば、1年前の買い物、3年前の買い物、いつの情報でもすぐ手に入ります。
たとえば、
- 8月1日
- Amazon
- 15,500円
こんなカードの利用明細を見て、「なんだっけ?」と疑問に思ったとします。
購入先であるAmazonのウェブサイトを開き、マイアカウントにログインして注文履歴をチェックすれば、15,500円の内訳はすべて明らかになります。
- 書籍3冊
- 加湿器1台
- アーモンド1袋
- カミソリ替え刃1パック
合計15,500円、といった具合です。
これがもし、ネット通販でなく近所のスーパーやホームセンターでの買い物だったら、当時の「レシート」がなければ詳細はわかりません。
すでにレシートを捨てていた場合、何を買ったのかはわからずじまいです。
- レシートを保管しておく
- レシートの写真をスマホで撮っておく
このような記録方法もありますが、手間がかかるうえに検索性が悪く、不便だといえます。
特別なことをせずともネットショップに残る「注文履歴」には、レシートも敵いません。
クレジットカードで何を買ったか覚えておきたい、忘れても思い出せるようにしたい、こうした悩みは「ネットショッピング」が一発で解決してくれます。
たとえばネット通販大手のAmazonなら、
- 書籍
- 衣類
- 日用品
- 食料品
- 電化製品
- 園芸用品
- キッチン用品
- スポーツ用品
など、ニッポンの法律に触れない物はほとんどなんでも手に入ります。
買ったものを自宅まで無料で届けてもらえる上に、クレジットカードの利用金額内訳まで記録しておけれるわけで、一石二鳥だといえるでしょう。
クレジットカードで買ったものをいつでもわかるようにしておきたいなら、ネット通販を使うのがベストです。
まとめ
上流へ向かって川をどんどんさかのぼって行っても、その先に海はありません。
海があるのは、川の上流ではなく下流です。
クレジットカードの利用明細もおなじで、カード情報をたどっていっても、その先に「何を買ったか」の答えはありません。
内訳が残っているのは、紙のレシート、もしくはネットショップの注文履歴だけです。
ネットショップなら過去の注文履歴をすべて閲覧できるうえ、検索性もバツグンです。
日時を指定して当時のショッピング内容を調べることができるのはもちろん、たとえば「ケトル」と入力すれば、自分が電気ケトルを注文した時期が(品名や価格も)すぐわかります。
クレジットカードに残らない「買ったものの情報」をネットショップが残しておいてくれる点で、クレジットカードとネット通販は相補的、親和性が高い、といえるでしょう。
「何を買ったか」忘れてモヤモヤしないために、ほとんどの買い物をネット通販で済ませることをおすすめします。
楽天かAmazon、いずれか1つ選ぶなら、利用すべきは断然Amazonです。
使い勝手の良さが、楽天の比ではありません。
以上、クレジットカードの利用明細は何を買ったか教えてくれない、でした。
結論。カード会社に尋ねても意味がない。カードの決済内容を記録したいなら、買えるものはなるべくAmazonで買うと便利。
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