家計簿は「意味ない習慣」第2位。もっと賢くもっとラクにお金を管理しよう

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お金の増減を把握したいからといって、わざわざ家計簿をつける必要はありません

 

たとえるなら、痩せようと思ったとき、食事制限だけにこだわる必要がないのとおなじです。

 

ダイエットの方法は他にいくらでもあります。

たとえば、食事の前に「水溶性食物繊維」を摂るだけで、ストレスなく肥満予防の効果が得られます。

 

家計の管理もおなじで、家計簿がすべてではありません。

手帳やエクセル、家計簿アプリに収支を記録しなくたって、改善点を見つけたり、無駄遣いを減らしたりすることは可能です。

 

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役に立たない家計簿をつけて自己満足して終わり、こんな"家計簿あるある"に陥らないよう気をつけましょう。

 

この記事では、

  • なぜ家計簿をつけるのか?
  • 月いくら使ったかラクに把握する方法

など、「家計簿に意味がない理由と代替案」をわかりやすく解説します。

必要最小限の労力と時間でお金の流れを"見える化"するため、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

家計簿に意味がない理由と代替案

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いつ、どこで、何を買ったのかを家計簿に記録しておいても、なんの役にも立ちません。 

やたら数字が出てくるだけの、ただの日記です。

 

これが企業だったら、経理担当者を雇って、すべての収支を仕訳して、記録に残しておく必要がありますが(決算のため)、私たち個人にその必要はありません。

 

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家計簿は、つけたって、つけなくたって、どっちでも好きなようにして良いのです。

これといった意味はないので、費やす時間や労力を考えたら、家計簿などつけないほうが"賢明"だといえるでしょう。 

 

たとえば、

  • 某月某日
  • ドラックストアにて
  • ティッシュとハンドソープを買った
  • 合計485円を支払った
  • この485円は「日用品の費用」に計上

せっせとこんな記録を残したところで、だから何だというのでしょうか。

 

まさか「懐かしいなぁ。そういえば2年前にあそこの店でティッシュ買ったっけな。あはは」などと思い返すわけではないはずです。

 

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もちろん、すべての支出を家計簿につけたからといって、市町村からご褒美で100万円もらえたり、出費をチャラにしてもらえるわけでもありません。

 

よほど暇ならともかく、忙しい日々のなかであえて家計簿をつける必要はないといえます。

 

ところで中学生だった頃、「時間をかけてノートを取るわりにデキの悪い生徒」がクラスにいませんでしたか?

ていねいな字で、板書よりもきれいにノートをまとめているのに、不憫なくらいテストの成績が振るわない、そういう生徒です。

 

私たちがもし家計簿にこだわって、作業に時間をかけ始めてしまったら、その"残念なクラスメイト"みたくなりかねません。

ただ自己満足して終わる、ということです。

 

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そもそも私たちは、アプリや手帳、エクセルに、立派な家計簿を残したいのでしょうか。

 

いえ、そうではありません。

出費を把握した上で無駄遣いをなくしたい、こちらが目的のはずです。

 

家計簿は手段の一つでしかなく、支出のムダをなくせるなら手段はなんだって構わない、「そうだそうだ」というのであれば、もっと良い方法があります。

 

効率よく出費を減らす方法 

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なんとなく家計簿をつける人はいません。

なんとなく引っ越す人がいないのとおなじです。

 

家計簿をつけはじめる動機として多いのは、「無駄遣いを見つけてなくすため」です。

とはいえ、無駄遣いを見つけるのに家計簿が必要なのでしょうか?

 

答えはノーです。必要ありません。

地中に埋まったお宝を発見するならダウジングマシンに頼りたいところですが、無駄遣いを見つけるくらい、家計簿がなくたって可能です。

 

収支を管理するには家計簿をつけるしかないと決めつけるのは、医者の息子は頭がいいと決めつけるようなもので、ナンセンスです。

もちろん、そんなことはありません。

 

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だいいち、家計簿に頼るまでもなく、何が無駄遣いなのか(もしくは何が家計を圧迫しているのか)は、本人がよくわかっているはずです。

たとえば、

  • 月々の生命保険料
  • クルマにかけている車両保険
  • 見栄を張ったクルマのローン返済
  • 背伸びしたアパートの家賃
  • ほぼ利用していないサブスクリプション
  • 自己投資という名の書籍購入
  • ストレス発散という名のショッピング
  • 調理するのが億劫ゆえの外食

こうした明らかなムダを、何かと理由をつけては、見て見ぬフリをして過ごしていませんか?

 

まず大事なのは、額が大きな出費から手をつけることです。

家計簿をチェックして、

  • 毎朝コンビニで買うコーヒー
  • 帰りがけにスーパーで買うアイス

こんな細々とした出費を潰したところで、家計は改善しません。

つまり、お金のゆとりは生まれません。

 

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小さな贅沢、小さな無駄遣いは後回しにして、まずは月々数千円〜数万円の出費をどうにかできないか、検討していきましょう。

 

毎日飲んでいる1杯100円のコーヒーをケチッても月々3,000円の節約にしかなりませんが、生命保険を解約すれば、月々1〜3万円のコスト削減になります。

そして、こうした金額の大きな出費は、目立つので、家計簿をつけなくたってわかります。 

 

 

出費は記録しないで記録させる

外食時に出てきた料理をすべてスマホで撮影する人のように、もし月々いくらお金を使ったのか記録として残しておきたい"タイプ"であれば、クレジットカードの利用をおすすめします

 

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どうしてかというと、クレジットカードによる決済は、

  1. いつ
  2. どこで
  3. いくら支払ったか

これら3つの情報が、データとして残る仕組みになっているからです。

クレジットカード会社のWebサイトへログインするだけで、いつでもどこでも何度でも上の情報を確認できます。

 

何も手間のかからない"オートマチックな家計簿"だといえるでしょう。

決済履歴が家計簿の代わりになるだけでなく、時間をかけて自分でレシートの情報を転記しなくて済む、つまりラクができます。

 

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クレジットカード決済は"家計簿"として機能するだけではありません。

電気料金でも、病院の会計でも、すべての買い物でポイントが貯められます

 

つまり、

  1. 出費が勝手に記録される
  2. ポイントが勝手に貯まる

こんなメリットを持つクレジットカードにたいして、

  1. セルフで記録する
  2. ポイントは貯まらない

こちら家計簿はなんとも残念です。

まるで小学校で出される宿題のようで、やっていられません。

 

それからクレジットカードの利用記録は月ごとに確認できるため、

  • 8月は使い過ぎた
  • 11月は出費を抑えられた

など、支出の状況をひと目で把握できます。

 

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手帳にペンで書いている家計簿と違って、クレジットカード会社の情報は、家族や恋人に見られたりしません。

パスワードを知らなければログインできないため、セキュリティは万全です。

 

もしクレジットカードを保有していないなら、楽天カードなど、多くの人が持っているカードを発行してみてはいかがでしょうか。

楽天カードは年会費がずっと無料なので、もし作ったきりカードを使わなかったとしても、損をすることはありません。

 

出費は自分で記録せず、カード情報に記録させましょう。

どんな支出も見落とさない"優秀で忠実なパーソナル記録係"が、無料で雇えます。

 

まとめ

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肩に担いだ松葉杖とおなじで、 家計簿には意味がありません。

つけるだけ時間と労力のムダです。

 

もし家計にゆとりを持たせたいなら、金額が大きな出費(家賃や保険料などの固定支出)から点検していくことをおすすめします。

必要だと思い込んでいるだけで、じつは不要な出費が紛れ込んでいるかもしれません。

 

もしくは、分不相応なコストを支払っているかもしれません。

たとえば、月々の手取りが25万円なのに家賃20万円のアパートに住んでいる、などです。

 

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こうしたムダや贅沢を見つけて削るだけで、家計に余裕が出てくることでしょう。 

その上で、もし毎月の支払いを可視化したいなら、クレジットカードを使うと便利です。

 

クレジット決済したショッピングはすべて「カード利用履歴」としてウェブ上に記録されるので、この情報が家計簿の代わりとして使えます。

 

もしうっかり現金で買い物をしてしまったら、どこにもデータが残りません。

データが残らないので、使ったお金の総額を知るために、レシートの情報をそっくりエクセルや家計簿に転記するハメになります。

これがムダです。

 

  • 食費
  • 水道光熱費
  • ガソリン代

あらゆる請求をクレジットカードで片づけて、家計簿を残しつつ、ポイントまで貯めませんか?

もちろん、無理にとはいいません。 

気が向いたらそうしてみてください。

 

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以上、家計簿が無意味な理由と代替案でした。

【結論】家計簿をつける目的は、ムダを見つけること、出ていったお金を管理すること。この2つがメイン。実はどちらも家計簿なしで可能。まず前者。金額の大きい出費から順に見ていけば、たいていムダや過剰が見つかる。1杯100円のコーヒーを我慢してもしょうがない。次に後者。クレジットカードで決済すれば勝手に記録してくれる。しかもポイントまでくれる。サンキューサンキュー。

 

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