クレジットカードの利用代金は、月に一度、銀行口座からまとめて引き落とされます。
このとき銀行の通帳に記帳される情報は、
- カード会社の名称
- 合計金額
この2点だけです。
たとえば、「ジェーシービー 123,456円」といった感じです。
ゆえに、クレジット決済した商品名やサービス名が、すべて通帳に記載されるようなことはありません。
この記事では、
- クレジットカードの明細はどこで見れるか
- クレジット決済した内容が人にバレることはあるか
など、「クレジットカードを使った買い物の内容」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
クレジットカードを使った買い物の内容
先述のとおり、クレジット決済した商品名が一点一点、すべて預金通帳に記帳されるようなことはありません。
- カード会社の名称
- 利用合計金額
通帳に記載されるのは、これら2つの情報だけです。
ゆえに、秘密主義でも心配ないといえます。
では、気になる「クレジットカードの利用明細」は、いったいどこで見れるのでしょうか。
クレジットカードの利用明細はどこで見れる?
クレジットカードの利用明細は、預金通帳には出てきません。
明細をチェックする方法は、
- 自宅へ郵送されてくる利用明細書を見る
- カード会社のウェブサイトにログイン
このいずれかです。
どちらの方法でも、クレジットカードの使用履歴は確認できます。
ただしここにも、買い物の内容(どんな商品を買ったのか)は表示されません。
上の明細を通して本人が確認できるのは、
- いつ
- どこで
- いくら使ったか
この3点つの要素だけです。
たとえば、
- いつ:7月10日
- どこで:Amazon
- いくら:3,500円
あるいは、
- いつ:2月15日
- どこで:無印良品
- いくら:15,220円
といった感じです。
Amazonで何を買ったのか、無印良品で何を買ったのか、それらの具体的な商品名は、クレジットカードの利用情報からは追えません。
詳細を知るには、
- Amazonの注文履歴を確認
- 無印良品で買い物したレシートをチェック
といった方法をとるしかない、といえます。
ですので、クレジットカードのせいで個人情報(買い物内容)を他者に知られ、「小顔マスク買ってるし!」などとバカにされることはありません。
郵送されてくる紙の利用明細書はストップ可能
もしクレジットカードの決済金額や、どこでいくら使ったのかといった情報を誰にも知られたくない場合(不都合なら)、紙の利用明細書を止めておくのが無難です。
クレジットカード会社へ連絡したり、ウェブサイトにログインして設定を変えたりすれば、紙の明細は「ナシ」にでき、以降はネット上での明細チェックのみに絞れます。
ここまで対策をしておけば、同居している家族や恋人に「クレジット決済した買い物の情報」を知られることはありません。
秘密主義をバッチリ貫けます。
ただし先述のとおり、預金通帳には、「ジェーシービー 234,567円」などと記帳されるので、クレジットで買い物をした「総額」はバレるリスクがあります。
ここも防ぎたい場合は、銀行へ行き、口座を「無通帳口座」へ切り替えてしまいましょう。
無通帳口座にすれば、記帳という作業すらなくせます。
これでクレジットカードの利用情報はすべてネット上でしか閲覧できないようになり、利用金額含め、どこにもショッピング情報が印字される心配はありません。
クレジットカードの利用明細を見るには、
- スマートフォン
- タブレット端末
- PC
などのデバイスでカード会社や銀行のウェブサイトにログインするしかないため、チェックできるのは、「ログインに必要なパスワードを知っている本人だけ」となります。
情報漏洩にたいするセキュリティは万全だといえるでしょう。
まとめ
クレジットカードを使った買い物の内容についてお伝えしてきました。
銀行の預金通帳に記載されるのは、
- カード会社名
- 利用総額
これら2点だけです。
- 加湿器
- 高級毛抜き
- サプリメント
- アイドル写真集
- ハンバーガーセット
- 『億万長者になる人の習慣』電子版
などの小っ恥ずかしい買い物履歴が、預金通帳にズラーッと印字されたりはしません。
クレジットカードの利用明細でさえ、
- いつ
- どこで
- いくら
確認できるのはこれら3つだけです。
クレジットカードでどんなものを買ったとしても、「商品名の記録」はどこにも残りません。
不安を感じることなく、安心してカード決済で買い物ができます。
以上、クレジットカードで買い物した内容は通帳に記載されるのか、でした。
結論。預金通帳はおろか、クレジットカードの利用明細(紙・Web)にすら、商品名は表記されない。「バレたくない」人にとっては便利だが、「何を買ったのか知りたい」人にとっては不便な仕組みになっている。
クレジットカードの基礎知識について、当サイトにはこんな記事もあります。