筋トレを続けているうちに顔つきが変わってくるのは、読書をしていてボキャブラリーが増えるのとおなじで、おまけのようなものです。
私たちが筋肉を鍛える目的は、
- 筋肥大
- 筋力向上
- 代謝アップ
これらがメインであって、顔つきの変化は、副次的な「サブ」に過ぎません。
たとえるなら、牛丼にちょこんと添えてある紅しょうがです。
もし紅しょうがを食べたいなら、牛丼チェーンへ行くのではなく、スーパーの漬物コーナーで買ってきたほうが早いといえます。
顔つきもおなじで、もし今よりも凛々しく、逞しく、自信に満ち溢れた顔に憧れるなら、筋トレではない他のアプローチを検討したほうが良いかもしれません。
なぜなら、顔つきを変えたくて筋トレに励むのは、遠回りだからです。
まるで東京から名古屋へ行くのに、わざわざ長野県を経由しているも同然です。
長野県を通る必要がないのとおなじで(静岡経由が最短)、筋トレにこだわる必要もありません。
この記事では、
- なぜ筋トレで顔つきが変わるのか
- 重要なのは脂肪燃焼と自信
など、「筋トレ以外で顔つきを変える方法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
筋トレ以外で顔つきを変えるポイント2選
腕立て伏せや腹筋、背筋、スクワットを習慣にしていると、だんだん顔つきが変わってくることがあります。
筋トレを続けているうちに表情が凛々しくなり、黙っていても、自信を醸し出すようになるのです。
早い話が、魅力的な顔つきに変化する、ということです。
メスを入れたり、注射を打ったりすることなく顔の印象を変えられるなら、悪い話ではありません。
ただ、ひとつの疑問が浮かびます。
どうして筋肉を鍛えるだけで、(大胸筋や上腕二頭筋ならともかく)私たちの「顔」まで変わるのでしょうか。
なぜ筋トレをすると顔つきが変わるのか?
筋トレを続けていて顔つきが変わる理由は、おもに2つあります。
- 体脂肪が落ちるから
- 自信がつくから
順番にご説明します。
まず、筋トレにはダイエット効果があります。
なぜなら、トレーニングを通してエネルギーを消費することにくわえ、筋肉量が増えて基礎代謝がアップするからです。
筋トレをしていると体脂肪が減る(痩せる)ので、顔についていた余分な脂肪もなくなってほっそりし、顔全体がシュッと引き締まった印象へと変わります。
したがって、筋トレで顔つきが変わる1つ目のキーワードは「ダイエット」です。
それから、筋トレを続けていて体型に変化が現れると、自分にいっそう自信が持てるようになります。
たとえば女性なら、
- 引き締まったウエスト
- 張りのあるヒップ
男性なら、
- ゴツい腕
- 盛り上がった大胸筋
といった鍛えた上げたパーツが、自己肯定感を高めてくれるのです。
容姿を好きになると、自分のことが好きになれます。
なぜなら、見た目は自分そのものだからです。
くわえて、筋トレをして筋肉に刺激を与えると「テストステロン」というホルモンの分泌量が増え、これがわれわれのやる気や活力をアップさせます。
結果として、顔つきが凛々しくなります。
筋トレをして顔つきが変わる2つ目のキーワードは、「自信」です。
脂肪を落として自信をつける
筋トレを継続していて顔つき(表情や印象)が変わる理由は、
- 脂肪が落ちるから
- 自信がつくから
この2つです。
ということは、私たちが筋トレではない方法で脂肪を燃やして、自信を持ったとしても、結果はおなじだといえます。
なぜなら、「脂肪を落とすこと。自信をつけること」これが、顔つきを変えるために欠かせない要素だからです。
たとえば、ジョギングを日課にしてサボらず走りつづければ、間違いなく痩せます。
贅肉が落ちると、輪郭がシャープになり、頬はスッキリし、丸っこさの代わりに鋭さが出て、顔の印象がガラッと変わることでしょう。
すなわち、顔つき(というより顔そのもの)が変わるわけです。
ジョギングに限らず、
- 水泳
- 踏み台昇降
- ウォーキング
- エアロバイク
といった他の有酸素運動でも、食事制限でも、ダイエットの方法はなんでも構いません。
なぜなら、どんな手段でも体脂肪率さえ下げられれば、顔つきが変わるからです。
ですので、顔つきを変えようとするなら、筋トレにこだわらず「痩せること」を目標にしてみてください。
もしも標準体型であれば、痩せる必要も余地もないので、メンタルに働きかけて顔つきを変えていきましょう。
筋トレ以外で自己肯定感を高める方法
私たちの顔つきは、メンタルの影響を大きく受けています。
たとえば、3日前に失恋した人間の顔には、覇気がありません。
「この世の終わりだ」といった絶望感や悲壮感を漂わせています。
いっぽうで、手がけるビジネスが好調で儲かって儲かって仕方ない社長は、ハッピーな顔つきをしています。
嬉しくて、楽しくて、たまらないからです。
先述のとおり、筋トレをすれば、私たちの内面から自信や活力が湧き出てきます。
結果として精神状態が良好になり、まるで太陽のような、エネルギーに満ちた明るい顔つきになります。
とはいえ、顔つきを変えるためにキツい筋トレをこなすのは、億劫ではないでしょうか。
目的にたいして、手段がハード過ぎます。
まるで活火山に登り、溶岩の熱で「野菜炒め」を作っているようなものです。
「凛々しい顔つき」を手にするために、わざわざ苦しい筋トレをこなす必要はありません。
筋トレよりもっとイージーな方法で自信をつけるなら、自分を褒める日記を毎日書くだけでOKです。
- 納豆のタレをうまく開けられた。器用!
- 読書をした。向上心がえげつない!
- 大便がドッサリ出た。健康優良児!
こんな具合に、1日を振り返り、良かったポイントだけをノートに書きます。
褒め日記を習慣にすれば、まるで真夏の気温のようにグングンと自己肯定感が高まり、自分というステキな人間に惚れ惚れすることでしょう。
誰かに恋をすれば私たちの表情が明るくなるのとおなじで、自分にたいして恋に落ちれば、24時間365日パッとしたポジティブな顔つきで過ごせます。
あるいは、高級ブランドが持つパワーを利用するのもアリです。
- GUCCIのバッグ
- ルイ・ヴィトンのスウェット
- DIORのスニーカー
こうした一流のアイテムを身につければ、セルフイメージが高まります。
結果として、「凄いでしょ。エッヘン」ってな気分に浸り、自分がハリウッドスターのような存在に感じられて、顔つきが変わります。
もしくは、「(自分の名前)は宇宙一の天才」と紙に書き、部屋の壁に貼っておくのも良いでしょう。
ただし、家族に見られないよう注意が必要です。
自信を持つ方法は、筋トレばかりではありません。
自分を好きになって顔つきを変えるだけなら、手段はいくらでも存在しています。
しかもたいていは筋トレよりラクで、疲れず、手間や時間もかかりません。
筋トレに固執する必要はない、ということです。
まとめ
筋トレで顔つきが変わったとしても、喜ぶのはまだ早いといえます。
なぜなら、筋トレの習慣がなくなれば、もとの顔つきへと戻りかねないからです。
トレーニングが面倒になったり、忙しくて時間が取れなかったりして、だんだん筋トレの習慣がなくなるケースは「あるある」です。
冬になってコートやダウンを着るようになり、肌の露出が減り、筋トレのモチベーションが下がる流れも「あるある」です。
筋トレは、「たくましい顔つき」を一年中ずっと保証してくれるものではありません。
だからこそ、凛々しい顔つきで過ごすために、あえて筋トレに固執する必要はないのです。
東京から名古屋まで移動する手段がいろいろ(クルマとか新幹線とか三輪車とか)あるのとおなじで、魅力的な顔つきを手にする方法も、さまざまです。
さまざまな方法の一つに「筋トレ」があるだけなので、
- 筋肥大
- 筋力アップ
これらに興味がなければ、筋トレではなく「褒め日記」で自信をつけ、自己肯定感を高め、あるいはハイブランドで武装し、顔つきを変えてみてください。
筋トレと違って、疲れません。
筋トレと違って、継続します。
以上、筋トレ以外で顔つきを変える方法でした。
結論。痩せれば良い。自信を持てば良い。だから筋トレじゃなくて良い。顔の印象を変えるなら、眉毛を整える、アゴを引く、口を閉じる、は即効性があって有効。
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眉目秀麗という言葉があるように、顔のなかで重要なパーツは、目と眉毛です。
目の形を変えるには「美容整形」に頼るほかありませんが、眉毛なら、自宅で整えられます。
他人と差をつけるポイントは、眉毛です。
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