良くいえば倹約家、悪くいえばセコい彼氏は、結婚相手に適しているのでしょうか?
結婚しても良いかどうかを見極めるポイントは、彼が「どこにお金を使っているか」です。
たとえば、車内が寒いのに「燃費が落ちるから」といってカーエアコンを使わせてくれない男とは、結婚すべきではありません。
なぜかというと、彼は、彼女の快適さや幸せよりも「おカネ」を優先させているからです。
こんなせこい男と結婚してしまったら、「私とお金どっちが大事なの?」と問い詰めたくなること必至です。
幸せな結婚生活とはいえません。
そこでこの記事では、
- 結婚NGなケチの特徴
- 結婚OKな倹約家の特徴
など、「お金にせこい彼氏と結婚して幸せになれるのか」その見極め方をわかりやすく解説します。
戸籍にバツがつかないよう、ぜひ参考にしてみてください。
お金にせこい彼氏と結婚してもいいの?
ほとんどお金を使わない「倹約家」の反対は、お金をジャブジャブ使う「浪費家」です。
どちらか一方と結婚するなら、倹約家の男性を選んだほうが良いでしょう。
なぜなら浪費家には、借金や破産のリスクがあるからです。
夫の金遣いが荒いせいで、支出が収入を上回ってしまい(赤字)、家計が崩壊しかねません。
事実、
- 借金
- ギャンブル癖
- 欲に目が眩んで投資で失敗
といった夫の「金銭的だらしなさ」に愛想を尽かし、別れを決心する女性は、世の中に存在しています。
こうした経済的破綻リスクの低さが、結婚相手として見た「せこい彼氏」の魅力だといえます。
せこさにも限度がある
考えなしにお金を使ってしまう浪費家の旦那よりは、無駄遣いをしない、銀行員のようにカッチリとした旦那のほうが、夫婦生活においてお金で苦労しなくて済みます。
ただし、どんな物事にも限度があります。
もしも彼氏のせこさやケチっぷりが度を過ぎているとしたら、話は別です。
お金を使う行為が「悪」だと考えているような彼氏とは、結婚しないほうが良いでしょう。
なぜなら、夫婦になったことを後悔する(つまり離婚したくなる)リスクが高いからです。
出費を「悪いこと」としてとらえている彼の金銭感覚は極端で、異質で、ふつうではありません。
見極め1. プレゼントにかける費用
誕生日やクリスマスといった記念日に、彼はプレゼントを贈ってくれていますか?
答えは「イエス」だとします。
では、プレゼントに「せこさ」は漂っていないでしょうか。
贈り物の金額がすべてではありませんが、愛情のバロメーターにはなります。
大事な彼女へのプレゼントなら、彼の収入が多い少ないに関係なく、それなりの値段のモノを贈ってくれるはずです。
もしも誕生日プレゼントだといって彼が「古着屋で買ったセーター」をよこしてきたら、その場で別れを告げたほうが良いでしょう。
愛されていません。
せこさに関して、彼が自らの食費やスマホ代を節約するのは自由です。
ただし、彼女へのプレゼントにまでお金を出し渋るようになったら考えものです。
どうしてかというと、彼の態度は、彼女よりも預金残高のほうが大事、という意思の現れで、失礼だからです。
お金を払うときは気持ちよく払う、無駄なコストはとことんまで削る、こんなメリハリをもった倹約家の男性こそ、結婚相手として理想的だといえます。
見極め2. 冷暖房の使用許可
真冬・真夏にエアコンを使いたがらない男性には警戒しましょう。
愛しの彼女にまで寒さ・暑さのガマンを強いるとしたら、なおさらです。
こんな彼とうっかり夫婦になってしまったら、水道光熱費についてグチグチいわれるに違いありません。
たとえば、
- エアコンは電気代が高いからダメ
- 便座ヒーターは要らない。カバーで充分
- 風呂のお湯を毎日捨てるのはもったいない
- お皿洗いで水を使い過ぎ。もっと節水して
といった具合です。
生活する上での「快適さ」よりも「おカネ」を大事にするケチな人間は、そもそも人との共同生活に向いていません。
おなじ屋根の下で過ごすハメになった人物は、精神的・肉体的ストレスに苛まれることでしょう。
冷暖房の使用を認めてくれないほどドケチな彼氏には、ひとりでダラダラ汗をかき、寒さにブルブル震えていてもらうのが一番です。
修行みたいにツラくて、貧乏人のようにみみっちい生活に付き合わされ、巻き添えをくらう必要はありません。
せこ過ぎる彼氏と籍を入れたら、新婚生活とともに"辛困生活"がスタートしてしまいます。
見極め3. お金の使い途に口出しするか
ところで彼氏は、お金の使い途についてあーだこーだと意見を述べてきませんか?
たとえば、
- その服いくら?高くない?
- もっと外食を減らしたほうがいい
- そんな頻繁に美容院に行かなくても…
こんなクレーム、不満です。
こうした「余計なおせっかい」は、結婚して夫となっても治りません。
むしろ、ますます重症化し、お世話がパワーアップします。
なぜかというと、妻の稼ぎは夫婦のおカネ、つまり「おれたちのおカネ」だと考えるようになるからです。
結婚すれば、私たちが何にお金を使うかは、彼にとって他人事ではなくなります。
だから彼(旦那)はいちいち目くじらを立てて、ネチネチちくちくと指摘してきます。
- 靴
- 洋服
- 調味料
何から何まで「こだわり」を捨てて生活しなければなりません。
ホテル代やガソリン代など出費がかさむ旅行などもってのほかで、休日の過ごし方といえば、
- 自宅でゲーム
- 自宅でスマホ
- 図書館で読書
もっぱらこのあたりでしょう。
あるいは、「近所を散歩」が週末の楽しみに加わるかもしれません。
どうしてここまでケチケチした生活を強要されるかといえば、それは倹約家の旦那にとって、お金を使わないことが正義だからです。
おなじ"正義感"を持つ女性なら、結婚して幸せな夫婦生活を送れることでしょう。
もし「貯金こそ正義」という価値観ではないとしたら、みみっちくて息苦しい生活に嫌気がさすに違いありません。
したがって、小学生なみにお金を使わない彼氏との結婚は、避けておくのが無難です。
まとめ
パートナーの男性とは、金銭感覚が近ければ近いほど「良い」といえます。
安泰な結婚生活が送れる、ということです。
生活していく上でお金は欠かせません。
食事、住居、電気、水道、なににつけてもお金が必要です。
そんなお金にたいするスタンスが違っていて、
- 夫:使わず貯金したい
- 妻:お金は使ってこそ価値がある
それぞれがこんなふうに考えていたら、まず幸せな夫婦生活は送れません。
意見が食い違い、揉めて、口論になり、やがて離婚します。
彼氏の「せこさ」はどの程度でしょうか。
彼女に関する領域(プレゼントや食事、冷暖房)にまで「せこさ」を持ち込むようであれば、彼との結婚はナシです。
以上、お金にせこい彼氏と結婚して幸せになれるのか、でした。
【結論】せこさの度合いによる。彼女と旅行をするために節約している倹約家であれば、良き夫になる。だが、何から何までお金を出し惜しむ吝嗇家なら、ノー。守銭奴との結婚生活は、お金以上にストレスが溜まるから。
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