まるでインコのように「ドーセイ、ドーセイ」と繰りかえす彼氏に辟易していませんか?
「買って買って」とおもちゃをねだる5歳児みたいに「同棲しよう同棲しよう」とせがんでくる彼氏は、
- 愛情が深い
- 嫉妬しやすい
- 性欲が強い
このいずれか、ないしすべてに該当しています。
彼氏を思い浮かべて、彼がどのタイプなのかを見極めながら、スマートな同棲の断り方を考えていきましょう。
この記事では、
- 彼が同棲に期待しているのは何?
- どうすれば穏便に解決できるか
など、「やたら同棲したがる彼氏の心理とスマートな却下方法」をわかりやすく解説します。
同棲する・しないの主導権を握るため、ぜひ参考にしてみてください。
やたら同棲したがる彼氏の心理3選
洋服を選ぶ基準は人によってさまざまです。
- 安いから
- 派手だから
- お洒落だから
- 動きやすいから
- 人と被らないから
- ブランド物だから
- 自分の好みだから
- パートナーの好みだから
など、その服を買った理由はいくつも考えられます。
同棲生活を手に入れたがっている彼氏も同様で、
- ふたりで過ごす時間を増やしたい
- 浮気の心配と精神的ストレスをなくしたい
- とにかくペッティングがしたい
こうした心理に突き動かされています。
ただし、信号機のように3のうちどれか1つだけが点灯しているとは限りません。
3つすべてが光っている可能性もあります。
もし彼氏と同棲する気がないのであれば、それぞれの動機に適した断り方をしましょう。
1. 好きすぎる
たとえば彼氏が高級車ポルシェに憧れているとします。
ときどきレンタカーでポルシェを借りて運転するだけでは、彼は満足しません。
購入していつでも手元に置いておきたい、毎日ポルシェでドライブがしたいと考えるはずです。
これと似た願望を、彼はカノジョにたいして抱いているのかもしれません。
大学のキャンパスで会うだけ、あるいは週末のデートだけでは物足りない、朝から晩まで彼女といっしょに過ごしたい、ということです。
これはもっとも純粋な同棲の動機だといえます。
もしお願いを却下すれば、彼氏はきっと「俺を愛していないんだな」といって拗ねます。
彼を不機嫌にしないために、「私も好き」だという気持ちは伝えておくべきです。
その上で、
- 金銭的要因
- 親が反対している
- 学生のうちはダメ(お互い社会人になれば)
など、恋愛感情の強弱ではない「別の問題」をテーブルの上に置きましょう。
具体的には、
- 愛情はあるけど親の理解がない
- 好きだけどまだ早い
といった具合です。
大切なのは、同棲する・しないが"愛情のバロメーター"にならないよう注意することです。
「同棲しないってさ、ほんとうはそんなに好きじゃないんでしょ? 冷めてるんじゃない?」
こんなふうに彼をいじけさせると厄介なことになります。
それはそれ、これはこれだと説明して、現実を彼にわかってもらいましょう。
2. 嫉妬しやすい
もし彼氏が嫉妬しやすい性格なら、同棲は"束縛の一環"だと考えて良いでしょう。
24時間つきっきりで彼に監視されている、そんなイメージです。
同棲していない現状は、おそらく彼氏にとって不快なのでしょう。
ネガティブな想像を膨らませては、
- 返信が来ない……浮気か?
- 返事がそっけない……浮気か?
- 好きっていってくれない……浮気か?
といってピリピリしています。
離れていると心配で仕方ありません。
彼は不安に押しつぶされそうになっています。
だから彼女といっしょに生活をして、
- 誰かと会っていない
- 男とやりとりしていない
- マッチングアプリに登録していない
これらを自分の目で確かめて安心したい、ざわついている嫉妬心を鎮めたい、というわけです。
このタイプの男性は、同棲を断られたときに、
- 怪しい
- 隠し事があるのでは?
- やましいことがあるに違いない
といった疑いを彼女にかけます。
不安でたまらないので、上のような疑惑を言葉にしてぶつけてきます。
彼から飛んできた不満をうまく利用して、同棲の誘いを断りましょう。
もし彼氏が少しでも浮気を疑うような発言をしたり、突き放すような態度をとったりしたら、
- 酷い
- 悲しい
- 信用されてない
- なんで信用してくれないの?
- 同棲して私を束縛したいだけじゃん
このように応じて、彼の核心を突きましょう。
おそらく図星です。グサッと心の奥まで突き刺さるはずです。
では、核心を突かれた彼氏はどんな反応を見せるでしょうか。
「このままじゃ振られる。嫌われる。マズい」
心配性な彼のことなので、このようにすばやく危険を察知します。
そして「そんなことない。じゃあ同棲はいい。だって信用してるから」といって強がるに違いありません。
同棲はしない、ということで合意しました。
これで却下完了です。
3. 性欲が強い
彼氏の性欲がおサルさん並に強い場合、同棲したい動機は、
- 70% ムラムラ
- 20% 煩悩
- 10% 下心
このような内訳になっていて、つまり彼は100%の変態です。
カラダに夢中だといえるので、しばらくペッティングを抜きにして、プラトニックなデートを楽しんでみてください。
- 映画を観る
- 食事をする
- 解散
こんな中学生みたいなデートをします。
性欲おサルさんな彼氏に、その並外れた性的関心が仇になるリスクを示唆するのが目的です。
つまり、性欲が強すぎてちょっと引いている、と伝えるわけです。
いまなら綱引きで力士にも勝てそうなくらいドン引きしてます、ってなもんです。
ただし表現が露骨にならないようオブラートに包んで、
- 付き合う前みたいなデートがしたい
- デートがワンパターンで新鮮味がない
- 最近ホテルか自宅ばっかりじゃない?
こんなふうに、膨らみすぎてはち切れそうな性的エネルギーにブスッと釘を刺します。
釘を刺せば、プシューとしぼむはずです。
もしも彼氏が同棲生活を"本能むき出し愛欲まみれの日々" だと想定していたなら、こちらの発言を聞いて、同棲について考え直すことでしょう。
「カラダ目的だと思われたらマズい。破局したら元も子もないからな。よし同棲の件はいったん取り下げて、ここは物分かりの良い彼氏を演じておくのが得策だ」
彼がこう思い至ったなら、もうしつこく同棲をせがまれることはありません。
よって、却下完了です。
まとめ
同棲しよう、ムリ、しようよ、ムリだって…… ふたりでこんな問答を続けるのはナンセンスです。
まるで親と子どもによる「買って、だめ、買って買って買って、だめったらだめ」論争みたいなもので、埒があきません。
同棲をうまく避けるコツは、彼の本心を探ることです。
- 愛情が深い
- 嫉妬しやすい
- 性欲が強い
動機の根っこをつかんで、それに適した「却下プラン」を実行しましょう。
同棲そのものについて論じるのではなく、嫉妬心(信用されてなくて切ない)、性欲(カラダにしか興味がないみたいで寂しい) こうやってちょっとだけ論点をズラして、彼の痛いところを突き、同棲もろともナシにしてしまう作戦です。
彼氏のタイプに応じた"撃退法"を試してみてください。
以上、やたら同棲したがる彼氏の心理とスマートな却下方法でした。
【結論】信号機の青は進め、黄色は注意して進め、赤は止まれとおなじ。彼に点灯している「同棲したい動機の色」を見極めて、それぞれに適した対処をするだけ。これでケンカや破局という"事故"を防げる。
同棲にまつわるジンクスに関して、当サイトにはこんな記事があります。
愛じゃ生活できません。
愛じゃ部屋は明るくならず、愛じゃ空腹は満たされないからです。
金銭面から見たシビアな同棲事情について、当サイトにはこんな記事もあります。