20代で貯金1,000万円を目指す3つのデメリット

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20代のうちに1,000万円貯めることは可能です。

たとえば、20歳から29歳まで10年間、毎年100万円のペースで貯金をつづけていけば、30歳を前にして1,000万円が貯まります。

 

とくに、生活費が抑えられる「実家暮らし」だったり、まわりの20代より多く稼いでいる「高級取り」だったりすれば、けっして実現不可能な目標ではありません

 

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がしかし、何かを得る代わりに何かを失うのが、この世の常です。

 

もしほかの人と付き合いたいなら、いま交際している恋人とはお別れしなければなりません。

 

ホワイトニングで手に入れた「タイルのように真っ白な歯」をキープしたいなら、黄ばみの原因になるコーヒーや紅茶は飲めません。

 

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もしも毎晩、風呂上がりの火照った体でアイスクリームをかならず2個食べるとしたら、幸せと引き換えに、私たちはスリムな体型を失います。

 

では本題です。

何かを得る代わりに何かを失うのであれば、20代のうちに1,000万円を貯めた人物が払う"代償"とは、いったい何なのでしょうか?

 

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この記事では、

  • 選択肢が減って可能性が狭まる
  • 20代の若さをムダにする

など、「20代で貯金1,000万円を目指す3つのデメリット」をわかりやすく解説します。

稼いだお金をどうするか、使うのか貯めるのか、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

20代で貯金1,000万円を目指すデメリット3選

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キーワードは「犠牲」です。

20代のうちに貯金額1,000万円を達成しようと思ったら、さまざまなものを犠牲にしなければなりません。

 

これが20代で1,000万円貯めるデメリットです。

つまり、エネルギーが溢れる若い時期に、あらゆる欲求を我慢しながら過ごすハメになる、ということです。

 

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お金だけでなく、精神的ストレスまでいっしょに溜まってしまうかもしれません。

 

もし「貯金」を何より最優先にして20代を生きるのであれば、

  1. 可能性が狭まる
  2. 若さを浪費する
  3. 度が過ぎる

これら3つのデメリットに注意が必要です。

許容できそうなデメリットかどうかを見ていきましょう。

 

1. 可能性が狭まる

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ところで、自分の可能性を信じていますか?

 

「グッチやメルセデス・ベンツ、シモンズとは無縁の人生を歩むんだろうな。たぶんユニクロ、ダイハツ、ニトリだろうな

と、人生開始早々の20代にして、あっさり人生を見限っていませんか?

 

もし自分が将来"化ける"可能性を信じているなら、せっせと貯金などしている場合ではありません。

 

なぜなら、「貯める」を優先すると、お金を「使う」機会が減り、財産を守ること・減らさないことで頭がいっぱいになり、人生の幅が狭まるからです。

 

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そうではなく、「自己投資」としてあれこれにお金を投じて、知識や経験を増やしていったほうが良いでしょう。

 

貯金額1,000万円を目標に掲げた人間が、

  • 旅行
  • 読書
  • 登山
  • 釣り
  • 映画鑑賞
  • サイクリング
  • 全国のうな重食べ歩き

といった活動に興じることはありません。

というのも、お金を「貯める」うえで「使う」は大敵なので、出費を"悪いこと"としてみなすようになるからです。

 

ちょうど、ダイエッターがピザ(糖質と脂質がたっぷり)を避けるようなものです。

 

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だから貯金を第一にして過ごしていると、行動力が落ちます。

  • 新作の映画? やめとく
  • BMWのレンタカー? いいや
  • Diorのカードケース? いらん

といった具合です。

稼いだカネを守るためには、何もしないのが一番だからです。

 

結果として、"1,000万円持ってるだけの30歳"の出来上がりです。

 

貯金はたっぷりありますが、経験に乏しいので、人間として魅力や面白みには欠けています。

くわえて今後の人生もほぼ確定していて、せっせとお金を貯めこむ日々が、レールのように、死ぬまで続きます。

 

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これは開始20分で結末がわかってしまう映画のようなもので、そこにはもはやワクワクもドキドキもありません。

 

1,000万円を目指して貯金に励む20代には、

「イタリア旅行で食べた本場のジェラートに感動した。だから一念発起して、ジェラート職人を目指すことに決めた」

なんて転機は訪れません。

 

なぜなら交通費を惜しんで、イタリアはおろか、隣の県にすら行こうとしないからです。

 

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当然ながら、

  • フィットネスバイク:5万円
  • スタンディングデスク:8万円
  • ハーマンミラーの椅子:10万円
  • シモンズのマットレス:40万円

これらを買うこともないでしょう。

高額な買い物をしていたら、1,000万円の貯金どころではなくなってしまうからです。

 

結果として、高性能なチェアに座って疲れずに読書をしたり、集中して勉強をする自分、高品質なマットレスで寝て体力をすっかり回復する自分とは、縁のない人生を歩むことになります。

 

早い話が1,000万円持っているということは、1,000万円ぶんの機会をすべて逃してきた、ということに他なりません。

それでも貯金のためだといって、さまざまな経験に「ノー」を突きつけますか?

 

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べつに、「20代で1,000万円を貯めた堅実な若者には500万円プレゼント」なんてキャンペーンが存在するわけでもありません。

 

「貯金」のたった2文字で表せる単調な20代を過ごしたとして、いったいどんな意味があるというのでしょうか。

 

 

2. 若さを浪費する

計画どおり、20代のうちに1,000万円が貯まったとします。

この調子で30代もコツコツと貯金を続け、40歳までに総額2,000万円を突破しました。

 

おめでとうございます、快挙です。

が、このお金をどうするのか、が問題です。

 

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お金というのは、財やサービスと交換するための「道具」に過ぎず、よって使わなければ価値がありません。

使わないのにお金をたっぷり貯めこむのは、まるでプレイしないのにゴルフクラブを何本も集めているようなもので、ナンセンスです。

 

とはいえ、40代になってからスイッチを切り替えて貯めるモードを使うモードに変更、輸入車や旅行、グルメにパァーッと散財するとしたら、「なぜ20代では我慢していたのか」というおかしな話になります。

 

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いずれお金を使うなら、若くて、感情が豊かで、体力も行動力もあって、ヒザも腰も痛くない20代のうちに使い、あれこれ経験しておくのが得策です。

 

80歳の誕生日を迎えて、1億円貯まった預金通帳を手にして、「よーし、死ぬまでにぜんぶ使っちゃうぞー」と張り切ったところで、手遅れです。

カネが尽きる前に寿命が尽きます。

 

人生の愉しみを、わざわざ晩年にまでとっておく必要はありません。

 

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20代で1,000万円貯めたとして、いつ攻撃に転じる予定ですか?

それとも、貯めるだけの人生に徹して、さいごは莫大な貯金残高を眺めつつこの世を去りますか?

 

3. 度が過ぎる

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「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉があるように、やり過ぎは考えものです。

そして、20代のうちに貯金1,000万円というのは貯め過ぎで、やり過ぎで、つまり考えものです。

 

どうしてかというと、29歳の時点で1,000万円を持っている必要がないからです。

まさか、30歳で仕事を辞めて、貯めた1,000万円で余生を過ごすつもりではないでしょう。

 

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30代、40代とその先もまだ私たちは働き続けるわけで、つまり、継続的にお金は入ってきます。

30歳を迎えたら無収入になるわけではありません。

 

事故や病気で働けなくなったときの備え

たしかにこれは必要で、ある程度の貯金はいざというとき役に立ちます。

災害用に水や食料を持っておくようなものです。

 

とはいえ、20代で1,000万円を持っている必要はありません。

まるで「家に泥棒が入ってきたときのための護身用だから」といって自宅に手榴弾を置いているようなもので、大袈裟、過剰、怯え過ぎです。

 

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泥棒退治に手榴弾は不要で、20代の「万が一の備え」に1,000万円は不要です。

 

もしケガや病気で働けなくなったとしても、

  • 保険金
  • 傷病手当
  • 高額医療費の払い戻し

など、保険会社や行政から様々なサポートが受けられます。

手術をしたって入院をしたって、1ヶ月の医療費で50万円が吹っ飛ぶことはないのです(高額医療費の払い戻しが受けられるので)。

 

幸いなことにここ日本では、われわれがそう簡単に破産しない仕組みになっています。

大病をしてすぐ破産するアメリカとは違います。

 

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ですので、非常時に備えるにしても100〜200万円の貯金があればじゅうぶんです。

ちなみに世の中には、貯金ゼロの20代も(わりと)存在しています。

 

もちろん、使い切れないほどたくさん稼いでいて、どんどん貯金が増えてしまうぶんには問題ありません。

「買い物しても減らなくて、気づいたら貯金が1,000万円になっちゃったよ」

これはOKです。

 

それにたいして、

  • したいこと
  • 欲しいもの

これらを我慢して、ストレスや苦痛に耐えてまで1,000万円貯めるのはバカげています。

 

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まるで「ツラい、苦しい、楽しくない」とぼやきながら毎日10kmのランニングを続けているようなものです。

 

そんなことする必要ありません。

 

 

まとめ

1,000万円という数字はたしかに魅力的です。

つい目指してみたくもなります。

 

が、ダイヤモンドの輝きのような魔力に惑わされてはいけません。

 

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貯金が1,000万円に達したとして

  • 痩せる
  • 偉くなる
  • 快眠できる
  • 自信がつく
  • 幸福感が増す
  • 他人を見下せる
  • 便秘が改善する
  • メンタルが強くなる
  • べらぼうにモテる

なんてことはなく、自慢にもなりません。

 

「お金をほとんど使わない。だからたくさん貯金がある」と自慢するのは、「少量のトイレットペーパーで大便を済ませられるよ」と豪語しているようなものです。

 

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あるいは"筋金入りのケチですピース"とアピールしているも同然です。

 

30歳で成し遂げた1,000万円の貯金というのは、20代で逃してきた「1,000万円ぶんの機会や可能性」の結晶です。

 

 

もっと自分の可能性を信じ、子どもを学習塾に通わせる親のように、自分のためにお金を使っても良いのではないでしょうか?

 

100〜200万円の貯金ならともかく、1,000万円を目指すことはないといえます。

 

そしてどうせなら、「貯金1,000万円(その気になれば誰にでもできる)」ではなく、

  • 20代で年収1,000万円
  • プライベートジェット購入
  • 高級ホテル暮らしを実現する
  • 全身をルイ・ヴィトンで揃える

といった「稼ぐこと(成功できるのは一握り)」に重きを置いた夢のほうが、目指していてワクワクするはずです。

 

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ところで、ほんとうに欲しいのは1,000万円の貯金ですか?

それとも、たくさん稼げる能力や、お金の不安から解放された安心感ですか?

 

もし後者なら、「貯金」にこだわることはないでしょう。

「貯め方」よりも「稼ぎ方」を研究して、あれこれ試してみるべきです。

 

以上、20代で貯金1,000万円を目指す3つのデメリットでした。

【結論】スマホゲームやらSNSやらYouTubeやら、カネのかからない娯楽に甘んじて、節約して節約して、やっとの思いで手にした1,000万円。それが何。倹約生活でカネは守れても、若さや可能性は刻一刻と失われていく。いま、この瞬間も。「貯める」より「稼ぐ」にフォーカスして、「稼ぐ」ために必要な投資は惜しまない。そんな20代はどうか。老後資金を貯めようと必死な40〜50代の真似ごとをする必要はない。

 

ネット通販サイトAmazonでは、こんな本が売れています。

"貯金など必要ない派"の堀江氏が、その理由を述べています。

 

読んでいて「そんなの間違ってる」と意固地になるかもしれませんし、「やっぱりお金は賢く使おう」と価値観が180度ひっくり返るかもしれません。

 

名著『道は開ける』です。

人生を前向きに、自信を持って生きるためのバイブル的な1冊です。

 

そのへんの自己啓発書よりも安く、そのへんの自己啓発書よりも内容が濃いので、買って損はありません。

1回ではなく、2回、3回と繰りかえし読んでみてください。