好きな人をデートに誘って断られたら、脈なしと判断して諦めたほうが良いのでしょうか。
一概にそうともいえません。
たとえば向こうは、デートが嫌だから断ったのではなく、ほんとうに都合が悪くて断っただけかもしれません。
本音の見分け方は簡単です。
別日を提案してきたかどうか、です。
「その日は都合が悪いけど、来週の土曜日だったら大丈夫」
こんなふうに代替案を示してくれたら、まだじゅうぶん交際できる可能性があります。
では、代替案の提示もなくただ断られた場合には、あきらめる以外に道はないのでしょうか。
この記事では、
- デートの内容が重たい?
- ほんとうは2回誘ってほしい?
など、「好きな人にデートの誘いを断られたら脈なしなのか」をわかりやすく解説します。
現状にどう対処するか考えるため、ぜひ参考にしてみてください。
好きな人にデートの誘いを断られたら脈なしか
デートの誘いに応じてくれない理由は、「こちらを恋愛対象として見ていないから」で決まりでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。
ほかに考えられる理由として、
- 忙しいから
- 恋人同士みたいな内容だから
- ほかの予定が入っていたから
- 想いの真剣さを確かめたいから
などが挙げられます。
つまり、デートの拒否が即「脈なし」につながるわけではない、ということです。
重視すべきは、好きな人になんといって断られたか、つまりデートに応じてもらえなかった理由です。
「ごめんなさい。しばらく勉強/仕事が忙しくてちょっと厳しいかも……」
こんなふうに今だけでなくこの先も無理だと(つまりデートする気がないと)暗に伝えられてしまった場合には、脈なしの可能性が濃厚かもしれません。
これ以上のアプローチは相手にとって迷惑になりかねないため、行動は控えておくのが吉です。
別日を提案されたら勝ち
いったん誘いを断られたとしても、その後お相手から別日を提案されたら「手応え」を感じて良いでしょう。
というのも、意中のお相手もデートに乗り気だといえるからです。
こちらを恋愛対象として見ておらず、デートをする気などなかったら、「ごめんなさい」と誘いを断って終了です。
わざわざ「この日なら空いてます」なんて代替案を出したりはしません。
したがって、断った後にフォローしてくれたかどうか、がひとつの目安となります。
- 来週の日曜日なら
- 月末なら
- 来月だったら
こんなふうにデートができるタイミングを教えてもらえたなら、まだ可能性はあります。
「じゃあその頃にまた連絡するね」
とでも伝えていったん引き下がり、後日ふたたびデートに誘いましょう。
デートプランを間違えた?
デートの誘いに応じてもらえなかったのは、「誰と」が問題なのではなく、「どこ」や「何を」がイマイチだったからかもしれません。
たとえば、付き合う前の初デートでいきなり遊園地へ誘ったら、お相手は戸惑います。
というのも、
- 間が持たないのでは
- カップルのデート内容では
- まずは短時間のお試しで良いのでは
このように、向こうが考えている一般的な初デートとのギャップが大きいからです。
さほど親しくない相手と2人きりの遊園地デートは気が進まないので、「お断り」となります。
恋愛に限った話ではなく、たいして仲良くない知人と2人で遊園地へ行く場合もおなじです。
気まずいので、どうにか理由をつけて誘いを却下することでしょう。
遊園地は極端な例ですが、
- 水族館
- 動物園
- プラネタリウム
- イルミネーション
- 目的地がやたら遠い
といったデートは"恋人感"が強いため、初回のデートには向いていません。
もちろん自宅デートは論外です。
「なにか勘違いしているのでは?」と鼻で笑われるだけです。
上のような"カップルみたいなデートプラン"を提案して断られたなら、もっと気軽に応じられる食事や映画にあらためて誘ってみるのも良いでしょう。
夢が叶って交際できたら、遊園地でも県外でもどこへでも行けれます。
お泊まりデートだってできます。
焦って先取りすることはありません。
まずはこちらを知ってもらい好きになってもらうため、デートの実現を最優先させましょう。
ただし、断られた直後にすぐさま誘うと「しつこいヤツ」に認定され、今後の展開が不利になってしまう恐れがあるので、2週間〜1ヶ月ほど日を空けて誘ってみてください。
どっちにしろ恋を諦めるなら、1回だけ却下されて諦めるより、2回誘って2回ともダメだったほうが未練を残さずスッキリ諦められます。
2回とも断られてから「100%とことん脈なし」と判断しても遅くないわけで、再トライして損はありません。
もう1回誘う勇気が出ない方へ朗報
デートの誘いを断られ、別日の提案もなかったら"脈なし"だとガッカリしがちですが、まだ諦める必要はありません。
たまたまフリースローが外れただけで、だったらもう1回シュートを打てば良いのです。
そもそも、1回目と次回は状況が異なります。
好きな人の心境に何かしらの変化が起こっているかもしれません。
たとえば、「あのときの誘いは断ったけど、まあ悪い人じゃないし、行っても良かったかも。もう1回誘ってくれたら……」という具合です。
これはだいぶ都合の良い想定ですが、可能性がないとも限りません。
1回目のデートの誘いで恋愛感情が相手にバレたなら、好意の返報性が働くことだって考えられます。
好意の返報性とは、人は自分に好意を持つ人のことを好きになりやすい、という心理的な傾向です。
ですので、好意の返報性が働いているかどうかを確かめる意味でも、もう1回デートに誘ってみるべきだといえるでしょう。
もし返報性が機能して向こうもこちらに興味を抱いてくれていたなら、今度こそデートの約束を取りつけられるはずです。
ところでかの有名な発明家エジソンは、約2,000回失敗しても「寿命が長い電球」の発明を諦めませんでした。
……たった1回デートの誘いに失敗しただけで諦めてしまうつもりですか?
まとめ
勇気を出して好きな人をデートに誘い、断られ、精神的ショックを受けたかもしれません。
世の中には、好きな人から「え、2人で?ほかに誰誘う?」と婉曲的に「2人きりは嫌だ」と告げられて凹んでいる人もいます。
なかなか思い通りには行きません。
デートの誘いを断られるといっても、
- 別日の提案があった
- ただ却下されて終わった
この2つのパターンに分かれます。
前者は脈あり、後者は脈なしの可能性が高いでしょう。
ただ"現段階では脈なしっぽい"というだけで、今後どうなるかはわかりません。
好きな人は何度もアタックされて落ちる「相手の本気度を確かめたいタイプ」かもしれませんし、そんなややこしい性格でなくとも、好意の返報性によって今ごろこちらを意識し始めているかもしれません。
あるいはただ単に、提案したデートプランがマズかっただけかもしれません(2〜3時間で解散するもっと気軽な提案ならOKしてもらえるかも)。
LINEやメッセージアプリで何気ない会話をしながら、ふたたびデートに誘う機会をうかがいましょう。
- あのお店もう行った?
- あの映画好きでしょ?
- 〜をいっしょに選んでくれない?
といった流れで再トライです。
以上、好きな人にデートの誘いを断られたら脈なしなのか、でした。
【結論】1回ダメで脈なしと片付けてしまうのは惜しい。一輪車で1回コケて「無理」と諦めるようなもの。デートプランに問題があった、誘うタイミングが悪かった、好意の返報性が働いているかも……ポジティブな言い訳をして、もう1回挑戦したい。それでダメなら脈なし。返報性も働かない。だからいよいよ諦めるべき。
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