【49馬力】ワゴンRスマイルで高速道路を走るのはツラいかも

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2021年9月にデビューしたスズキ・ワゴンRスマイルは、「高速道路」の走行にも適しているのでしょうか。

答えはノーです。

 

ワゴンRスマイルで高速道路を走るのはキツいかもしれません。

どうしてかというと、エンジン最高出力が49馬力しかなく、非力だからです。

 

「軽自動車なんてどれもおなじでは?」

そう思うかもしれませんが、実際のところ多くの軽自動車は、

  • 52馬力
  • 58馬力
  • 64馬力(ターボ車)

このあたりのワゴンRスマイル以上のパワーを有しています。

ちなみに軽自動車には「64馬力自主規制」というルールが存在するため、64馬力を超える軽自動車はありません。

 

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もし高速道路を利用する機会が多いなら、ワゴンRスマイルではなく、

  1. ターボ仕様の軽自動車
  2. コンパクトカー

いずれかを買ったほうが良いのではないでしょうか。

 

この記事では、

  • ワゴンRスマイルは軽のなかでも非力
  • 合流や追い越しで苦労する

など、「ワゴンRスマイルで高速道路を走ったらどうなるか」をわかりやすく解説します。

軽自動車の現実を知るため、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

ワゴンRスマイルで高速道路を走るのは厳しい

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ワゴンRスマイルが高速道路に向かない理由は、パワーが足りていないからです。

 

たとえば合流時、アクセルペダルをベタ踏みしなければ時速80km近くまで加速しません。

あるいは目の前のトラックを追い越したいとき、追越車線へ出たは良いもののなかなか加速せず、後ろから飛ばして来たBMWにプレッシャーをかけられるかもしれません。

 

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つまりワゴンRスマイルでは、高層道路で周囲の流れについていくだけで精一杯だ、ということです。

たとえるなら、大学生の駅伝に小学生ランナーが出場するようなもので、"ちょっと無理がある"といえるでしょう。

 

でも積極的に追い越したりしないから

なかにはそんな方もいるはずです。

 

では、左側の走行車線を走っているぶんにはワゴンRスマイルでも問題ないのでしょうか。

 

パワーに余裕がないと運転に疲れる

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49馬力の非力なパワーは、ただ単に「追い越しが苦手」なだけではありません。

 

走りに余裕がないので、運転していて疲れます

たとえば、リュックサックを想像してみてください。

 

荷物が軽くて「余裕」なら、リュックを背負ってある程度の距離を歩いても疲れません。

が、もし荷物が重たくてリュックを「ギリギリ」背負えている状態であれば、すぐ身体が疲れて精神的にもバテてしまうはずです。

 

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これは高速道路を走る自動車もおなじです。

車のパワーに余裕がないと

  • 合流で緊張
  • アクセルをずっとベタ踏み
  • 登り坂で速度が落ちやすい
  • 追い越しのタイミングに気を遣う

このように、私たちドライバーの余裕も失われます。

つねにアクセルをグッと踏み込んで、速度が落ちないように気をつけなければいけません。

 

だからワゴンRスマイルで高速道路を走行すると、神経も右足もドッと疲れます

疲労感のせいで、せっかくのお出かけを楽しめないかもしれません。

 

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ワゴンRスマイルのエンジン最高出力は49馬力ですが、高速道路をビュンビュン飛ばしているほかの自動車はというと、

  • 某コンパクトカー:100馬力
  • 某ミニバン:182馬力
  • 某SUV:200馬力
  • 某ドイツ製スポーツカー:385馬力
  • 某イギリス製SUV:635馬力

こんな有り余るパワーの「一部」を使って悠々と走っています。

汗だくで全力疾走している私たち人間の隣を、馬やチーターが涼しい顔して駆け抜けているようなものです。

 

年に1〜2回程度ならともかく、もし高速道路を使う場面が多くなりそうなら、ワゴンRスマイルよりもっとパワーのある自動車を選んだほうが良いでしょう。

そのほうが安全かつ快適に移動できます。

 

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もちろん軽自動車ならではの「安くてお得な高速料金」は魅力的ですが、運転に疲れていたらなんの意味もありません

 

ちょうど掃除機を選ぶときに「吸引力」を重視するのとおなじで、自動車も(とりわけ高速道路では)「馬力」が重要なのだとお考えください。

ただし、高速道路ではなく街乗りに使うぶんにはワゴンRスマイルの性能でじゅうぶんです。

 

 

燃費が落ちてガソリン代が嵩む

普通車が高速道路を走ると燃費が良くなりますが、軽自動車は逆で、燃費が悪くなります

なぜなら、軽自動車はエンジンをずっと高回転させているからです。

 

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これは先述の「パワーの余裕」と関係していて、

  • 余裕がある:ガソリンの消費が減る
  • 余裕がない:ガソリンの消費が増える

このようなカラクリになっています。

つまり、軽自動車で高速道路を走るのは損だ、ということです。

 

ふだん15km/Lの普通車が20km/Lへ燃費を伸ばすいっぽうで、ワゴンRスマイルは(街乗りにくらべて)燃費を落とすハメになるからです。

 

ワゴンRスマイルで高速道路を走ると、

  • 余裕がなくて疲れる
  • 追い越しに気を遣う
  • 燃費が悪くなる

このような不都合ばかりが生じます。

それもこれも、49馬力のパワーが非力で、高速走行に向いていないからです。

 

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高速道路の利用が多いなら、最低でもターボ仕様の軽自動車ないしコンパクトカー(普通車)を選びたいところです。

街乗り向けのワゴンRスマイルでは無理があるといえるでしょう。

 

あるいは普段ワゴンRスマイルに乗り、遠出するときだけ普通車のレンタカーを借りるか、です。

 

まとめ

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ワゴンRスマイル(含む軽自動車)は高速道路を走るのに適していません。

ジョギングする際の履き物にサンダルが適していないようなもので、ミスマッチだといえます。

 

ワゴンRスマイルは、街乗りにとどめておくのが無難です。

高速道路を走る機会が多いなら、普通車を検討してはいかがでしょう。

 

たとえばスズキなら、

  • スイフト
  • ソリオ

あたりがお手頃かつコンパクトボディでおすすめです。

 

どちらも130〜150万円台から販売しており、車両価格はワゴンRスマイルと大差ありません

むしろグレードによっては普通車のほうが安いくらいです。

しかもパワーではワゴンRスマイルを上回っています。

 

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もちろん自動車税や高速料金といった面で軽自動車のほうがお得なのは事実ですが、食事やファッションとおなじで"安ければ安いほど良い"というわけでもありません

高速道路を使う機会が多いならなおさらです。

 

高速道路を安全に気持ちよく走るためにも、ワゴンRスマイルではないほかのクルマを検討してみてはいかがでしょう。

 

以上、ワゴンRスマイルで高速道路を走ったらどうなるのか、でした。

【結論】精神的肉体的に疲れる。おまけに燃費が悪くなって余計なガソリン代がかかる。つまり精神的肉体的経済的ダメージを負う。ワゴンRスマイルは市街地や郊外といった一般道向け。ジョギングにはランニングシューズが適しているように、高速道路には普通車が適している。用途に合わない街乗り向けの非力な軽自動車を買おうとしているのでは?それ、後悔するかも。

 

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軽自動車とスズキ・ソリオの違いに関して、当サイトにはこんな記事があります。

 

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ホンダ新型フィット(普通車)の後部座席について、当サイトにはこんな記事があります。

 

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ホンダN-BOXの高速走行に関して、当サイトにはこんな記事があります。

ワゴンRスマイルの馬力を上回っていますが、それでもN-BOXは軽自動車なので、高速走行は苦手です。

 

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