結局マツダ車はガソリンとディーゼルどっちがおすすめ?【ディーゼル推奨】

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マツダが製造・販売する自動車のほとんどは、

  1. ガソリンエンジン
  2. ディーゼルエンジン

この2種類からユーザーが好きなほうを選べるようになっています。

 

とはいえ、ガソリンとディーゼルそれぞれの特徴や違いを知っておかなければ、悩んだところで答えは出ません。

なぜなら、判断するための材料(情報)がないからです。

 

ちょうど、「ボリビアかベネズエラどっちを旅行したい?」と質問されても、国の位置も文化も知らなければ答えられないようなものです。

 

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そこでまず、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンを比較し、違いを把握しましょう。

その上で、ディーゼル(SKYACTIV-D)をおすすめする理由を併せてご説明します。

 

この記事では、

  • 軽油だから経済性に優れる
  • 低回転域からの凄まじい加速力

など、「MAZDA車はガソリンとディーゼルどっちがおすすめか」をわかりやすく解説します。

ぜひクルマ選びの参考にしてみてください。

 

 

MAZDA車はガソリンとディーゼルどっちがおすすめか

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まず、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンは使用燃料が異なります

ガソリン車はレギュラーガソリン(もしくはハイオク)、ディーゼル車は軽油を燃焼させて走ります。

 

燃料の単価は、軽油のほうがレギュラーガソリンより20円/Lほど安いため、ディーゼルのほうが燃料代を抑えられて経済的です。

 

たとえば、CX-5(ガソリンタンクの容量は56L)に空っぽの状態から満タンまで給油する場合、20円×56=1,120円の差が生じる計算です。

軽油のほうがレギュラーよりこれだけお得です。

 

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ちなみに、ガソリン車よりもディーゼル車のほうが燃費が良いので、

  1. 単価が安い
  2. 燃費が良い

ということで、燃料代をとことん抑えられるのがディーゼル車の長所だといえるでしょう。

 

この優れた経済性が、ディーエルエンジンを推奨する1つ目の理由です。

ただし、燃料代の安さは"オマケ"に過ぎません

維持費を節約したいがためにディーゼルを選ぶわけではないのです。

 

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ディーゼルエンジンの真価は、維持費の安さではなく、「力強い走り」にあります。

 

ディーゼルの圧倒的な加速力

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ディーゼルエンジン最大の魅力は何なのかといえば、圧倒的な加速力、これに尽きます。

 

マツダの人気車種CX-5を例に、ガソリンとディーゼルで具体的にどう違うのか、そのスペックを見比べてみましょう。

 

以下に出てくるトルクとは、加速力のことを指します。

最大トルクの値が大きくなるほど、クルマの加速力が「凄まじい」ことを意味します。

 

参考までに、ホンダの軽自動車N-BOXカスタムターボの最大トルクは104Nmです。

 

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【CX-5 ガソリンモデル】

  • 2.0L:199Nm/4,000回転
  • 2.5L:252Nm/4,000回転

ご覧のスペックとなっています。

タコメーターが4,000回転を示すときに最大トルク199Nm(ないし252Nm)を発揮する、ということです。

 

では、本命のディーゼル車はどうでしょう。

2.2Lディーゼルターボエンジンの数値を見ると、450Nm/2,000回転となっています。

450Nmです。ガソリン車の比ではありません。

 

ただ加速が力強いだけでなく、2,000回転という低回転域で最大トルク(MAXの加速力)を発揮するので、信号待ちなど停止状態からの発進がとにかくスムーズです。

ガソリン車のようにエンジンをぶん回す必要がありません(だからディーゼルは燃費が良い)。

 

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ディーゼルの加速力は圧巻で、そこらへんを走っているスポーツカーよりよほど速いスタートダッシュが決められます。

高速道路の合流も余裕でこなせるため、運転していて緊張やストレスがありません。

 

もしそんなCX-5のアクセルペダルを一般道でグッと目一杯踏みこんだなら、450Nmの並々ならぬ加速力に恐怖すら覚えるかもしれません。

事実、2.2Lディーゼルターボエンジンの加速力は、自然吸気の4Lクラスに相当します(ただし4Lもないので自動車税は安く済む)。

 

 

皆が知るディーゼルの走りを体感する

オーナーは優れた経済性と力強い加速に惹かれたのでしょう、CX-5はガソリンでなく、圧倒的にディーゼルモデルが人気です。

 

CX-5以外の車種を買うにしても、ディーゼルの走りを知らずに「価格が安いから」といってガソリン車を選ぶのはもったいないといえます。

まるで、冷蔵庫のなかにあるご馳走に気づかないまま、カップラーメンを啜るようなものです。

 

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ひとまずMAZDAのディーラーを訪れて、ディーゼルの試乗車を自ら運転してみてください。

ちなみに、MAZDA2のエンジンは1.5Lのディーゼルターボ、MAZDA3とCX-3は1.8L、CX-5および8は2.2Lです。

 

排気量が大きくなるほどパワーも増すため、ディーゼルの加速感を味わうならCX-5の2.2Lディーゼルターボに乗るのがおすすめです。

 

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ガソリン車とまったく違うディーゼルの運転感覚を知れば、「どっちを買おうか」と悩むことはありません。

ディーゼルに即決です。

 

ディーゼルエンジンの欠点

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ディーゼルエンジンの欠点としては、

  1. 騒音
  2. 振動
  3. 重量

この3点が挙げられます。

ガソリンエンジンに比べてうるさく、振動が大きく、重たいということです。

 

まず騒音について、宅配業車(ヤマト運輸など)のトラックのように、ディーゼルエンジンからはガラガラという大きな音が出ます。

トラックのエンジンも(力強い)ディーゼルです。

 

ただし、MAZDAのディーゼル車にはかなり細かい騒音対策が施してあるので、車内はもちろん、クルマの外に立ってもほとんど「ディーゼルエンジン」だとはわかりません。

したがって、近所迷惑うんぬんを気に掛ける必要はないでしょう。

 

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CX-5のディーゼル車は静粛性バツグンで、「これディーゼル?間違ってガソリン車が納車されてない?」と不安になるほど静かです。

 

ただしこの静粛性はMAZDAの改良の賜物であって、たとえば2015年式あたりのデミオのディーゼルを中古で買うとしたら、ディーゼル特有のガラガラ音が気になるかもしれません。

現行モデルを買うなら心配ないでしょう。

 

世の中には「このガラガラ音が好き」という人もいるため、エンジン音をどう受け止めるか、その感じ方は人それぞれだといえます。

ガソリンスタンドのにおいが好きな人、苦手な人がいるようなものです。

 

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エンジンの振動も同様で、トラックのように車内にまで揺れが伝わって、体がブルブル震えたりはしません。

振動は「ガソリン車と大差ない」と考えて良いでしょう。

 

どんなときに重さを感じる?

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ディーゼルエンジンの重量は、ボディサイズが小さいモデルほど気になるかもしれません。

 

具体的には、デミオ(現MAZDA2)やCX-3などです。

フロントにエンジンを積んでいるので、運転していてフロントヘビーを実感することでしょう。

 

たとえば、曲がりくねった峠道を下っている際、ノーズダイブ(フロントが沈みこむ現象)がしばしば起こります。

音や振動は対策によって防げても、重量ばかりはどうにもなりません。

ガソリンエンジンより爆発力が大きいぶん、ディーゼルエンジンは金属を厚くし、壊れないよう頑丈に作らなければならないのです。

 

ただし、CX-5やCX-8といったボディサイズが大きくどっしりとしたモデルなら、ディーゼルエンジンの重さは気になりません。

もともと「軽快さ」を求めるタイプではないからです。

 

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むしろ、重たいディーゼルエンジンがCX-5や8の重厚感に「一役買っている」といって良いくらいです。

このあたり、やはり感じ方は人それぞれなので、MAZDAのディーラーでガソリン車とディーゼル車を乗り比べてみることをおすすめします。

 

たとえば、「運転が好きで、峠道を軽快にビュンビュン飛ばしたい」といった走り屋気質なら、ヘビーなディーゼルエンジンとは相性が悪いかも知れません。

ロードスターを買ったほうが幸せになれます。

 

それから、ネット上には「距離が短い街乗りにディーゼルエンジンは向かない。煤が溜まって不具合の原因に……」といった声がありますが、気にする必要はありません。

 

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ちょっと走ってエンジン停止、再始動、また走ってエンジン停止、再始動、これがディーゼルにとって致命的行為だとしたら、ヤマト運輸のトラック(多少メカニズムは違う)は今ごろすべてブッ壊れています。

 

MAZDAのディーゼル車を街乗り(片道8キロとか)に使うユーザーは多く存在します。

 

ディーゼルエンジンが長距離ドライブに向いているのは事実だとしても、短距離の走行を繰り返したからといって壊れたりはしません。

問題となる煤(すす)が内部に溜まったらMAZDAのディーラーで除去してもらえるので大丈夫です。

 

「ディーゼル買っちゃったし、週末に100kmドライブしなきゃ……」なんて神経質になる必要はありません。

 

 

まとめ

ディーゼルエンジンは貴重です。

というのも、国内メーカーで乗用車のディーゼルモデルを販売しているのが、マツダ、トヨタ、三菱の3社くらいしかないからです。

 

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トヨタはランドクルーザーなど一部モデルにのみ搭載しており、三菱のクルマは(デザインなど含めて)そもそも眼中にないでしょうから、ディーゼルといったらMAZDAしかありません。

 

せっかくMAZDAのデザインに惹かれて購入を考えているなら、(ほぼ)MAZDAでしか選べない貴重なディーゼルエンジンを選んでも良いのではないでしょうか。

ここでディーゼルに試乗すらしないでガソリン車を選ぶのは、たとえるなら、北海道へ旅して海鮮にも味噌ラーメンにも目をくれずマクドナルドへ入るようなものです。

 

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せっかく北海道を訪れたのに、全国どこにでもあるハンバーガーチェーンで食事を済ませて良いのでしょうか?

せっかく(センスの良い)MAZDA車を買うというのに、ホンダでも日産でも買える(ありきたりな)ガソリン車をオーダーして良いのでしょうか?

 

ところで世の中は、だんだん内燃機関を切り捨ててEVへとシフトしつつあります。

エンジンで走る自動車は遠くないうちに消える運命にあり、なかでも真っ先に消えるのが乗用車のディーゼルだとされています。

事実、欧州においてディーゼルエンジンは下火になっています。

 

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つまり、目下ディーゼルエンジンは"絶滅危惧種だ"ということです。

絶滅危惧種に乗るなら今です。

 

加速力が凄まじく、ガソリン代がお得な"通好み"のディーゼルエンジンを選んでみてはいかがでしょう。

 

百聞は一見に如かず、です。

まずは「やあやあ」とMAZDAのディーラーへ行ってディーゼルモデルの試乗車(CX-5あたり)を運転してみてください。

 

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中古車ショップは試乗を不可としているところが多いため(すべて売り物なので)、もし中古での購入を考えているとしても、いったんディーラーを訪れるのが無難です。

 

MAZDAのWebサイトから「どの店舗にどの車種の試乗車が置いてあるか」を確認できますし、そのままネットで試乗予約も行えます。

 

試乗の予約を入れておけば、当日はスムーズに案内してもらえることでしょう。

「ちょっといま営業担当が対応中で……」と待たされる心配はありません。

 

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ひとまず、ディーセルの加速感を味わってみるため、近くの店舗にある試乗車情報をチェックしてみませんか?

 

以上、MAZDA車はガソリンとディーゼルどっちがおすすめなのか、でした。

【結論】ディーゼルエンジン推奨。加速力が凄まじいクルマと、そうでもないクルマ、どうせ数百万円払うなら前者が良いに決まってる。しかも燃料代が安い(高くてもディーゼルの走りにお金を出す価値があるというのに、安いとは)。試乗すれば悩みや迷いは消えるはず。