気になっている人から「好きな異性のタイプ」を聞かれたら、脈ありだと判断して良いのでしょうか。
問題は、誰があなたの好みを知りたがっているのか、です。
「誰って、そりゃ、質問してきた人物でしょ」
と思うかもしれませんが、そうとも限りません。
というのも、友人の代わりに聞いてきた可能性もあるからです。
たとえば、Bがあなたのことを意識しており、Bに頼まれた友人Aがあなたに探りを入れてきた(Aはただの協力者)、という具合です。
したがって、好きな異性のタイプを聞かれただけで「脈ありだ」とは断定できません。
この記事では、
- あなたに興味があるのは誰?
- 好きなタイプはどう答えるべき?
- 聞いてきた人物のことが好きなら
など、「好きなタイプを聞かれたら脈ありなのか」をわかりやすく解説します。
今この状況を正しく理解するため、ぜひ参考にしてみてください。
好きな異性のタイプを聞かれたら脈あり?
異性に好きなタイプを聞かれたら、ドキッとします。
というのも、「自分が恋愛対象かどうか知りたがっているのか……それってつまり……」などと妄想が膨らんでしまうからです。
好きなタイプを聞かれたということは、あなたに興味や関心、あるいは恋愛感情を抱いているのは間違いないでしょう。
ただし問題は、誰があなたに興味があるのか、です。
可能性としては、
- 質問してきた人物
- 質問してきた人物の友人
これら2つが考えられます。
「この人は自分のことが好きなんだ……」
そう決めつけて勘違い発言を連発してしまうと、いずれ後悔する恐れがあります。
なぜなら、友人の代理かもしれないからです。
たとえるなら、自分に手を振っていると思って手を振りかえしてしまう(本当は後ろの人物に振っている)ようなもので、思い込みからトンデモナイ恥をかくかもしれません。
したがってひとまず、本人が知りたがっているのか、友人の代わりに質問してきているのかを見極めましょう。
舞い上がって「君がタイプだよ」などと口走らないようご注意ください。
協力者の可能性も視野に入れる
「どんなタイプの男子/女子が好きなの?」
と異性に質問されたら、しかもその異性に好意を抱いていたら、ここぞとばかりにアピールしたくなります。
というのも、恋愛感情に気づいてもらう絶好のチャンスだからです。
がしかし、まだアクセルを全開にするのは早いといえるでしょう。
お伝えしたとおり、そのお相手は「友人の協力者」かもしれません。
だから、質問してきた相手に寄せ過ぎないこと、です。
たとえば相手が女性の場合、
- 黒髪のロング
- スカートが似合う
- 声が高い
- メガネをかけている
- 唇の上にホクロがある
- 身長は160cmくらい
などとストライクゾーンをかなり狭め、「それって私のこと……?」とドキドキさせる、そんな作戦はやめましょう。
友人の協力者だったとしたら、ただ赤っ恥をかくだけです。
「勘違いヤロウ」にならないためにも、ここはいったん、抽象的な答え方をしましょう。
たとえば、
- 明るい
- 笑顔が素敵
- 付き合ったら一途
- 人の悪口をいわない
- 価値観が合う
こんな具合です(1〜2つでOK)。
あるいは「好きになった人がタイプ」とお茶を濁しても良いでしょう。
いくつも細かく条件を指定すると「イケメン俳優/人気女優気どりの面倒くさいヤツ」だと思われる恐れがあるためご注意ください。
相手が友人の助っ人であれば、「そうなんだ。じゃあ、〜のことはどう思う?」などと核心に迫る問いを投げかけてくるかもしれません。
そこで名前が挙がった人物こそ、真の"黒幕"であり、あなたに恋をしている人物だといえます。
もしくは、「紹介したい人がいて……」といって誰かに引き合わせられるかもしれません。
たとえば、恋人を欲しがっているC子、D太、みたいな感じです(あなたとの面識はない)。
では、誰かの代理ではなさそうな場合、すなわち相手が「脈あり」っぽい様子だったら、ここからどう話を展開するのが良いのでしょうか。
質問してきた人物が好きなら
「好きな異性のタイプ」を聞いてきた男子/女子のことが好きなら、こちらからもおなじ質問をするのがおすすめです。
当たり障りのない抽象的な答え方(もちろん相手が含まれるように)をした後で、「じゃあ、そっちの好きなタイプは?」と聞いてみましょう。
ここで、すべてあなたに該当するような特徴を挙げてきたら、その人物は脈ありの可能性が高いといえます。
好みのタイプを知りたがっていた張本人だ、ということです。
それにたいして、
- あなたに該当しない特徴を挙げる
- 話をはぐらかす(答えない)
といった反応を見せた場合には、脈なしの可能性が濃厚です。
お相手は友人の協力者で、「勘違いされている」ことに気づき、誤解を解こうとしたのでしょう(自分が惚れているわけじゃないとアピール)。
ともかく、相手を意識しているなら、おなじ質問をしなければ損です。
恋愛トークに向いた流れをムダにしないよう、是が非でも「相手の好み」を聞き出し、自分が恋愛対象に含まれているかどうかを確かめましょう。
脈ありを核心したなら、「俺たち/私たちって意外と合うかもよ……」と踏み込んだ発言をして相手の反応を伺うのも悪くありません。
「〜は好きだけど、恋人って感じじゃない」と否定されるのか、「じゃあ2人で食事でもしてみる?」と交際に向けて動き出すのか……答えは二つに一つです。
まとめ
「好きな異性のタイプ」を聞かれただけでは、脈ありかどうかはわかりません。
その情報を知りたがっているのが本人ではなく、友人の可能性もあるからです。
あるいは、お相手が、あなたに合いそうな人物を紹介しようとしているケースもあります。
まだ事情がわからないからこそ、ここは無難な答え方をしましょう。
「君がタイプだよ」といわんばかりの具体的な条件を挙げるのは禁物です。
- 優しい人
- 浮気しない人
- 激昂しない人
- よく笑う人
- 好きになった人
など、ストライクゾーンを広く取り、相手の反応を待ちます。
「〜のことはどう思う?」と特定の人物について聞かれるかもしれませんし、「好きな人いるの?」とさらに突っ込んだ質問をされるかもしれません。
LINEであれ直接であれ、こうしたやりとりのなかで「脈ありかどうか」を判断しましょう。
会話のなかにヒントが散らばっているはずです。
くわえて、お相手のことが好きなら、おなじ質問を投げかけるべきです。
相手の好きなタイプに自分が当てはまるかどうかを確かめれば、より高い精度で「脈ありか否か」を判断できることでしょう。
私たちが今もっとも考えるべきは、「なぜ好きなタイプを質問されたのか」です。
- 自分が知りたいから(脈あり)
- 友人の恋をサポートしたいから(脈なし)
- 紹介したい人がいるから(脈なし)
どの動機なのかを探りつつ、お相手との会話を進めましょう。
以上、好きなタイプを聞かれたら脈ありなのか、でした。
【結論】脈あり・脈なしいずれの可能性もある。誰が知りたがっているのかが重要。本人だとしても「だったらあの人と合うかも」と誰かを紹介されるパターンもあり得る。ここはまだ慎重に行こう。舞い上がって好き好きアピールを仕掛けると、事情を知って後悔するかも。いったん相手の好みも聞くべき。
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