キスをした後の「唇の腫れ」に悩んでいませんか?
キスのせいで唇が腫れる理由はつぎのとおりです。
- 唇が乾燥するから
- 唇が内出血を起こしたから
- 口唇ヘルペスの症状が出たから
いずれにしても、あなたに落ち度はありません。
つまり、唇が腫れた原因はパートナーのキスの仕方にある、ということです。
では彼氏や彼女、旦那/妻とのキスをどのように改善すれば、唇を腫らさずに済むのでしょうか。
キスをしたせいで唇が腫れた原因と対処法を見ていきましょう。
この記事では、
- パートナーが唇を舐めすぎ
- パートナーが唇を吸いすぎ
など、「キスで唇が腫れる原因と対処法」をわかりやすく解説します。
キスの後でツラい思いをしないため、ぜひ参考にしてみてください。
キスで唇が腫れる3つの原因と対処法
パートナーとキスをした後で唇が腫れるのは、珍しいことではありません。
実際にGoogleでは、
- キス 唇腫れる
- キス 唇赤くなる
- キス 唇荒れる
- キス 唇かゆい
ご覧のワードで毎月5,000回以上の検索があります。
それだけキス後に唇のトラブルに悩む人が多い、ということでしょう。
キスをした後に唇が腫れる原因は以下のとおりです。
- 唇が乾燥するから
- 唇が内出血を起こしたから
- 口唇ヘルペスの症状が出たから
では、それぞれの詳細と対処法をチェックしていきましょう。
原因を突き止めて改善すれば、唇の腫れを避けてキスができるはずです。
原因1. 唇が乾燥するから
キスの後で唇が腫れたのは、相手の唾液によって唇が乾燥したからかもしれません。
たとえば幼い頃、舌でベロベロと舐めたせいで唇が乾燥した経験はありませんか?
この乾燥は、唾液が蒸発するときに唇の水分まで奪ってしまうために起こります。
パートナーとのキスに関していえば、
- 唇を舐められた
- 唇を吸われた
- 唇のまわりに唾液をつけられた
こうした"雑なキス"をされたために唇が乾燥し、荒れ、腫れることがあります。
早い話が、彼氏/彼女ないし旦那/妻のキスに問題がある、ということです。
ただし、黙っていても相手のキスが改善することはありません。
というのも、あなたのパートナーは上のようなキスを"情熱的かつ官能的なキス"だと勘違いし、むしろ得意げになっている可能性が高いからです(理性を失うほど興奮してるとアピールしたいのかも)。
だから、「荒れるから唇は舐めないでほしい。唇のまわりに唾液をつけないでほしい。ソフトクリームじゃないんだから」とパートナーにハッキリ伝えましょう。
自分のキスが恋人を困らせていると知れば、間違ったキスを改めてくれるはずです。
あわせて、キスをした後の唇の保湿も欠かせません。
唇が乾燥すると腫れの原因になります。
帰宅後の手洗いうがいのように、「キス後のくちびる保湿」を習慣にしましょう。
ネット通販サイトAmazonでは、ヴァセリンの全身の保湿ケア用スキンバームが売れています(保湿力の高さが多くのユーザーに支持されている)。
ただし唇に塗るとテカテカするので、日中ではなく、就寝前のリップケアに使うのがおすすめです。
原因2. 唇が内出血を起こしているから
ところであなたのパートナーは、キスをする際に唇を吸ってきませんか?
答えがイエスであれば、唇が内出血を起こし、腫れているのかもしれません。
事実、内出血を起こした患部は腫れることが知られています。
たとえば、頭を強くぶつけたときにできるタンコブ、あれも内出血による腫れです。
もしあなたの恋人に「唇を吸うクセ」があるなら、「ダイソンの掃除機じゃないんだから、唇を強く吸引しないでくれる? 腫れて困ってるんだけど」と率直に伝えましょう。
唇を吸われたときに痛みを感じたなら、間違いなく(相手の吸う力が)強すぎです。
マックシェイクならともかく、恋人の唇を強く吸うべきではありません。
「でも、吸われたくらいで本当に唇が内出血するの?」
と疑問に思った方がいるかもしれません。
口で吸う力が内出血を引き起こすのは、キスマーク(吸引性皮下出血)が証明しています。
つまり、強く吸われると血管が破れて内出血が起こる、ということです。
「唇の血管が破裂して、唇が赤く腫れ上がっても構わない」という方以外は、「吸わないでほしい」とパートナーに直訴することをおすすめします。
キスの際に唇を吸われると、
- 付着した唾液が乾燥を招く
- 内出血を引き起こす
ご覧のように2つの側面から「唇の腫れ」を助長するため、避けたいところです。
これもパートナーのキスの仕方に問題があるので、指摘して直してもらいましょう。
「でも、指摘して相手が傷ついたらどうしよう……」
とパートナーを心配している方がいるかもしれませんが、遠慮は要りません。
黙っていたら、今後もあなたの唇が激しく吸われて傷つくだけです。
キスを嫌いにならないためにも、ハッキリ指摘しましょう。
原因3. 口唇ヘルペスの症状が出たから
ヘルペスとは、ヘルペスウイルスへの感染によって生じる皮膚病です。
唇のまわりにピリピリ、チクチクとした違和感があり、小水疱(口内炎のような腫れ)ができているなら、口唇ヘルペスを疑ったほうが良いかもしれません。
口唇ヘルペスはキス(唾液)によって他人に感染しますが、初感染でいきなり症状が出るケースは少ないとされています。
過去に感染し、神経節に潜んでいたウイルスが、疲労やストレスなどによる免疫力の低下によって再活性、発症することがほとんどです。
つまり、キスをしたパートナーにうつされたわけでも、パートナーに非があるわけでもない、ということです。
ちなみに、口唇ヘルペスはたいてい軽症で治りますが、重症化するリスク(水疱が全身に広がる恐れ)があるため油断はできません。
「口唇ヘルペスだったらどうしよう……」
と不安な方は、口唇ヘルペスを画像検索して自分の腫れと似ているかどうか調べたり、医療機関(皮膚科)を受診したりするのが良いでしょう。
もし口唇ヘルペスだったとしたら、キスしたタイミングと発症したタイミングが偶然重なっただけ、だといえそうです。
そこに因果関係はありません。
ただしデートで疲労したり、強いストレスを感じたりした場合には、それらが原因で免疫力が低下し、発症に至ったのかもしれません。
たとえば、キスが嫌だったとか、緊張しすぎてデート前夜に一睡もできなかったとか、です。
ヘルペスは再発することが多いため、今後もストレスや疲労を溜めないようご注意ください。
まとめ
キスの後に唇が腫れる原因はつぎのとおりです。
- 唇が乾燥するから
- 唇が内出血を起こしたから
- 口唇ヘルペスの症状が出たから
口内炎のように部分的に腫れる口唇ヘルペスと違い、乾燥や内出血が原因だとしたら唇全体が腫れます。
したがって、(上下いずれかもしくは両方の)唇全体が"タラコ"のように腫れているなら、乾燥や内出血によるものだと考えて良いでしょう。
具体的には、
- 唇を舐められた
- 唇を吸われた
- 唇のまわりに唾液をつけられた
こうした「主人の顔を舐める愛犬」みたいな相手のキスが原因です。
キスをすると唇が唾液で濡れ、乾燥しやすくなるので、リップクリームや保湿ケア用スキンバームを使って保湿することをおすすめします。
たとえるなら、お風呂がりに化粧水や乳液を顔に塗るようなものです。
吸引による内出血の場合には、"ダイソンの掃除機みたいなキス"を相手にやめてもらうしかありません。
相手は「あなたが興奮する」と勘違いして吸っている恐れがあるので、「痛いだけで気持ち良くない。腫れるから勘弁してほしい」と思い込みを訂正する必要があります。
相手の唇を……
- 舐めない
- 吸わない
- 濡らさない
ご覧の"スマートなキス3ヶ条"をパートナーに徹底してもらいましょう。
それでもキスの後で唇が乾燥したり、荒れたり、腫れたりする場合には、皮膚科を受診することをおすすめします。
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以上、キスで唇が腫れる原因でした。
【結論】唾液で濡れたことによる乾燥が原因。強く吸われたことによる内出血が原因。この2つはパートナーの責任。疲労やストレスによる免疫力低下が招いたヘルペス発症。これはあなたのコンディションの問題。パートナーのキスの仕方に問題があるなら、遠慮せず指摘しよう。黙っていたらキスが嫌いになり、相手に不信感を抱かれ、関係がギクシャクしかねない。
【参考文献】
『家庭の医学 ハンディ版』主婦の友社、2020年
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