世の中には、スマートフォンの待ち受け画面(ロック画面ないしホーム画面)を「彼氏の写真」に設定している女性がいます。
あなたが彼氏であれ、友人であれ、上のような女性の行動に引いてしまうかもしれません。
「なんてイタい女なんだ……」という具合です。
事実、Googleの検索窓に「待ち受け 彼氏」と入力すると、キーワード候補に「引く」と出てきます。
これはつまり、「待ち受け 彼氏 引く」で検索をかけるユーザーが一定数存在する、ということです。
では、待ち受けを「彼氏の写真」にする当の本人は、いったい何を考えているのでしょう。
運気が上がるならともかく、彼氏の写真にどんなメリットがあるのでしょうか。
この記事では、
- カッコいい彼氏を眺めたい
- ほかの女性に彼氏を自慢したい
- 真剣な想いを彼氏に知ってほしい
など、「彼氏の写真をスマホの待ち受け画面にする女性の心理」をわかりやすく解説します。
あの人の考えを探るため、ぜひ参考にしてみてください。
彼氏の写真をスマホの待ち受けにする女性の心理3選
女性が彼氏の写真をスマートフォンの待ち受け画面に設定している場合、以下のような心理が考えられます。
- 彼氏を見たい
- 彼氏を自慢したい
- 彼氏に愛情を伝えたい
たとえば、寿司の写真を待ち受けにしている人物は、間違いなく寿司が好きです。
寿司が好きだからこそ、見るとテンションが上がるからこそ、寿司の写真をロック画面/ホーム画面に設定しているのでしょう。
彼氏の写真もおなじです。
つまり、例の女性は彼氏にゾッコンだ、ということです。
アイドルが好きな人はアイドルを、猫が好きな人は猫を、登山が好きな人は山の写真を待ち受けにするように、彼氏が好きだから彼氏を待ち受けにしている、そうお考えください。
「だけど彼氏の写真は恥ずかしいのでは?」
と感じる方もいることでしょう。
たしかに、一般的な感覚では"小っ恥ずかしい行い"だといえます。
なぜなら、部屋に飾る写真と違い、スマホの待ち受け画面は他人に見られるリスクがあるからです(見られたら"バカップル"だと思われかねない)。
では、他人の目などお構いなく「恋人の写真」を待ち受けに選ぶ心理を見ていきましょう。
1. 彼氏を見たい
彼氏の写真を待ち受けにしているのは、「大好きな彼氏を見たいから」かもしれません。
理由はシンプルで、彼氏を見ると幸せな気分になれるからです。
ちょうど、愛猫家が猫の写真を見て癒されたり、スポーツカー好きがポルシェ911の写真を見て高揚するようなものです。
好きなものを見たいと思うのは、自然な感情でしょう。
そして、スマートフォンの待ち受け(ロック画面ないしホーム画面)というのは、われわれ現代人が1日のうちでもっとも目にする場所です。
つまり、
- 一番見る場所:スマホの待ち受け画面
- 一番好きなもの:彼氏
ご覧のとおりで、「玄関に好きな絵を飾る」ようなものだとお考えください。
例の女性が「彼氏のルックス」に惚れ込んでいることは間違いありません。
性格や経済力、頭の良さや食事マナーはともかく、彼の容姿に満足していることは確かです。
待ち受けに設定された彼氏の写真がその証拠です。
あなたが彼氏の立場だとしたら、現在の髪型やファッションをキープするのがおすすめです。
というのも、彼女はあなたの見た目に惚れているからです。
したがって、いきなり金髪に染めたり、アフロヘアにしたり、鼻にピアスを開けたりしたら、彼女の気持ちが離れてしまうかもしれません。
たとえるなら、スパイダーマンがいきなり「白とピンクのコスチューム(黄色のマント付)」にイメチェンするようなものです。
「そうじゃないんだよな……」と彼女をガッカリさせないようご注意ください。
2. 彼氏を自慢したい
例の女性は、他人に見られることを想定した上で、あえて彼氏の写真を待ち受けにしているのかもしれません。
カッコいい彼氏を(まわりの女性に)さりげなく見せることで、「羨ましいでしょ」と自慢したいからです。
たとえるなら、高級輸入車のキーを腰にぶら下げてショッピングモールを歩き回るオッサンみたいなものです。
言葉で直接的に自慢するのではなく、
- 腰にぶら下げたキー:金持ち自慢
- イケメン彼氏の待ち受け:幸せ自慢
ご覧のように、間接的に自慢している可能性があります。
たとえば、
- スマホの画面を見せてくる
- わざと見えるように操作する
- 通知もないのに何度も画面を点ける
女性がこうした行動をとっているなら、「自慢したい欲求」があると考えて良いでしょう。
というのも、「恥ずかしいけど好きだから彼氏の写真を待ち受けにしている」場合には、上のような迂闊な行動はとらないからです。
見せびらかすどころか、むしろ周囲にバレないようにこっそりスマホを操作するはずです。
なお、例の女性がインスタグラムなどのSNSに「彼氏の写真」を投稿している場合には、"自己顕示欲の塊"だと断定して構いません。
あなたが例の女性の友人だとしたら、「調子に乗っててムカつく」だとか「別れたら良いのに……」と内心で反発したくなることでしょう。
が、その女性が"幸せな恋"をしているように見えるからといって、劣等感を覚える必要はありません。
なぜなら、よく自慢する人間ほどじつは自己肯定感が低かったり、劣等感に苛まれていたりするからです。
だから腹を立てる代わりに、「自分に自信がなくて必死なのね……」と同情しておけばOKです。
3. 彼氏に愛情を伝えたい
例の女性は愛情表現として、彼氏の写真を待ち受けにしている可能性もあります。
本人に待ち受け画面を見せて、大好きな気持ちを伝えたい、ということです。
「本気で俺に惚れてるんだな……これからも大事にしよう」みたいな彼氏のリアクションに期待しているのでしょう。
たとえるなら、男性が肩に「彼女の名前の刺青(真奈とか亜里沙とか)」を入れて、真剣な想いをアピールするようなものです。
ただし、「だからあなたも私を待ち受けにして」とおなじことを要求してくる場合には、注意したほうが良いかもしれません。
なぜなら彼女は、「パートナーを束縛するタイプの女性」である可能性が高いからです。
今後さらに束縛がエスカレートし、
- スマホのパスコードを教えてほしい
- SNSアカウントの乗っ取り合いがしたい
- 女性の連絡先はすべて消してほしい
こうした要求をされる恐れがあります。
彼女に束縛されたくない方、束縛するタイプかどうかを見極めたい方は、「他人に見られたら恥ずかしいから遠慮しておく」といって断るのが良いでしょう。
彼女が「彼氏の写真」を待ち受けにしたからといって、彼氏まで「彼女の写真」を待ち受けにする必要はありません。
たとえるなら、彼女がニューバランスのスニーカーを履いているからといって、彼氏におなじスニーカーを履く義務などないようなものです。
すべてを2人で揃える必要はない、ということです。
彼女が「彼氏の写真」を待ち受けにして愛情を伝えるのは自由ですが、おなじことを彼氏にも求めるとしたら、それは愛情表現ではなくただの束縛です。
ぜひ彼女の言動に注目してみてください。
まとめ
彼氏の写真を待ち受けにする女性の心理はつぎのとおりです。
- 彼氏を見たい
- 彼氏を自慢したい
- 彼氏に愛情を伝えたい
いずれにしても、スマホの待ち受けを彼氏にする女性の多くは「学生」です。
彼が大好き、彼をもっと見たい、彼のことしか考えられない、彼こそが運命の人、絶対に彼と結婚する……いわゆる"若気の至り"のなせる業かもしれません。
早い話が、恋愛経験が浅い人ほど交際に浮かれて極端な行動に走りがちだ、ということです。
事実、世の中には、スマホのロック画面を「彼氏の写真」に設定していたところ、職場の同僚に見られ「学生じゃないんだから」とバカにされた20代後半の女性がいます。
では、この女性はどうするのが正解だったのでしょうか。
彼氏の顔を見たいなら、写真を部屋に飾っておくのが無難です。
他人に嗤われる恐れがあるスマホの待ち受けにするのではなく、です。
彼氏を自慢したい気持ちがあるとしても、行動に移すべきではありません。
なぜなら、自慢する人間はまわりに嫌われるだけだからです。
そもそも、ルイ・ヴィトンのバッグやGUCCIの帽子と違い、イケメンの彼氏は「彼女の価値を高めるためのモノ」ではありません。
ブランド品同様に彼氏をモノ扱いしているなら、ただ自尊心を満たしたいだけで、本当の恋ではないといえるでしょう。
彼氏に愛情を伝えたいなら、シンプルに言葉で「好き」だと伝えればOKです。
というのも、自分の写真を待ち受けにされることを「気持ち悪い」だとか「引く」などとネガティブに捉える男性もいるからです。
たとえるなら、彼氏が肩にタトゥーを彫って「こんなに愛してるよ」とアピールするようなものだとお考えください。
人によっては「やり過ぎていて怖い」と感じる恐れがあるため注意が必要です。
結局のところ、スマホの待ち受けは風景やペットの写真、デフォルトでデバイスに入っている壁紙など、"無難な画像"に設定しておくのがベターだといえるでしょう。
以上、彼氏の写真をスマホの待ち受け画面にする女性の心理でした。
【結論】大好きな彼氏を見ると幸せな気持ちになれるから。教室で、職場で、電車で、彼氏をさりげなく自慢したいから。「こんなに想ってるんだからね」と彼氏に本気度を示したいから。理由が何であれ、しがちなのは若い女子学生。"大人の女性"は当たり障りのない画像をロック/ホーム画面に選ぶ。
インスタグラムに彼氏の写真を載せる女性の心理について、当サイトにはこんな記事があります。
LINEのアイコンを初期設定に戻す人の心理に関して、当サイトにはこんな記事があります。
インスタグラムの投稿をすべて削除する人の心理について、当サイトにはこんな記事があります。
家に帰りたがらない彼女の心理と対処法に関して、当サイトにはこんな記事があります。