愛車の黒いホイールに傷がついてしまったので油性マジックで塗ってみた、という記事です。
黒いホイールに謎の傷
私は86のGT"Limited・Black Package"に乗っています。
ブラックパッケージは黒いホイールが標準装備で気に入っていたんですが……。
そんなホイールに傷がついてしまいました。いつどこで擦ったのかまったく記憶にありませんが、とにかくショックです。
洗車をしている最中に気がついて、「なんだこりゃ〜!」って。
お分かりいただけますでしょうか。右下の部分です。ブラックの塗装がはがれてアルミが剥き出しになっちゃってます。
意識しなければ気づかない程度の小さな傷ですが、一度気にしはじめるともうダメですね。
ホイールばかり気になってしまって、そのたびに「あぁ〜あもうやだぁ〜やだやだやだぁ〜ぜったいにいやだぁ〜」と凹んでしまいます。
「米粒程度の傷を気にするまるで米粒みたいに器の小さい男」と書いて、「わたし」と読んでください。
いえ、みなさんからすれば私は「あなた」ですね(どうでもいい)。
ブラックは傷が目立つ
さらに近づいて撮った写真がこちら。シルバーが剥き出しです。
ホイールがもともとシルバーならそれほど目立たなかったんですが、いかんせんブラックなので、バッチリ確認できちゃいます。
「あれ、ホイールの傷どこだっけ?」とはならず、一目でわかってしまう悲しさ。
擦った覚えがないのもモヤモヤします。
これだけの傷ならガリガリという感触があってもおかしくないはずなのに、そんな場面は一切記憶にないんです。
「危ない!」なんて場面はありませんでした。いつものんびり走ってますし。
ホイールなので当て逃げの可能性も薄いでしょう(ホイールにだけピンポイントでぶつけるって逆に天才的テクニックですし。どんな形状の車でぶつけたの?って話ですし)。
拡大すればするほど心の傷も深まっていくので、もうやめにします。
私のほかにこの86を運転する人はいませんから、どうせ自分がぶつけたに決まっているんです。
油性マジックで塗ってみた
で、さすがにこのまま放置するのもカッコ悪いので、なんらかの手を打とうと考えました。
すぐに思い浮かんだのがマジックです(手品のことではありません。サッと手をかざしたらもと通り!なんてできません)。
「たしかゴミ袋に氏名を書く用のマジックがあったはず」
リビングの油性マジックを掴みとって駐車場へむかいました。
(ピントがホイールに合っている……。iPhoneまで私をからかうというのか……)
こいつで塗りたくります。美術の評価は5段階中4だったので、塗ったり描いたりは自信があります。
正直な話、これまではガムテープをペタペタ貼った車を見て「ダサーい」と思っていました。取れかかったバンパーをガムテープで補修したような車のことです。
しかし、私は「ダサーい」と感じる権利を失いました。
車を文房具で補修ズに仲間入りしましたので。オフ会があるならぜひ声をかけて欲しいものです。
どうでしょう。「ホイールに傷がある」と思って見ればわかりますが、パッと見ただけでは気づかない程度にまで修復できています。
美術4の実力とマジックをこんなところでフル活用するとは思ってもみませんでした。
「そのヘチマの絵はムダじゃないぜ」と過去の自分に声をかけてあげたい気分です。
……いや、数週間前の自分に
ぶ・つ・け・る・な・よ!
のほうがいいですね。
以上、「アルミ削り出しのホイールにしてみた」でした。
……ポジティブに言えば。
後日談
マジックで塗ったままおよそ1ヶ月ほど乗りました。
雨の日もありましたが、さすが油性マジック、まったく落ちていません。きちんと傷を隠してくれています。
「ここマジックで塗ってるし!ダサーい」という指摘も受けていません。
ですが、あらためて修復するためにこんなものを買ってみました。
キズ消し用のカラーペンです。
たぶんボディの傷を想定した商品だと思いますが、細かいことは気にしません。
(でも細かい傷はめっちゃ気にします)
塗ってみたらこんな感じ。マジックよりも黒くて、いっそう傷が目立たなくなりました。
修理を依頼したらお金がかかりますし、ホイールは傷がつきやすいパーツなので、DIYでじゅうぶんです。
ホイール専用の修正ペンは、ネット通販サイトAmazonで購入できます。
キズ消しペンの残量的にあと40回は擦っても大丈夫。とっても安心。わっはっは。
車にトラブルはつきもの?
ホイールの傷を自分で補修する方法に関して、当サイトにはこんな記事があります。