クレヨンしんちゃんの映画は20歳以上の大人こそ観るべき!

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  • クレヨンしんちゃんの映画ってどう?
  • 大人が観ても楽しめる?

そんな疑問を持つ人に「むしろ大人こそ観るべき」である理由をお伝えします。

 

ちなみに私はマンガを全巻持っており、『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜』を観て映画館で号泣した、25歳の男です。

短いつきあいですが、最後までよろしくお願いします。

 

 

クレヨンしんちゃんを鑑賞する年齢層は?

映画館にクレヨンしんちゃんを観に来るのは、小学生〜20代、それからファミリー層がほとんどです。

ファミリー層のお父さん、お母さんは30代くらい。

40代以上にほとんど会わないのは、「クレヨンしんちゃんは子どもむけのアニメ」という印象が強いからかもしれません。

 

「クレヨンしんちゃんの映画観に行くんだぁ」と宣言する社会人にたいして向けられる目が、(子どもむけアニメだと思っている)なによりの証拠です。

 

原作は大人むけ

これは知らない人も多いのですが、原作(漫画)はもともと大人むけなんです(下ネタが過激だったり)。

臼井儀人先生は大人の読者を想定してクレヨンしんちゃんを描いていたんですね。

 

アニメ化の際に子どもむけにしたものの、やはり大人が観ても楽しめることには変わりません。

 

「子どもにはわからないでしょ」と言いたくなるシュールなボケが炸裂してますし。

『新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜』に登場するツアーガイドの女性の名前が、カオコスギでした。

子どもは誰も笑っていませんでした。25歳の男は笑っていました。

(子どもみたいなオトナむけ?)

 

クレヨンしんちゃんの家族愛

クレヨンしんちゃんの魅力のひとつに家族愛があります。

野原一家はつよい絆で結ばれていて、それはもう、観ているこっちが羨ましくなるほどです。

 

理想の夫婦ランキングにおいても、野原夫婦は1位の常連ですよね。

あらゆるドラマ、マンガ、アニメのなかで1位ですから、どれだけ多くの人が憧れているかがよくわかります。

 

そして映画ではしばしば野原家の「家族愛」にスポットが当たります。

これこそが大人が観ても楽しめる理由であり、また、感動する理由でもあります。

 

映画『新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜』に感動

お金に余裕がなく新婚旅行をできていなかった野原夫婦が、格安の新婚旅行ツアーを見つけて家族4人(プラス愛犬のシロ)でオーストラリアへ旅する話です。

 

みさえとひろしは例のごとく旅先でも喧嘩をします。

で、お互いに反省して仲直りしようとした矢先に、なんとひろしが誘拐されてしまうんですね。謎の仮面族とやらに。

そこから先は試練の連続です。家族のもとに返して欲しいと懇願するひろし。仮面族の妨害を受けてもひろしをあきらめないみさえ。

 

ところが、いざひろしのもとにたどり着いたとき、彼は家族にむかって「帰れ!」と怒鳴ります。「俺はここで生活する」とまるで別人のようです。

しんのすけとの「いっしょに宝探しをする」という男同士の約束も反故にしてしまうひろし……。

 

追いかえされた帰り道に、みさえがしんのすけにかける言葉があります。

それがあまりに素敵で、25歳の男は泣いてしまいました。

 

気になる人はぜひ鑑賞してみてください。いい意味で「大人むけ」です。

子どもよりも大人、それも"家族を持つ大人"の心にこそ刺さるものがあります。

映画版のクレヨンしんちゃんは、テレビ放送しているアニメのようにおちゃらけているだけではありません。

 

映画館はにぎやかだゾ!

私は「大人むけ」だと思っていますが、もちろん小さな子どもだって観に来ます。

真後ろの席にいた3才くらいの女の子はずっと元気にしゃべっていました

「コアラだー!」「もう終わり?帰る?」「あ、ひろしいた!」「なんでー?」などなど。

私だけなぜか豪華副音声つきでしたね。

 

クレヨンしんちゃんの作品を映画館で観る行為には、このように副音声がつく可能性が(他の映画にくらべて)圧倒的に高いという欠点があります。

こればっかりは運なので仕方ありません。ただ、心の準備だけはしておいたほうがいいと思います。

心温まる映画で「うるせー!」なんて怒鳴ったら、場の空気は最悪ですからね。

 

まとめ

クレヨンしんちゃんの映画は大人でも楽しめます。

子どもに連れ添っただけなのに自分のほうが楽しんでる、みたいな状況にもなり得ます。

 

ぜひ映画館で野原一家の家族愛に触れてみてください。

ひとこと

みれば?

 

大人向けの原作はこちら。

読めば?