- 激辛麻婆豆腐
- 激辛ラーメン
……辛い食べ物って美味しいですよね。
でも、たいていは8時間ほど経ってから食べたことを後悔します。
トイレで。
※辛い料理って食べてる最中よりも排便時のほうがしんどくないですか?という内容の記事です。
わかる!と共感してもらえたら嬉しいです。
なお、食事中の方は食べ終えてから読むことを推奨します。
痛みの原因はカプサイシン
辛い料理を食べると舌がヒリヒリする……。
原因はカプサイシンという辛味成分です。
適量ならば問題ありません。
ただし大量に摂取しすぎた場合、消化しきれなかったカプサイシンはそのまま体外へ排泄されます。
カプサイシンは刺激物のため、肛門に触れると痛みを生じるんですね。
つまり、辛い料理を食べたあとの排便がしんどいのはカプサイシンの摂りすぎ、だといえます。
おしりの痛みは危険信号〜痔になる?〜
排便時におしりが痛くなるのは、カプサイシンが多すぎたサインです。
(肛門的には)辛すぎる料理だった、ということになります。
私は、某激辛ラーメンや某激辛カレーを食べると、かならずこの痛みに襲われます。
それで「食べるんじゃなかった」とトイレでひとり後悔します。
刺激物を食べたあとの排便は肛門への負担が大きいため、常習的に辛い料理(おしりがヒリヒリするレベル)を食べつづけていると、痔になるリスクが高まります。
笑いごとではありませんよね。
痔になれば、辛い料理に関係なく痛みが肛門を襲ってきます。気をつけましょう。
(生々しい表現でちょっとアレですが、その、熱くないですか?え?60度のうんち出てる?みたいな)
辛い料理の許容範囲は舌とおしりで異なる
トイレで激痛に悶える原因は、辛味成分にたいする耐性のズレにあります。
舌が平気でもおしりはNGというケースが多々あるんです。
だからついつい食べてしまうわけですが、おしりはというと、カプサイシンにめっぽう弱い。
とはいえ、おしりにまでカプサイシンが到達しないよう辛味をセーブすると、今度は物足りない。
これには困ってしまいますね。
- 舌が満足する辛さ:おしり痛い
- おしりに優しい辛さ:物足りない
"肛門がデリケートな激辛好き人間"は、どうしたらいいのでしょうか。
辛いものを控える
身の蓋もない結論ですが、辛い食べ物はほどほどにしておくのがいいでしょう。
おしりがヒリヒリするほど辛い料理ばかり食べていたら痔になります。
目安はおしりがヒリヒリするかどうか。
今後はおしり基準で辛さを調節しましょう。
排便時のツラさを想像しよう
激辛料理を食べた後って、お腹がゆるくなりませんか?
そのせいで、1時間に2回も3回もトイレに駆けこむハメになります。
カプサイシンにやられた肛門にとっては、トイレットペーパーの刺激すらも痛いんですよね。
まるで紙ヤスリでおしりを擦っているかのような痛み。拷問です。
激辛料理が食べたくなったときには、トイレで悶える8時間後の自分を想像してみてください。
もしくはこの記事を読み返してください。
そうすれば激辛料理を我慢できます。
すなわち、おしりの平和が守られます。
まとめ
激辛料理は食べるときよりも、摂取8時間後のほうがしんどい。
理由はカプサイシンという辛味成分で、おしりの痛みは「辛すぎ」のサイン。
サインを無視して激辛料理を食べまくっていると、いずれ痔になる危険性もある。
以上です。
おしりのためにも、辛い食べ物はほどほどにしておくのがよさそうですね。
(2回刺激を味わえて最高だぜという変態を除く)
痔にはご注意ください。