知覚過敏。
それは虫歯や神経の炎症がないにもかかわらず、冷たいものなどの刺激で歯が痛む状態をいいます。
一般的に知覚過敏は「忌み嫌われるもの」ですが、今回ひとつだけ、そのメリットを発見しました。
この記事では、「知覚過敏であることのメリット」をご紹介します。
ぜひ、ポジティブ思考でいきましょう。
知覚過敏のメリット1選
知覚過敏は辛いですよね。
歯を磨こうとして水を口に含んだだけで、奥歯に激痛が走る(水が冷たいから)、なんてことも。
「百害あって一利なし」と呼ぶにふさわしい知覚過敏から、今回、ひとつだけメリットを見出すことに成功しました。
それは「アイスを食べなくて済むこと」です。
知覚過敏とアイス
知覚過敏の人がアイスを好んで食べないのは、冷たさが歯に滲みるから、です。
いうなればアイスは、知覚過敏殺し。
ネズミにとっての猫のようなもの。
アイスは知覚過敏の天敵でしかありません。
アイスを食べなくて済むことがポジティブな状態だというためには、アイスを食べることが好ましくない行為だと証明する必要があります。
「知覚過敏なら、アイス(悪いもの)を食べなくて済む。バンザーイ」ってなもんです。
というわけでつづいては、アイスのデメリットを見ていきます。
アイスを食べるデメリット
暑い時期に食べたくなるのが、アイスです。
人によっては真冬に、暖房のきいた部屋で食べることもあります。
そんなアイスを食べるメリットは、気分が良くなること。以上です。
トイレの消臭スプレーが「排泄物の臭いを消すこと」しかできないのとおなじで、アイスは「食べた人の気分をよくすること」しかできません。
そのためだけに存在しています。
アイスを食べたからといって、
- 空腹が満たされるわけでも
- 腸内細菌が活性化するわけでも
- 豊富な栄養素が得られるわけでも
ない。
アイスは「サイコーだぜ」という気分になれるだけの刹那的な食べ物です。
いっぽうでアイスには、負の側面が2つあります。
1. アイスを食べると太る
バナナダイエットやトマトダイエット、納豆ダイエットは流行しましたが、アイスダイエットは流行していません。
なぜなら、アイスを食べると太ってしまうからです。
アイスは糖質と脂質をふんだんに含んでいます。
糖質は血糖値を上昇させ、インスリンを過剰に分泌させ、脂肪をため込ませてしまう悪の元凶。
ダイエットの敵です。
したがって、アイスを食べることで脂肪が増え、体重が増加するリスクがあります。
アイス好きな人間が意志の力でガマンするのは大変ですが、知覚過敏なら、ストレスなく食べずに過ごせます。
アイスを食べて得られる喜びよりも、痛み、苦しみ、辛さのほうが上回っているからです。
2. アイスは体を冷やす
アイスクリームは、私たちの体を内側から冷やします。
東洋医学において、冷えは万病のもと。
健康上もっとも避けるべきなのが、「体を冷やすこと」なのです。
体が冷えると細胞や免疫、腸内細菌の働きが低下してしまいます。
したがって、体はつねに温めておかなければなりません。
知覚過敏の人間はアイスを食べない、氷菓子とは無縁の存在です。
アイスによる冷えに苦しむ心配はないといえます。
まとめ
健康という視点から見たときに、アイスは好ましくない食べ物です。
- 肥満の原因になる
- 冷えの原因になる
アイスを食べるメリットは「テンションが上がる」だけ。
デメリットの圧勝といっていいでしょう。
意志の力でアイスを避けるのは困難ですが(暑いと食べてしまう)、知覚過敏なら「歯の痛み」が強力にアシストしてくれるため、アイスの誘惑をバッサリ断ち切れます。
そもそも誘惑すらされません。
知覚過敏だと、アイスが魅力的な食べ物に思えないのです。
たとえるなら、女性と浮気したいけどお金がない男、みたいな。
浮気をするにも食事代やホテル代など、まとまったお金がかかります。
それらを捻出できないから、浮気を断念する。
これは、貧乏が浮気を遠ざけているといえます。
貧乏のメリットだといえるでしょう(パートナーにとっては)。
知覚過敏はアイスを遠ざけてくれます。
知覚過敏がもつ、唯一のメリットではないでしょうか。
以上、知覚過敏であることのメリットでした。
トータルで見たら知覚過敏は、デメリットの圧倒的優勢ですが。
知覚過敏をどうにかしたい方は、こちらの歯磨き粉をどうぞ。