「水を飲むのが苦手」な人たちの意見をまとめてみました。
「水はみんなが飲めるもの」というのはただの思い込みに過ぎません(タレントの南明奈さんは水嫌いを公言しています)。
セロリが好きな人もいれば嫌いな人もいる。水も然り……。
ぜひこの記事を読んで「水はみんなが飲めるもの」という固定観念を捨てていってください。
水嫌いな人たちは、こんな理由で水を嫌っています。
水が嫌いな理由4選
水が嫌いな理由を大きく4つに分けてみました。
1. 無味で嫌だ
もっとも多いのが「無味だから嫌い」という意見です。
水に味が無いのが気持ち悪いんですね。麦茶や緑茶などのように少しでも味がついていれば飲めるものの、シンプルな水は飲めないのだそう。
必死に想像力を働かせてみました。彼ら/彼女らにとって水は、「最初から味が無いガム」のようなものでしょうか。
パッケージから取り出して、口に含んだ瞬間からいっさい味がない。
最初からなにも味がしない無味のガム。たしかに嫌ですね、そんなガム。
私だったら食べたくありません。グレープ味やミント味のガムを選びます。
水が嫌いな人にとって、水は、味がしないガムのような感じなのかもしれません。
2. むしろ喉が乾く気がする
味がしないとかえって喉が乾く気がする、という理由で水を嫌う人もいます。
緑茶のように味がついていればいいけれど、味がしない水を飲むとむしろ喉が乾く……。
ちょっぴり不思議な感覚ですね。
もちろん、実際にそんなことはありません。水を飲めば体は潤います。
でも本人は「逆効果だ」と思ってしまうのだとか。
これってたとえるなら、マラソンの給水所にバウムクーヘンが置いてあるような感覚でしょうか。
「喉がカラカラなのにバウムクーヘンなんか食えるか!」っていう。
バウムクーヘンと水をおなじ感覚で捉えているということですね(そんな水だったらたしかに飲みたくない)。
3. 受水槽の中を見てしまった
受水槽のなかを見たことが原因で水を飲めなくなってしまう人もいるようです。
受水槽とは、ビルやマンションなど大量の水を使用する建物で、いったん水を貯めておくタンクのことですね。
きちんと衛生管理をしていないと、受水槽にゴミや虫が入ってしまったり、内部にサビが発生したりすることもあります。
トラウマになってしまった人は、おそらく管理が不十分な受水槽のなかを見てしまったのでしょう。
ゴミや虫が浮いているのを見たら……まぁ、飲みたくはなくなりますよね。
かつて「受水槽のなかで少年が泳いでいた」だとか「学校の受水槽のなかでネズミ5匹の死骸が見つかった」なんてニュースがありました。
もしこれが自宅アパートの受水槽だったら、さすがの私でも、水を嫌いになってしまうかもしれません。
4. 不味い
シンプルに、水の味が不味い、という理由です。
水道水に含まれる塩素の風味が苦手とのこと。これは私もわかります。水道水は不味いです。
水道水の味が苦手なのであれば、ぜひミネラルウォーターに挑戦してほしいものです。
無味で飲みやすいと思います。
まとめ
水嫌いな人たちの意見をまとめてみました。
世の中にはさまざまな人がいますね。
「水を飲めないヤツなんていないだろう」「みんな唐揚げにはレモンをかけるだろう」といった思い込みは、なるべく捨てて生きたいものです。
「なんで災害時の備えが水なんだよ。オレンジジュースのほうが元気出るし美味しいし、良いこと尽くめじゃん」と主張する友人もいますし……。
みんな水が飲める。みんな水が好き。それはただの思い込みかもしれません。