寝るときには腕時計を外す人がほとんどだと思いますが、なかには腕時計を着けたまま寝る人もいます。
気持ちを知るために、私も腕時計を着けたまま寝てみました。
いくつかのメリットがあることはわかりましたが、やはりデメリットのほうが多かったですね。
寝るときも腕時計を着けるメリット
まずは腕時計を着けたまま寝るメリットからご紹介します。
腕時計をなくす心配がない
身につけたまま寝れば、腕時計がなくなる心配がありません。
数百万円する超高級な腕時計を着けて旅行をした際などには、外さないほうが安心して眠れるかもしれませんね。
朝慌てて家を出たとしても、腕時計を着けたまま寝ていれば、忘れることはないでしょう。
夜中に災害があって避難した場合であっても、家に置いてくることはありません。
高価な腕時計であればあるほど着けて寝たほうが安心できる、といえそうです。
安い腕時計ならそのへんにポーイで大丈夫です。
時間を見る際に眩しくない
夜中に起きてしまったとき。時間を確認するためにつけたスマートフォンの画面が眩しくて、目が覚めてしまった経験はありませんか?
ふたたび寝ようと思ってもなかなか寝付けなかったり……。
暗闇でも文字盤や針が光るタイプの腕時計であれば、眩しい思いをすることなく時間を確認できますね。
また腕時計を着けていれば、暗闇のなかスマホや置き時計を探す必要がないので便利です。
寝るときも腕時計を着けるデメリット
メリットは以上で、あとはデメリットのオンパレードでした。
腕時計は邪魔
就寝時に腕時計を着けていると気になって眠れません。邪魔なのです。
手首が締めつけられていてリラックスできないんですよね。
帽子を被ったまま寝るような感覚というか。体の締めつけはストレスとなり快眠を妨げてしまうので、腕時計は外して寝るべきだと感じました。
腕時計に傷がつく
寝返りをうった際に、サイドボードや壁に腕時計をぶつける危険があります。
気づいたら身に覚えのない傷が……などということにならないよう、外して寝ることをおすすめします。
私は大丈夫でしたが、毎日着けて寝ていればいつかは傷がつくでしょう。
腕時計が汚れる
人間は寝ている間に大量の汗をかいています。ということは、腕時計を着けたまま寝ていれば、とうぜん時計も汗で汚れてしまうわけです。
汗や皮脂がついたまま放置しておくと、傷みや劣化の原因になります。
私はいつも外した腕時計をセーム革で拭いて、皮脂を取り除いてからケースにしまっています。
腕時計を大事にしているのであれば、外して寝るのがベターでしょう。
手が痛くなる
腕時計の文字盤が当たったのだと思います。起きたら手の甲に痛みがありました。
もし着けたまま寝るにしても、バンドを少し緩めておくのが良さそうです。
そもそも必要ない
そもそも就寝時に腕時計は必要ありません。
眠っている最中に見ることなどありませんし(なぜなら眠っているから)、枕元には置き型の目覚まし時計があります。
わざわざ腕時計を着ける必要性などないのです。
「腕時計は体の一部なんだ」と主張する人もいますが、お風呂に入るときにはあっさり外してますよね。まぁ、そういうことです。
まとめ
実際に腕時計を着けたまま寝てみて、「邪魔である。というか絶対に必要ない」という結論に達しました。
知らない人を含めた複数人で寝る場合(旅客船の一番安いクラス)など、防犯面で不安がある場合には、着けたまま寝ることもあるでしょう。
しかし、自宅やホテルで腕時計を着けたまま寝るというのは、ちょっと考えられません。
必要ありませんし、邪魔ですし、痛いですし、汚れますし。
映画『ブルースブラザース』の主人公は寝るときもサウナに入るときも帽子とサングラスを着けていました。
「いや、邪魔でしょ。外せばいいのに」という感想は、そのまま腕時計を着けて寝る人にもいえそうです。
寝るときくらいは外しましょう。
以上、腕時計を着けたまま寝るメリット・デメリットでした。
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