この記事では「ずっと追越車線を走る車にイライラする理由」をイラストを交えて書いていきます。
高速道路で絶対に追越車線を譲らないクルマ、あれってなんなんでしょうね?
ずっと追越車線を走り続ける車
高速道路を運転しているとしばしば出くわすのが、絶対に追越車線を譲ろうとしない車です。
(追越車線を走り続けるのは「車両通行帯違反」です。やめましょう)
ある程度の速度で走ってくれていればいいのですが、たいてい遅いんですよね。
緩やかな上り坂になると露骨に減速しちゃったり……。
「どいてくれ!」と念じるのですが、念力が届いたことは1度もありません。
ああいう人はなにを考えているのでしょう。
ニュース番組の占いコーナーで「本日のラッキーポイントは追越車線です」とでもいわれたのでしょうか?
(そうでなきゃ説明がつかない)
だとしたら、とても迷惑なニュース番組です。
走行車線から抜かす?
追越車線を譲らない車がいるとき、わりと多くの人が左側(走行車線)からブチ抜いていきます。
抜かしてすぐに追越レーンに戻ると「追越し違反」となります。
いっぽうで、抜かしてそのまま走行車線を走り続ければ「追い抜き」であり、「追越し違反」には該当しないとする意見がありますが、果たしてどうでしょうね(屁理屈に聞こえる)。
個人的にはアウトな気もします。
なんにせよ、左から抜かすのは危険なのでやめておきましょう。
ずっと追走する
あるいは、執念深くずっと追走するドライバーもいます。相当ネチっこいタイプであり、私はこれに該当します。
とはいえ、執念の追走が実を結ぶことはほとんどありません。
追越車線大好きドライバーは、それくらいでは道を空けてくれないのです。
困ってしまいますね。「その速度なら走行車線でいいだろ」とつっこみたくなります。
最もイラっとする瞬間
いよいよこの記事の核心部分です。ここでもっともイラっとする瞬間が訪れます。
追越車線をノロノロ走るだけでもイラっとしますが、それ以上にイラっとするのです。
執念深く追走していると、ミラー越しに爆走してくる車が見えました。
イカつい顔つきをしたドイツの高級車・ベンツCクラスが、ものすごいスピードでこちらへ迫ってきます。
私は「ノロノロ走ってるのは私が悪いんじゃないですぜ。前にこんなヤツがいるんすよ、ホラ」と、走行車線に移動し、ベンツのドライバーから追越車線大好きくんが見えるようにします。
「ベンツの兄貴、やっちゃってくださいよ」と。
まぁみなさん想像がつくでしょうが……。
すぐ譲ります。3秒で譲るんです。
なにがムカつくって、「意外と後方を見てた」ということですよね。
先ほどまでこちらの存在を認識していながら、「国産大衆車だからアイツは無視」とかなんとか考えていたわけです。
それでベンツが来たとたんに「ヤベェ。譲ろう」と。
つまり、道を譲るかどうかを車で判断しているんですね。
これがなんとも頭に来るのです。マツダをバカにすんなよ!と思います(クリーンディーゼルやで!と)。
意外にも後方を確認していた
こちらとしては、サイドミラー、ルームミラーがすべて木っ端微塵に割れていると思っていたのです。
だから後方を確認できず、私の存在にも気づいていないのだ。この人が追越車線を譲らないのは仕方のないことなのだ、と。
でも、ベンツが現れた瞬間にスッと車線変更する。それもあっさり。
「お前、さっきまで頑固に追越車線走ってたやん!後方見えてたのかよ!」と叫びたい気分になります。
これが「追越車線をずっと走る車にイライラする理由」です。
たいていこれなので。たいていベンツかBMWかクラウンにしか道を譲らないので。
まとめ
追越車線を延々と走り続ける車は、すべての車に道を譲らないわけではありません。
なぜか高級車だけは例外なのです。なんでやねん、という話です。
まぁ、ベンツに便乗してちゃっかり追い越すわけですが。
ずっと追越車線を走り続けてきたのなら、たとえ黒塗りのベンツが現れようとも、そのポリシーを貫き通してほしいものですね。
「車で判断するんじゃないよ」と。
「お金持ちには屈するってどういう了見ですか」と。
以上、ずっと追越車線を走る車にイライラするワケ、でした。
(というわけでみなさんベンツを買いましょう!)