通勤や買い物のために運転をしている。でもあまり楽しくない。
どうせなら運転を好きになりたい。
そう感じている人に、運転を好きになるためのアドバイスをしたいと思います。
といっても方法は1つしかなくて、それはずばり、スポーツカーに乗ること。
運転を好きになりたいなら、スポーツカーを運転するのが一番の近道です。
スポーツカーほど運転していて楽しい車はありません。それは、スポーツカーが居住性や利便性を度外視して、走りだけに全エネルギーを注いで作られた車だからです。
後天的に運転を好きになれるのか
運転を好きになれるかどうかは人それぞれです。
どんなにポンコツの軽自動車を運転していても「楽しい」と思える人がいる一方で、どれだけ高級なクーペを運転しても「楽しくない」と感じる人がいます。
ラーメンを例に考えてみる
ラーメンを好きな人もいれば嫌いな人もいる。理屈どうこうの話ではありませんよね。
ラーメンが好きなヤツはもともと好きだし、嫌いなヤツは嫌い。
もしラーメン嫌いなヤツから「克服したいんだけど」という相談を受けたらどうしますか?
「じゃあ一番美味しいラーメン店を紹介するよ。それでダメならもう諦めな」といって、行きつけのラーメン店に案内するのではないでしょうか。
運転にもおなじことがいえます。
運転が好きじゃないのなら、運転が楽しい車(つまりスポーツカー)に乗ることをおすすめする。
それでダメなら、もう運転を好きになるのは難しいかもしれませんね。
ラーメン嫌いな人をラーメン好きにするのが難しいのとおなじように……。
スポーツカーの運転が楽しい理由
スポーツカーの運転が楽しい理由はシンプルで、「運転の楽しさ」を最優先に作られているからです。
ミニバンであれば居住性や積載性でしょうし、SUVであれば悪路走破性、セダンであれば静粛性や高級感など、それぞれの車にはそれぞれに求められているものがあります。
スポーツカーに求められているのは走る歓びです。
だから速くて、思い通りに曲がれて、エンジン音が気分を高めてくれるような車を作るわけですね。
どう考えたって運転が面白くないはずがありません。
もしスポーツカーを運転しても「楽しくないなぁ」と感じるのなら、それはもう根っからの「運転嫌い」あるいは「運転に興味がない人間」なのだと思います。
どう頑張ってもラーメンを好きになれないのといっしょです。運転を好きになるのは諦めたほうがいいでしょう。
もしマニュアル車も運転できる免許を持っているなら、MTのスポーツカーをおすすめしますよ。
スポーツカーに乗る方法
運転の楽しさに気づくためにはスポーツカーに乗るのが手っ取り早いという話でした。
では、具体的にどうすれば乗れるのかを書いていきます。
レンタカーで借りる
おすすめはレンタカーです。
お金に余裕があればポルシェを選んでほしいところですが、予算と相談して、国産のスポーツカーを借りるのもいいでしょう。
私が乗っているトヨタの86というスポーツカーも楽しい車なのでおすすめですよ。
家族や知人に借りる
身内や知り合いでスポーツカーに乗っている人がいれば、貸してもらうのもいいですね。
スバルWRXを所有している知人に運転させてもらったことがあります。
20分程度でしたが、それでもじゅうぶん楽しめました。
ただし、くれぐれもぶつけたり擦ったりしないように注意してください。関係がこじれてしまうかもしれませんので。
ディーラーで試乗する
ディーラーに行って試乗をさせてもらう手もあります。
私はこれまでにダイハツでコペンローブ、トヨタで86、ホンダでS660、マツダでロードスターなど、数々のスポーツカーを試乗させてもらいました。
ホンダを除いて営業スタッフが同乗しなかった(つまり1人で運転させてくれた)ので、気楽に乗れましたよ。
試乗後に見積もりをとってしまうと営業をかけられてしまうので、見積もりはとらずに退散するのがいいでしょう。
もちろん、気に入ったら買ってください。
まとめ
運転が楽しくない理由は2つ考えられます。
- そもそも運転という行為が嫌い
- 乗っている車が悪い
どちらなのかを明確にするためには、スポーツカーに乗るのが1番だというわけです。
スポーツカーに乗って「楽しい〜!」と思えたら、それは現在乗っている車がよろしくない証拠です。ぜひスポーツカーに乗り換えましょう。
もしスポーツカーに乗っても「ふーん、こんなもんか」という感じであれば、そもそも運転が好きではないのでしょうね。
好き嫌いの感情は理屈でどうこうなるものではないので、諦めるしかないと思います。
大丈夫ですよ、そのうち自動運転車が普及しますから。