クリープハイプのボーカル尾崎世界観は、だんだん高音が出せなくなってきているように感じます。
ネットで調べても「高い声が出ていない」という意見はないので、ひょっとすると私の気のせいかもしれません。
本人からしたら「うるせーうるせーうるせーうるせー余計なお世話だよ馬鹿」という話でしょうが、それでも思うところを書いてみたいと思います。
尾崎世界観は高い声が出なくなってきているのか
クリープハイプといえばハイトーンボイスで知られていますが、そのハイトーンボイスが以前ほど出せていないように感じます。
2016年発売の4thアルバム『世界観』あたりから、あまり高音を出していない印象を受けます(2016年に行ったライブでも出ていなかった)。
2018年発売5thアルバム『泣きたくなるほど嬉しい日々に』ではいっそう顕著に。
2013年発売のシングル『憂、燦々』とくらべても、地声に近い声の割合が多くなっていますね。
2013年6月21日に行われたライブ映像をおさめた『クリープハイプの窓ツアーファイナル中野サンプラザ』では、綺麗なハイトーンボイスが出ています。
「ハイトーンボイス」に限っていえば、このあたりがピークだったのかもしれません。
(個人的には『さっきの話』の歌声が大好きです)
声が出ないことに悩む
2016年に発売された9thシングル『破花』の初回限定版DVD(ドキュメント映像)のなかには、赤坂BLITZ公演前に声が出なくなり、苦悩するシーンが収録されています。
時期としては『世界観』と重なるため、やはりこのころから声に異変が出てきていたのでしょう。
またエッセイ『苦汁100%』からも、声が出ずに苦しんでいる様子が窺えます。
優しさからか、クリープハイプのファンは「最近高い声が出ていない」などと指摘することはないものの、以前と比較して、尾崎世界観のハイトーンボイスに翳りが見えているのはまちがいないかと思います。
声帯は衰える
一般的に、声帯の筋肉は加齢とともに衰えていきます。声帯の筋肉が落ちると、高音を出しにくくなります。
尾崎世界観は2019年現在まだ30代であり、またミュージシャンとして普段から声を出しているため、高音が出ない原因を加齢に見出すのは難しいかもしれませんが、それでも「無関係」ではないかと思います。
「ギリギリ絞り出している声」であれば、ちょっとした筋肉の変化で影響を受けることもじゅうぶん考えられます。
個人的な感想
尾崎世界観の声について書きました。
『泣きたくなるほど嬉しい日々に』に収録された曲も好きですが、あまり聴いていません。どうしても高音が出ている過去の曲を選んでしまいます。
「以前に比べて高い声が出ていない」という意見がネットで見つけられなかったため、ファンがどう思っているのかはわかりませんが、個人的には高音が出ないことを残念に思います。
本人曰く「変な声」
ただし尾崎世界観本人は自分の歌声を「変な声」だと思っているようなので、かつてのようなハイトーンボイスに固執しているのかどうかは不明です。
本人にとってはいまの歌声でも問題ないのかもしれません。
個人的にはその「変な声」が好きなので、また以前のような歌声が聴けれるといいなぁと思うのですが。
以上、余計なお世話でした。